緑茶カテキンは腸の健康を促進し、血糖値を下げ、メタボリックシンドロームのリスクを軽減する可能性があることが米国オハイオ州立大学の研究で明らかになり、2022年7月の「Current Developments in Nutrition」に掲載されました。
この研究は、メタボリックシンドロームの成人21人と、健康な成人19人の合計40人が参加し、カテキンが豊富な緑茶抽出物を含むグミ菓子と緑茶カテキンを含まないプラセボのグミ菓子をそれぞれ28日間摂取してもらいました。一日のカテキンの摂取量は緑茶5杯分に相当します。
結果は、プラセボを摂取した後のレベルと比較して、緑茶抽出物を摂取した後のすべての参加者の空腹時血糖値が有意に低いことを示しました。また緑茶グミを摂取したグループでは腸の炎症レベルが低下していることが、糞便サンプル中の炎症誘発性タンパク質の減少として確認されました。また尿サンプルを分析した結果、緑茶を摂取した場合に参加者の小腸の透過性が減少して腸内細菌および関連する有毒化合物が血流に入るリスクを下げて、慢性炎症を予防する(「リーキーガット」予防)効果が期待できるということです。
結果は、プラセボを摂取した後のレベルと比較して、緑茶抽出物を摂取した後のすべての参加者の空腹時血糖値が有意に低いことを示しました。また緑茶グミを摂取したグループでは腸の炎症レベルが低下していることが、糞便サンプル中の炎症誘発性タンパク質の減少として確認されました。また尿サンプルを分析した結果、緑茶を摂取した場合に参加者の小腸の透過性が減少して腸内細菌および関連する有毒化合物が血流に入るリスクを下げて、慢性炎症を予防する(「リーキーガット」予防)効果が期待できるということです。
この結果について研究者は、過去の研究では緑茶の摂取量が多いほど、コレステロール、グルコース、トリグリセリドのレベルが低くなるという多くの研究結果が発表されている一方で、腸での緑茶カテキンの利点を健康要因と関連付けた研究はなく、予想外の結果だったと述べ、緑茶カテキンは血糖値の安定や腸の健康に有益である可能性が高いことを指摘しています。
【出典】Joanna Hodges, Min Zeng, Sisi Cao, Avinash Pokala, Shahabbedin Rezaei, Geoffrey Sasaki, Yael Vodovotz, Richard Bruno. Catechin-Rich Green Tea Extract Reduced Intestinal Inflammation and Fasting Glucose in Metabolic Syndrome and Healthy Adults: A Randomized, Controlled, Crossover Trial. Current Developments in Nutrition, 2022; 6 (Supplement_1): 981 DOI: 10.1093/cdn/nzac068.010
