こんにちは、たけむぅです♪
そう、皆さんご存知今年は戌年です
多くのバルーンアーティストは
とあることに、恐怖していました
それはいったい何だと思いますか?w
そう、それは・・・
オリジナルのデザインで
イヌをどうやって表現したらよいか
ということです(笑)
そりゃもー犬なんてもんは
世界中の人が考えてますからね
これだけ世の中に既存のデザインが溢れる中で
オリジナルのデザインを考えることはとても大変なのです
だからデザイナーを表記することは、
とても重要だと考えています
前回、練習会で1月だから犬や獅子舞をつくった記事をあげました
こちらの写真、よーくご覧ください。
「Design:BalloonArtist Haru」と記載してありますよね
そう。
これははるちゃんがデザインした犬という意味で、
はるちゃんとたけむーがそれぞれ一匹ずつ作った
という意味なのですね
こういう風に記載しておかないと、
一般の人はまるで「たけむぅーが作った」と思っちゃいますからね
別に仲良しアピールじゃないですよ
さて、
■今回は…
・再現のアートについて
・バルーンアートの2つの側面
・犬をどうやってデザインしたか?
・バルーンアートの課題とは?
について、お話しします
■再現のアートについて
バルーンアートにはいろんな側面があります
その中で、
「バルーンアートは”再現のアート”である」という人がいます
それは、つまりどういうことかというと・・・
「風船という、一般的には使わないものを道具や物を使って、
既存のものを再現するアート」という意味です
例えば、次のようなものがあげられます
ストローで作る昆虫たち
すっごくかわいいですね
すっごいですね!(笑)
まさか、稲でスターウォーズの世界を作るなんて
これはほんとびっくりです
風船も同じです
まさか風船でそんなもの
作っちゃうなんて
っていう驚きと感動が
「アート」の醍醐味なのです
それに感銘を受けた人が、
自分もやってみたい!
とマネするようになります
そして、
他の人が新しいものを模倣したり、
自らデザインしたものを表現したりするようになるわけですね
ミカンの皮アートもなかなか面白いですね
■バルーンアートの2つの側面
さてさて、
バルーンアートの歴史も
まさにこの通りです
記載したとおり、
バルーンアートには
いくつかの仕事ジャンルがありますが、
パフォーマンス以外の分野においては、
①新しいものを新しい技術で再現ししていくパターン
②自らデザインしたもので表現していくパターン
があり、二つが混在している
という状況であるわけですね
単純に、突き詰めればどっちもすごい
①と②は相乗効果で高められていけばいいと思います
ここからデザインのお話に移りたいと思います
前回、盗作ってなんだろうに記載しましたが、
創造性を伴うものには
著作権が発生します
つまり、①の場合は本来的に、
対象物は著作権のないものや、
著作者が著作権を放棄したもの、
である必要があります
但し
著作者に許可を得て
使用する場合や容認する場合は
問題ありません
そして、②の場合、
当然、著作権侵害に
該当しないよう細心の注意を払い
デザインを行う必要があります
なんだかめんどくさいですよね!
では、なぜそんなにめんどくさいルールがあるのでしょうか?
答えは単純です
自分で一からデザインするのはすっごく大変だからです(笑)
■犬をどうやってデザインしたか?
冒頭でも言った通り、
我々は戌年に恐怖し悩みました
バルーンアート界隈で神とも称される、
最もポピュラーな
上記右のイラストのような犬
これをはじめとし、
世界中が作りたおした犬を超える
オリジナリティあふれる犬のデザインを
どうやって考えたらよいのか?
ということを・・・・
私も当然悩みました・・・
そして生まれたのが
こちらです。
これは、私のオリジナル作品であるウサギ
↑この子の顔を基盤として、
いかにバランスを調節し犬に近づけるか?と工夫しました
つまり、アプローチとして・・・
「オリジナリティが高く、一般には再現しにくい製造過程の延長線上にあるものは
おそらくオリジナル作品である可能性が高い」
という発想です
そして、このウサギ自体はそもそも
ディズニー・シーのキャラクター
“ステラ・ルー”を再現しようとした時に
ちょっと違うけどこれはこれでかわいいな・・・
と、生まれたものです
これが先ほどお話ししていた、
①と②の相乗効果というやつですね
そして、はるちゃんがデザインした犬は、
実は私のイヌと、
練習会で他のアーティストさんが作っていた基盤を融合させ
更に、はるちゃんが独自に
色や構成を加えてデザインしたものです
さすがこの若さでドレス部門全国3位ですね!!!
さらに、他の参加者が二つの作品を縦に重ねる
という発想でかわいく写真をとってくれました
このようにデザインと技術をそれぞれ融合させて
オリジナル作品というのは生まれてくるわけです
■バルーンアートの課題とは?
ちなみに、バルーンアートの課題としては、
①は多くの場合、風船に置き換える段階で
風船の特性がプラスされ、オリジナルのように見えやすく
本来は①であるにも関わらず②と見えやすい。
というところです
②と言ってしまえば①のように
著作者に許可とる必要もないですしね
正直ピンタレスト検索したらわかるんですけど、
そこまで追求するのもめんどくさいですし、
これは品格とかモラルとかの問題だと思います
まぁ、②と言ってしまう気持ちもわからなくもありません。
①は技術が普及すればするほど
価値がなくなってくるものです
書いた通りです
ただ私が言いたいのは、
自分で考えるのは確かに大変ですが・・・
本当にかわいいと思える自分だけの作品ができたとき。
そしてそれをみんなが喜んでくれたとき・・・
その喜びはかけがえのないものになりますよ!!
ぜひ、自分のデザインもチャレンジしてみてください
それでは!たけむぅーでした。
※今回の記事は、作品を作るという視点にたってお話ししました。
パフォーマンスアートやコミュニケーションアートの分野では
また少し解釈の違う点が在る(目的が違うため)と思いますのでご注意を。
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イベントに信頼できるバルーンアーティストを呼びたい方はこちら
https://t-amusefactory.wixsite.com/balloon/event
イベントでバルーンアートを効果的に活用するためのコツ
https://ameblo.jp/v-asobokai/entry-12341418908.html
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