ご覧いただきありがとうございます(^O^)
高校数学教師（宮城県）を退職し、全国のデモクラティックスクール、北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。
２０２０年４月からAKIU SCHOLĒ（アキウスコレー）という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。
全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも、全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。
個別の授業対応なども行っている公式ホームページ
≪ 伊藤真結OfficialWebsite ≫
伊藤真結の応援はこちらから≪🎪 MAYU’s SCHOLĒ 🎪≫
聴くブログはこちらから
教育・学校ランキング
６月２４日（月）
昨日は1日中雨が降った１日でした。農作物には恵みの雨。カエルにもカタツムリ🐌にも恵みの雨。天気予報士は、「あいにくの雨」と雨をネガティブに表現するけれど、農作物もカエルもカタツムリも「最高だぜー！！」と言っているような気がした昨日でした。
そうして梅雨入りした仙台。湿気と暑さでばててしまいますが、月曜日、今週もがんばるぞ🔥
＊
ここ最近、NVC（非暴力コミュニケーション）について学んでいました。NVCを提唱したのは、マーシャル・ローゼンバーグ氏。
マーシャル・バートラム・ローゼンバーグは、アメリカ合衆国の心理学者、調停者、著者、教師。 1960年代初頭に人間関係をサポートし、自己、対人関係、そして社会全体における争いや衝突を解決するコミュニケーションプロセスである非暴力コミュニケーションを開発した。
引用元：Wikipedia
”アムト・シュプラヘ”
責任を否定する言葉。選択肢を否定する言葉。ナチスの戦犯、アドルフ・アイヒマンのインタビューを読んで、戦犯の裁判の中で、エルサレムで、アイヒマンは聞かれたんだ。
インタビュアー：何万、何十万の人を死に追いやるのは難しかったかい？
正直に答えた。
アイヒマン：正直、簡単だった。我々の言語がそれを簡単にさせたんだ。
インタビュアーはその言葉に驚いた。
インタビュアー：どんな言葉だい？
アイヒマン：実際、我々の同僚のナチ将校はその言葉に特別な名前をつけていた。アムト・シュプラヘ と。
アムト はドイツ語でお役所。シュプラヘ は言語。“お役所言葉”と私は読んでいる。
例を求められたアイヒマン曰く、
アイヒマン：それは、自分の責任を否定する言葉。自分の行動の責任を。だから誰かが、なぜそれをやったのかと聞かれれば「やらねばならなかったから」。やらねばならぬと思えば、気分が悪くならない。責任を持たなくて済む。上司の命令。会社の方針。やらされたんだ。それ以外道がなかった。
とても危険な、言葉使い。
最大の悪は、“思考停止”である、と哲学者のハンナ・アーレントは言いました。
世界最大の悪は、平凡な人間が行う悪なのです。
そんな人には動機もなく、信念も邪推も悪魔的な意図もない。
私はこの、ハンナ・アーレントの哲学にとても共鳴します。システムを無批判に受け入れ始めることの怖さを、教育現場で感じてきました。だから、「あなたは、どう思うの？」「あなたは、どうしたいの？」という対話を、とにかく教師にも生徒にも大事にされたい。文科省の決定だから、教育委員会の決定だから、この学校の決まりだから…、そうですか、それじゃあ仕方ないですね、じゃない。
自分の頭で考え続け、自分の心で感じ続けることを大事にしたい。
平凡で、ふつうに穏やかで、おとなしい人の悪行にこそ、悪の本質がある。
ナチスで起きた教訓を、日本の学校こそ大切にしないといけないのではないかと思う。
＊
ということで、今日もお疲れ様でした。
おやすみなさい😪
今日も、
能登半島地震の被災地のみなさんが
少しでも安心してあたたかく過ごせますように。
メディア掲載情報
「仙台市市民活動サポートセンター通信 ぱれっと ６月号」に掲載していただきました。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
公式HP：
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
仙台発
対話する学校
（オルタナティブスクール）
公式HP：
公式LINE：
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
伊藤真結を応援するページ。
先生時代、毎週書いていた学級通信の連載。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
買い物、クレジットカード発行、サイト登録をここ経由でやるとポイントに。
電子マネーに変えて、コンビニでのちょっとの買い物はこれで済んじゃうよ
