ハワイ周辺のアホウドリの胃袋から見つかったプラスティックゴミの破片
Credit: Jacob González Solís, UB-IRBio

バルセロナ周辺のカタロニアの海岸に生息するカモメなどの海鳥の約70%が、海に浮遊しているプラスティックゴミの破片などを飲み込んでしまっており、中でもミズナギドリという鳥の94%が、プラスティックのゴミを食べてしまっていたことが明らかになり、バルセロナ大学が2014年5月に発表しました。

カモメ、カツオドリ、アホウドリ、ミズナギドリたちは、魚、プランクトン、クラゲなどの軟体動物を食べるため、キラキラ光るプラスティックの破片が、海藻やプランクトンと絡み合っている様子が、エサに似ているので、誤って飲み込んでしまうことが非常に多く、それによって、胃袋が傷ついて潰瘍ができたり、感染症を起こして死んでしまうケースが増加しているそうです。特に親からプラスティックの破片を口移しでもらってしまったヒナ鳥が犠牲になることが多いということです。

人間が捨てたプラスティックゴミが、食物連鎖の中で、鳥たちの命を脅かしているのです!

研究者たちは「海はゴミ箱ではない」ということを自覚して、海鳥たちの命を守ってほしいと述べています。

Universidad de Barcelona. "Plastic pollution: Another threat for seabirds.", 13 May 2014.