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高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。
2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。
全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも、全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。
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教育・学校ランキング
6月29日(土)
今日は、最高のお天気でした🌞我が故郷秋保町は、絵の具で描いたような、 はっきりとした色の景色が広がりました✨何かの形に見えそうな雲…
よぎさんは、学校で行われる「生徒会選挙」についてもこういった問題点を上げられています。
生徒たちをルールで縛り、違反するたびに罰を与えていては、自己肯定感は決して育ちません。生徒会の中でも、摩擦を避けて自由でフランクな議論は出ないでしょう。それは大人の社会と全く同じことです。生徒会委員の選挙も無投票で決まることが増えていますが、それは地方の市町村議会選挙でも同様な状況です。それでいいのでしょうか。
学校は社会の縮図、という言葉が言われることがあるし、学校教育と社会の変革どっちが先かみたいなことも耳にします。
少なくとも私が見た学校現場、自分が受けてきた学校の生徒会選挙はもはや、自分たちの生きている社会を変えられる、だから投票する、そんな「選挙」にはなっていないと私は思います。
以前ブログで紹介した中学生新聞の川中さんも動画の中で言っていましたが、残念ながら、何を変えるか、何をするか、よりも「人気投票」の色が濃くなってしまっている。
自分たちがどんなに言っても、「どうせ先生方が会議で決めちゃうじゃん」という言葉も聞いたことがある。それは嫌だし、それは悔しいなと思ったから、「じゃあ、どうしたら変えられるか、生徒がどういう手順を踏めば変えられるのか、一緒に本気で考えようよ?」と持ち掛けたこともある。でも、そんなの無理に決まってる、と。文句はたくさん出るんだけど、かと言ってそこに対して本気で考えて実践しようというエネルギーはない。
そんな選挙や無力感を経験した高校生たちが、18歳で選挙。果たして・・・。
社会が変わっていくことも学校教育が変わっていくことも、同時に取り掛かるべきものなのだろうと思います。
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そして、教育の本質のところ。よぎさんはこんな風に言っていました。
人生はサバイバルの連続です。その中で、自分で考えて対応し、強く生き残っていく必要があるのです。学校の中でも、他人からのちょっとしたひとことで心に傷を負ってしまう生徒もいます。
他人から何かを言われたくらいで、自分の人生に何か問題があるのでしょうか。何もありません。そのように考えてほしいです。しかし、サバイバル能力がないと物事をいちいち気にするのです。他人から突っ込まれたら、簡単に凹むのではなく、相手に対して面白く切り返せばいいのです。
インド人のサバイバル能力はとても高いのです。タクシーに乗れば、運転手からさまざまなビジネスや商売の提案が出てきます。路上でホームレスの貧しい子供が、捨てられたガラクタを集めて作った物を売りに来ます。彼らは自分で考えて必死に生きています。日本では社会保障制度で守られ過ぎているのかもしれませんが、もしその制度が機能しなくなると何もできなくなるのではと危惧しています。
ここに尽きる。日本は災害大国。就活や人間関係のトラブルだけでなく、生きるか死ぬかのまずい!という状況、サバイバルな状況が生きていれば起こり得る。その中で、「どうしようか?」と自分の頭で考え、声をあげて、協力できる力、そういうたくましさが必要。
私たち学校は、教師は、生徒に魚をあげるのではなくて、釣り方を経験させなければと思う。釣り竿が壊れたらどうする、釣り竿がなかったらどうする、何もない状態からでも、どうしたら魚をゲットできるかを、その状況に応じて考える力を育みたいなと思う。
引用元:テストは暗記力を問うだけ、成績は紙で管理…インド出身の公募校長が日本の教育現場で感じた「古臭さ」|PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
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ということで、明日は朝早くから南の方へ…🚘️また新しい生徒たちとの出会い✨
6月ラストがんばるそ!
今日も、
能登半島地震の被災地のみなさんが
少しでも安心してあたたかく過ごせますように。
メディア掲載情報
「仙台市市民活動サポートセンター通信 ぱれっと 6月号」に掲載していただきました。
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