- HEROES / ヒーローズ Vol.1
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米国のTVシリーズ、実は見たのはこれが初めてです。ツイン・ピークスも24も見たことがありません。題材がSFドラマという事でついつい手にした結果、結局、第一部全23話を見てしまいました。
ここでストーリーを語ってしまうのも野暮なので感想を少しだけ。
とにかく登場人物が多くてカットバックで色々な人間たちのストーリーが平行して語られていきます。中には消化不良のまま終わってしまっているエピソードもありますがそれは第2部への布石なんでしょうか?
超能力者だけでも一体何人出てくるんだろうか・・・
HEROESに登場する特殊能力者(超能力者)は決して万人にとってのヒーローという訳ではありません。自分の力に悩んだり、必死になって力を隠したり、環境におしつぶされてしまったりと決してスーパーマン的存在ではありません。力の使い方もうまくコントロールできる者は少数で、ましてやその力を人のために役立てようなんて本当のヒーロー然とした登場人物はほとんどいません。
ただ、みながそれぞれ特定の誰かにとってのヒーローであることは間違いない。それは能力の有無にかかわらず。
最初はあまり話のテンポが良いとは言えず、とにかく伏線の山々、と言った印象でした。が、15話あたりからのたたみかけるような怒濤の展開は素晴らしいと思います。SF好きにはたまらない各種設定もなかなかのものです。
もう一つ重要なポイントは善悪の描き方でしょうか。この作品では善悪の立ち位置が非常~に曖昧です。紙一重でどちらへも転がってしまう人間のもろさがひしひしと伝わってきます。このあたりもこれまでにない新鮮な感覚です。
第2部はどうなのかな?恐らく見てしまうことになりそうです。第1部できれいに終わってくれても良かったかもしれません。が、決着のついていない人々もいるので微妙な所です。