- ダイアリー/国府弘子
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1. ゴーイング,ゴーイング・オン
2. リマインド・ミー
3. ドライヴ・マイ・カー
4. ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ
5. タルカス:噴火~ストーンズ・オブ・イヤーズ
6. サンセット・ビーチ
7. アイ・ドゥ・ホワット・アイ・ウォント
8. アプレ・ラムール(ミッシング・ユー)
9. シティ・オブ・エンジェルス
1998年発売の国府弘子のアルバム「ダイアリー」
国府弘子はピアニスト 兼 作曲家 兼 アレンジャーで、主たるフィールドはジャズ・フュージョン畑ですが、クラッシックはもちろんのこと、ラテンやブラジル系の音楽にも精通しています。コアなファンも多い方ですね。
このアルバムはゲスト・ヴォーカルで杏里が加わっていることなど色々話題はあります。
1曲目の「Going Going On」からホント素晴らしい曲!が、このアルバムには何と言っても5曲目にELPの「TARKUS」から「ERUPTION~STONES OF YEARS」が収録されているのが目玉!(すいません、勝手に目玉にしています。)
いや、このタルカスは凄いですよ。基本的にはこのアルバムは国府弘子(P)、八尋洋一(B)、村石雅行(Dr)の3ピース・バンドで演奏されていますが、ベースもドラムもかなりのテクニシャンなので「タルカス」の料理の仕方も半端じゃない。単にジャズ風なアレンジに流されるわけではなくプログレのパーカッシヴこの上ない原曲にピアノ1台で忠実に真っ向勝負した!という印象があります。
オリジナルのイントロに続くお馴染みのフレーズ!いやあ~背中が凝りそうな熱いプレイです。
どうしてこの曲が収録されることになったか?
経緯はジャケット内に彼女自身の説明があるとおり。それまで全く親交も無く、その音楽を聴いたこともなかったキース・エマーソンが彼女のサンタ・モニカでのライブに現れ、(2ショット写真もしっかり掲載されてます)それがきっかけで「Tarkus」を聴き「ふるえるほど感動した」彼女がメンバーの2人に相談したところ「また今ごろになってとんでもない曲みつけちゃって!とあきれながら、うれしそうだった。」からだそうです。(「 」内は内ジャケより引用です)
この録音メンバーの「あきれながら、うれしそう」という部分がミソで、要するに3人とも原曲を感動を持って理解した上で展開されたプレイなので必然性と説得力がある仕上がりになっているのだと思う。
ビートルズのカバー2曲も楽しい仕上がり。
キース・エマーソンに何か感じるところがあったのでしょうね。それにしてもこの人の懐の広さはスゴイと思う。