本屋の閉店に思う | 音楽見聞録

音楽見聞録

単なるリスナーが好きな音楽について勝手きままに書き散らかし。
CDレビュー中心のつもりが、映画や書籍など他の話題も。

池袋の西武にある大型書店のリブロが閉店するというニュースがありました。
売上では全国ベスト20に入っている書店です。

撤退の理由はよくわかりませんが、すぐ近くに外部からは入りやすい、これまた大型書店のジュンク堂があることや、池袋西武のテナント料も相当高いであろうことも関係しているのだろうと思われます。

ただ、池袋西武自体は高層階にあるリブロによる集客も大きなウェイトを占めていたのではないかと想像します。

書店離れが大きいのでしょうか。町の小さな書店も閉店が続いているようです。
今の時代、書籍はネットで簡単に購入できます。

ネットでの購入の際、ユーザ評価などを見て判断する人も多いようです。
どこの誰が書いたともわからない書評や評価(私のブログも同じようなものです)に左右されて素晴らしい本との邂逅を逃しているのだとすれば残念なことです。

ネットが普及する前はもちろん書店しかありません。山と積まれた本の中から自分の嗅覚だけを頼りに一冊の本に辿りつく。これも読書の醍醐味の一つではないでしょうか・・・
本屋好き、本好きの人には自身の直感を信じるなんともゴージャスな時間ですよね。

音楽も同じことが言えますかね。
その昔は実際の音が確認できない分、更に嗅覚が研ぎ澄まされて行きました。その昔、西新宿の輸入盤店でレコードを漁り、ジャケットの印象や裏ジャケに書かれた少ない情報(録音年、使用楽器など)から音像を想像し、幾度も失敗を重ねました。
その結果、具体的に説明することは難しいのですが一種の六感のようなものを身に付けたと思います。

今は先にyou tubeなどでもいとも簡単に音楽を聴けてしまうのでこのような経験は出来なくなってしまいました。時代と言えばそれまでですが探す勘は鈍るでしょうね。

読書に話を戻しますと、学生自体、教師に、読書は人生を豊かにする。これからの一生でどんな本を読んで行くか、自分の授業では是非その指針を学んで欲しいと教育を受けました。

それが活かされているかはなはだ不安ではありますが30年以上経過した今でも読書が人生の大切な一部であることは間違いありません。

遠からずあちらでお会いした際に恥ずかしくない報告ができると良いのですが。

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