「音浴博物館」で聴いたり「JazzCafeMellowTone」でリクエストしたりと気になっていた、弱冠22歳、ハービー・ハンコックのブルーノート初のリーダーアルバム『TAKIN'OFF』を手に入れた。
前にも紹介したが、このジャケットのピアノは「ジャズバーRONDO」の看板にも使用されている。
主なパーソネルは、ピアノがハービー・ハンコック。
テナーサックスがデクスター・ゴードン。
そしてトランペットが、何とフレディ・ハバード。
フレディ・ハバードはいろいろな所に顔を出しているな。
オープニング1曲目は「ウォーターメロン・マン」。
スイカ男?
まぁスイカ売りの事らしい。
ノリノリのナンバー。
カバー曲は無く、全てハービー・ハンコックのオリジナル曲で締められている。
ファンキー・ジャズと言うのだろうか?
よく聴いている少し前のハード・バップより、また違った演奏が楽しめる。
そして、とても聴きやすい。
個人的にはフレディ・ハバードのトランペットに耳が行ってしまうが、テナーサックスのデクスター・ゴードンの演奏が良い!
ハービー・ハンコックのピアノもとても個性的だ。
その手腕を買われてか、この後すぐにマイルス・デイヴィスのグループに参加する事になる。
1962年にリリースされたこのアルバム。
ビートルズがデビューした年で、ジョン・レノンと同い年。
現在もジャズシーンで活躍しているレジェンドだ。
さぁ今夜は、このアルバムを聴きながら、1発じゃなかった1杯やろうかな?
よろしく頼むぜ!