(Nothing But) Flowers / Talking Heads | 音楽見聞録

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単なるリスナーが好きな音楽について勝手きままに書き散らかし。
CDレビュー中心のつもりが、映画や書籍など他の話題も。

Talking Heads(トーキング・ヘッズ)のMVのお話。

これがまさかラストになるとは思わなかった1988年のアルバム「Naked」
実はこのアルバム発表直後に既にバンドは解散していたが
それが公になるのは数年後という状況

相変わらずワールドワイドな印象の楽曲で構成されているこのアルバム、「Blind」も大好きなのですが何といっても「(Nothing But) Flowers」がお気に入りです。

で、ついこの間初めてこの曲のMV(Official Video)を見たのですが驚き!(何十年経ってんだよ、というはなしですが)

冒頭、曲が始まってメンバー一人づつのアップが映されて行きます。クリス・フランツ、ティナ・ウェイマス、ジェリー・ハリスン、で黒人パーカッショニストを挟んでディヴィッド・バーン。
ここまでは普通です。

バーンの次にアップになる女性、なんとカースティ・マッコール!ですよ。でのその次にスミスのジョニー・マー!あーなんて豪華!!

この時期、スミスは解散後に出したライブアルバム「Rank」が好セールス中だし、カースティマッコールも愛すべき作品
「Kite」(このアルバム、本当に好きなんです)が1989年発表なので、正に二人とも旬の時期(カースティはその後2000年
にダイビング中の不慮の事故で亡くなってしまいます、、)と言えるでしょう。

この御贔屓のお二人の姿を一緒に見ることが出来るなんて、、、
あ~いま迄何十年も知りませんでした。

 

 

二人は演奏シーンにも加わっていてジョニー・マーなんてリッケンバッカーをかき鳴らしています。思わずにやけてしまう。

ヘッズと言えば1980年のアルバム「Remain in Light」と収録曲「Once in a lifetime」はやはり屹立した印象があります。新しいものを作ろうという気概を感じます。