最近のBeatlesセッションで弾いた曲とか・・・ | 音楽見聞録

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単なるリスナーが好きな音楽について勝手きままに書き散らかし。
CDレビュー中心のつもりが、映画や書籍など他の話題も。

またまた、最近のビートルズ系セッション会で弾いた曲など・・・なのですが、いよいよ新曲(初めて弾く曲)が少なくなって参りました・・・そりゃそうですよね・・・

1) Let It Be
2) Ask Me Why
3) I'll Cry Instead
4) I Want You(She's So Heavy)
5) And Your Bird Can Sing
6) I,m Happy Just To Dance With You
7) I Should Have Known Better
8) Michelle
9) Girl

10) Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey

 
あとは~・・・と言うより、何を弾いたか忘れてしまいます。メモでもとっておかないとこの企画は無理がありますな。

1)超有名曲。確か日本では一番人気だったかと。

ベースは明らかにポールのフレーズじゃないベースです。
ギタリストが弾いたベースラインとでもいうのか。。。
あまり印象には残りませんがソツなくこなしている感じのベースです。
実はコレ、まだ、きっちりとはコピーしていません。

2)この曲はあまり縁のない1stアルバムにあって最高の完成度を誇る曲だろう!と勝手に思ってます。
楽曲としてクオリティ・ランクが明らかに上です。(バーンスタインもこの曲を評価していたとか。)
ベースは6~9フレットあたりを中心に運指を考えてみたのですが、途中4ビートっぽいパターンが出て来たり、またもや繰り返しが無い等、結構ややこしいです。

基本的な形は単純でありながらも随所に工夫されたベースラインだと感じます。

・・・しかし、自分は本当に「ロックンロール」に縁がありません・・・

昔からそうなのですが、これだけは全然身体に入ってこない。
通り過ぎて行ってしまう。ブルースは好きなのになあ。なぜでしょうか。
なぜか「ロックンロール」はダメなのです。

決まりきった12小節に乗れないというか。ブルースみたいには展開できない枠の窮屈さも感じてしまいます。

演っていて面白く感じないのが致命的かもしれません。己の器がまだまだ小さいかな。。。

ロックンロールは多くのビートル・プレイヤーの共通言語だったりするので、なんか大きく疎外感を感じるところです。

こんな理由でいわゆるロックンロールしていた初期の多くの曲やBBC録音時代には極めて弱く、また、縁遠いのです。

3)カッコ良い曲です。演奏する際にリズムは8ビートではなく、16で意識すると更に曲に勢いが出ます。

どこかカントリーっぽくありながら、でもやっぱりロックだという。ジョンの声かな。

4)アルバム「アビーロード」の中で、これまで唯一コピーを避けていた曲です。

深い理由はなく、なんとなくだったのですが。

アルバムの中でもやや毛色の異なる曲だと思います。
前回の記事に書いたようにこの曲には「Let It Be」のアルバム同様にいわゆるセッション・プレイ的な感覚を感じてしまったからかもしれません。

今回、初めてコピーしてみました。なかなか長い曲です。最後のリフレインはもう一々音はとっていません。
ポールのプレイは、やや手癖感がありつつも、高音弦でのチョーキングを入れたり、色々なパターンを混ぜて単調にならないように作られています。
ベンチャーズでお馴染みのテケテケを使う箇所が複数ありますが、これを入れるタイミングが難しいです~

5)これまた良い曲です。曲中、あちこちに出てくる付点のリズムをきっちりと正確に弾くことが曲にスピード感を与えるコツかと思います。相変わらず同じフレーズは繰り返しませんね、、、
しかし、この時代にツインリードとは。、、、色々と先取りしてましたねビートルズは。  

6)ジョージの歌唱曲。曲はジョンでしょうか。ベースはほぼずっと8で切れ目なく刻んでいて忙しない。
で、この曲のキモは、その全てを「ダウンピッキング」で弾ききった方が感じが出るということでしょう。初期はそういうタイプの曲が多いような気がします。
頑張りましょう。疲れるけど、、、曲は短いから。

7)この曲も好きです。淡々と流れる心地よいリズムが基調にあって、なんか落ち着く。名曲。

8)この曲はとにかく音を間違えないように弾かないと。

かなり複雑なコード進行です。全体的に楽器の音数は少なく、ベースも一音一音がコードを構成するのに必要な音なので間違えるとコード感を崩すし、とにかくミスが目立つ曲です。

緊張して演奏せよ。

9)弾くのには特に問題はなさそうな。休符をきっちり切りましょう。
「音価」はとにかく大切です。結構リズムがパターン化してますが、たま~にパターンから外れる小節があるので要注意です。

 

10)ビートルズのセッションではなかなか演奏する機会のない曲の一つかもしれません。

この曲と4)はチャック近藤さんとご一緒でした。好きな曲です。短い曲ですがポールのベースは粋なリフで曲を盛り上げています。ミュートのかけ方が重要かもしれません。モコモコした音のベースだと雰囲気が出ないかも。

 

セッションではたまに店にあるベースも使わせてもらいます。
本当は常に自分の楽器で演奏したいのですが、重いし、嵩張るし運搬が困難な時もあり、毎回は無理なのでその時は店の楽器を借ります。

 

べースも店により複数本あります。

確実にビートルズ・セッションのある店だと、割とヘフナー・タイプの楽器があり、それにはフラットワウンドのつるつる弦が貼ってある場合が多いのです。

初期サウンドにはこれが適しているのでしょう。が、普段はラウンドワウンドしか使っていない私のような人間には、いや~左手が滑る滑る。スイスイ滑ります。今、どのフレット押さえてんだ!ってくらいに。
皆さん使いこなしていてすごいです。

あとはプレジションタイプのものやショートスケールまでいかなくてもやや短いミドルスケールののものとか、ストラップ・ピンの位置が微妙に異なるもの(12フレット近辺ではないもの)とか。

私の場合、慣れていない楽器で弾くと、結構フレットを間違えることがあります。
演奏時にフレットはあまり見ないのですが、いつもの感覚で弾いていると、違うフレットを押さえていることがあり慌てます。

それにストラップの長さも結構重要なので、、、

 

あまり調整されていない弦高のやたら高いベース・・・・ハイポジション弾いてると見事に空振りします・・・・無残・・・・

 

でも、あれこれ文句言ってる時点で修行が足りてない証拠です。。。

ホワイトアルバムについては「レボ9」以外は一応コピーしたので、まだ演奏出来ていない曲も結構ストックがあります。サージェントとマジカルもそんなには演らないかも。

セッションとは言え、やらない曲ってホントやらないもんですね。

 

最近行ったお店には重鎮としてベーシストの伊藤久之さん(通称Chakiさん)が常駐(なのか?)。

矢沢永吉バンドのメンバーとして武道館、後楽園、名古屋球場でのライブにも参加されていたベーシストです。

畏れ多くも眼前で下手なベースを弾くという暴挙・・・・

今度、ベース教えてください!とお願いしたけど、教えて頂けるだろうか。ダメ出しして欲しい。