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高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、
北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。

2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。

全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも、全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。

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10月6日(日)

 

 

 思い内にあれば色外に現る
SCHOLĒ通信235号 R6.10.6.Sun.


レバノンでの戦闘が激化しています。

ニュースやスマホの画面に流れてくる悲惨な情報を見るたび、心底、戦争がなくなればいい、と願います。

 

でも、平和とは、戦争がないこと、とはまた意味が違います。この世の中で、戦争が “最も” 悲惨な悲しみというわけではなくて、戦争のない日本でも、生きていればそれぞれに、理不尽なことはあるし、悲しいことは、あります。

 
スラム街の子どもに比べたら、とか、被災地に比べたら、とか、悲しみの比較で自分や誰かを追い詰めることほどしんどいことはありません。

 

もちろん、「こんなことで悲しんではいられない!」と奮起し頑張れる人も居ると思います。でも本来、それぞれに感じているしんどさは、比較できるものではありません。 


悲しみは、他者や他の何かと比べるべきものではなく、自分自身の過去と比べることでこそ意味を見いだせるものかも、と思っています。例えば、生きてると、ちょっと前の自分ならめそめそ泣いていたかもしれないことも、今は軽く受け流せちゃう、なんてことがあります。

 

だから今どんなにしんどくても、自分の人生の中でならその経験はいつか、「あの時のしんどさに比べたら、どうってことないや!」と思えるものになったりします。


他人とではなく、過去の自分との比較ができた時、人は少しずつ強くなっていくのだと思います。今抱えている悲しみはいつか、自分自身を助ける大事な経験になるかもしれません。

1人じゃないです。自分の気持ちを、大事にしてください。

 
では!

 






 

今日も、能登半島地震の被災地のみなさんが

少しでも安心してあたたかく過ごせますように。

輪島市災害義援金送付先
珠洲市災害義援金送付先
能登町災害義援金送付先

 

 

 

 

メディア掲載情報

 

2021年6月 仙台サポセン「パレット6月号」

「仙台市市民活動サポートセンター通信 ぱれっと 6月号」に掲載していただきました。

 

2020年10月28日 毎日新聞朝刊

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