ストレス低下に野菜と果物を
 
野菜と果物の摂取量が多い人は、摂取量が少ない人よりもストレスが少ないことがわかりました。
この研究は、オーストラリアのエディスコ―ワン大学によるもので、2021年4月の「Clinical Nutrition」で紹介されました。
この研究は、オーストラリア人の果物と野菜の摂取量とストレスレベルの関係を調べるために行われたもので、25歳~90歳までの8600人を対象に、 糖尿病、肥満、ライフスタイルの関係について分析しました。
 
その結果、 毎日少なくとも470グラムの果物と野菜を食べたグループが、230グラム未満しか消費しなかったグループよりもストレスレベルが10%低いことが明らかになりました。世界保健機関(WHO)は、1日あたり少なくとも400グラムの果物と野菜を食べることを推奨しています。
この結果について研究者は、強いストレスに長期間さらされ続けることは、心臓病、糖尿病、うつ病、不安症などのさまざまな健康問題を引き起こす可能性があり、ストレスを軽減するために、手軽にできる方法として、野菜や果物を積極的に食生活に取り入れることが重要であると述べています。
【出典】 Simone Radavelli-Bagatini, Lauren C. Blekkenhorst, Marc Sim, Richard L. Prince, Nicola P. Bondonno, Catherine P. Bondonno, Richard Woodman, Reindolf Anokye, James Dimmock, Ben Jackson, Leesa Costello, Amanda Devine, Mandy J. Stanley, Joanne M. Dickson, Dianna J. Magliano, Jonathan E. Shaw, Robin M. Daly, Jonathan M. Hodgson, Joshua R. Lewis. Fruit and vegetable intake is inversely associated with perceived stress across the adult lifespan. Clinical Nutrition, 2021; 40 (5): 2860 DOI: 10.1016/j.clnu.2021.03.043