食べ物の写真を撮ってソーシャルメディアに載せることは、人々の食生活を改善する鍵となる可能性があることが、オーストラリアの多―ティン大学の研究で明らかになり、2024年5月の「The American Journal of Nutrition」に研究成果が発表されました。
この研究は、平均年齢32歳で、平均BMIが26の成人152人を対象に、朝食、昼食、夕食の写真をSNSにアップしてもらうように依頼したグループと、写真をアップせずに、後日食事の内容を思い出してもらうグループの違いを分析しました。
その結果、 食べたものを写真に撮ったグループの栄養摂取の正確さは、食べたものを思い出すように依頼された参加者よりもはるかに高いことがわかりました。 この結果は、治療のために食事日誌を書いてもらうよりも、写真を撮ってもらう方が正確だということが判明しています。さらに治療する側も、食事日誌を入力して管理するよりも、AIによる写真の解析で食事の状態がわかりやすく、管理もしやすいということです。
さらに研究チームは、今後研究が進み、技術が進歩するにつれて、人々が何を食べているかをより正確に把握できるだけでなく、より健康的な食事をしたい人に対して、より正確な食事アドバイスを提供する手段も開発できる可能性があると期待を述べています。
【出典】 Clare Whitton, Clare E Collins, Barbara A Mullan, Megan E Rollo, Satvinder S Dhaliwal, Richard Norman, Carol J Boushey, Edward J Delp, Fengqing Zhu, Tracy A McCaffrey, Sharon I Kirkpatrick, Christina M Pollard, Janelle D Healy, Amira Hassan, Shivangi Garg, Paul Atyeo, Syed Aqif Mukhtar, Deborah A Kerr. Accuracy of energy and nutrient intake estimation versus observed intake using 4 technology-assisted dietary assessment methods: a randomized crossover feeding study. The American Journal of Clinical Nutrition, 2024; DOI: 10.1016/j.ajcnut.2024.04.030
