ビル・エヴァンスのモントルー・ジャズ・フェスティバルでの演奏を収録したライブアルバム「Bill Evans At The Montreux Jazz Festival」を購入した。
通称「お城のエヴァンス」。
司会のアナウンスから始まる1曲目から、お馴染みの「ナーディス」、「愛するポーギー」、「いつか王子様が」なども聴ける。
ビル・エヴァンスのライブアルバムは「Waltz for Debby」と「Sunday at the Village Vanguard」を所有しているが、この「Montreux Jazz Festival」は、上記2枚のヴィレッジ・ヴァンガードの閑散としたライブの雰囲気とは違い、ソロパートが終わる度に鳴る最大な拍手と、アグレッシブな演奏が楽しめる。
特に「いつか王子様が」の演奏が素晴らしい。
アンコールの演奏を求めるかの様な手拍子が湧き起こる。
ピアノソロでの演奏もあり、トリオとは違う素晴らしさを感じた。
当時、下火になっていたこのフェスティバルだが、ビル・エヴァンスの出演がきっかけで盛り返し、世界三大ジャズフェスティバルとして現在も続いているジャズイベントだ。
グラミー賞も受賞したこのアルバム。
さぁ今夜は、ビル・エヴァンスを聴きながら一発じゃなかった、一杯やろうかな?
よろしく頼むぜ!