た~まに書く薬の話です。あちこち調子が悪いので段々とこういう話題には詳しくなっていきます。
人間ドックを受けるとあまりの指摘の多さにいつもひるんでしまいます。
健康な人にはつまらないよ~。ちっとも音楽的要素は出てこない話なので興味の無い方はしっかり飛ばして下さいませ。
さて、薬って飲むと大抵は効きますよね。
でも服用した後、実際にはいつどこの時点から効き始めているかなんてなかなか分からないと思います。
が、先日、初めて効き始めの瞬間を経験したようなので報告します。これって珍しいのか?少なくとも私は初めての体験でした。
その薬、アルプラゾラム剤(要するにベンゾジアゼピン系のマイナートランキライザーです!)なんですが、実は頓服し始めてかれこれ10年以上になる薬です。(ムード・スタビライザー的な役割の頓服なんで今のところ習慣性は出ていないと思います。飲めばまだそれなりに効くしね。)
この薬の作用機序は脳の神経受容体GABA-Aベンゾジアゼピン受容体に結合することでClイオンチャネルを開口し、神経系の興奮に対して抑制的な方向で作用するというものです。
服用後は大脳辺縁系(海馬、扁桃体など、主に間脳視床下部)の神経系の興奮の頻度を減少させ、効果を示す、という脳に直接作用するタイプのものです。
これまで服用して確かに緩やかな効き目は実感してました。もちろん、あれ?いつの間にか効いてるや!って感じです。
面白かったので報告します。
その日の夜、服用してしばらく横になってとりあえず何も考えず頭を空にして、何を思ったかなんとなく頭の状態を客観的に観察してました(ヒマですよね・・・)
そうしたところ約10~20分経った頃でしょうか、脳の中心からじわじわっと膜が広がり始めました。あれ何じゃこりゃ~?やがて、それが脳をすっぽりと包んで行くような感覚をそれこそリアルタイムに体験しました。
脳が包まれると同時に自分の判断力や記憶力が少しづつ失われていくような不思議な感覚。
脳の上に何かを一枚かぶせられて思考がそれ越しに行われているような気分です。そしてこれがまたすごく人工的に引き起こされた匂いがして、正に脳の活動を無理に停止させられているような感覚でした。
さすがにおおお?となりましたねえ。これまでこんな事をリアルタイムで感じた事がなかったんで、コレが効き始めの状態なのか?こうやって効くのか?と驚き半分興味半分でした。
普段は効いた後に「ああ、なんだか効いてるよなあ~」と思うだけだったので、新鮮(?)でありかつ、「ああ、効いた後の脳の状態って服用前とこんなにも違うのか」という客観的な印象も強く持ちました。
こんなにも状態が違うのに「移行」にいつも気づかなかったなんてねえ。人間なんてそんなもの?
なんででしょう?やっぱり本来持っているべき何かを感じ取る鋭敏な感覚が衰えているのかな、と。
・・・いえ、ただこれだけの話なんですけどね。薬、怖くもあり、効果的でもあり・・・