ご覧いただきありがとうございます(^O^)
高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、
北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。

2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。

全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも、全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。

個別の授業対応なども行っている公式ホームページ

≪ 伊藤真結OfficialWebsite 
伊藤真結の応援はこちらから≪🎪 MAYU’s SCHOLĒ 🎪

聴くブログはこちらから

教育・学校ランキング

 

AKIU SCHOLĒ は現在生徒を募集しています!

お気軽にお問い合わせください。

公式HP:🏠AKIU SCHOLĒ🏠

公式LINE:

 

6月3日(月)

 

 

今日は朝から緊急地震速報に叩き起こされ恐れおののき、それから母と一緒に法務局へ…!法務局のみなさん、とても優しく親切に説明して下さる人ばかりで、本当ありがたいな…と強く感じた月曜日でした。メディアでは、人の悪い面ばっかり見えて世の中悪い人ばっかりなんじゃねーかと思ってしまいそうになるが、私が見てる現実には優しい人ばかりだ。


私も、どんな時も余裕を持って誰かに接せられるようになろう、と思いました。そんな今日は、聴くことについて。

 

 

 

 

この間、真面目も休み休み言え、という言葉を紹介しました。河合隼雄先生の言葉です。その時に読んだ記事で、素敵だな、と思ったところがありました。

 

〈なにもしない〉ことに全力を注げ 生きている〈あなた〉一人ひとりを見つめつづけた臨床家|京都大学広報紙

 

河合隼雄先生のもとで学んだ、皆藤 章先生の記事です。

皆藤先生が、いくら本を読んでもわからない事例に遭遇した時のこと。河合先生を尋ねたら、こんな言葉が返ってきたのだそうです。

 

読んだ本のなかに、目の前のクライアントはおったか。そういうこっちゃ。じゃ、忙しいから。

 

本当にそう。どれだけ本を読んでも、勉強しても、その知識に当てはめるように、目の前の子どもたちを見ないこと、これはとても大切なことだな、と思います。とにかく話を聴くことに徹して、彼らの語りから学んで考えろ、というのが、河合先生の教えであり、皆藤先生の原点なのだそうです。

 

 

 

 

また、こんなことも書いてありました。

 

「臨床家は〈なにもしない〉ことに全力を注げ」。河合先生には、ことあるたびにそう教えられた。わかってはいても、「この人はこれで苦しんでいる」、「これにはこういう意味がある」と、いつのまにか既存の理論にはめこんでしまう。「語り手の意図は、聴き手の受けとり方しだいで変わってしまう。だから、語り手がどうしてそのことばを語るのか、真剣に見つめなければならない。意図どおりに受けとることができれば、クライアントはかならず変わる。いまようやく、そうわかりかけてきた。でも、まだまだ足りないね」。

 

“なにもしない”ことに、全力を注ぐ。なかなか難しいけど、これもまた、本当にそうだな、と思ったところでした。

 

聴く、というのはなかなか難しいことです。その人の言葉を受け取ったとき、皆藤先生のおっしゃるように私たちは自分の経験から、「この人はこれで苦しんでいる」「こういう意味がある」とはめこんで受け取ってしまいます。

 

分かってはいても、なかなか難しい。これもある種、生きる過程で築かれた自動思考だし、毎日会う友人や家族なら、これが良く機能することもあるから、一概に悪いコミュニケーションではないのだけど、生徒たちと話すときは、一旦真っ白にする。

 

目の前にいるのは、本の中に出てきたA子でもなければ、何年か前に持った教え子のあの子、でもない。似ているな、と少しよぎっても、まったく違う人生を歩んできて、違う経験をしてきた、その子であることを大切にする。

 

子どもたちの声を聴くとき、これまでの自分の経験から得た知識を、アンラーンし続ける。

 

河合先生や皆藤先生とはまた違う“現場”ではありますが、教育現場でも大切な事柄だと感じました。

 

 

 

そして、関連して思い出したのが、またしつこいようですが(笑)コジコジの第11話。

 

 

これも私的感動回なのですが、コジコジは本当に、言葉をそのまま受け取る。コジコジの場合、ちょっと周りをひやりとさせるけど、コジコジが言葉をそのまま受け取って行動した結果、ごさく君も森の木々たちも、すごく喜ぶ。

 

河合先生の言葉からコジコジ…とちょっと高低差?ありすぎかもしれないけど、ここが繋がったわたしでした。泣き笑い

 

 

 

 

ということで、梅雨が来そうですね、

おやすみなさい。


 



 

 

今日も、

能登半島地震の被災地のみなさんが

少しでも安心してあたたかく過ごせますように。

令和6年1月能登半島地震 災害緊急支援寄付

 

 

 

 

 

メディア掲載情報

 

2021年6月 仙台サポセン「パレット6月号」

「仙台市市民活動サポートセンター通信 ぱれっと 6月号」に掲載していただきました。

 

2020年10月28日 毎日新聞朝刊

__________________

公式HP:

伊藤真結OfficialWebsite 

__________________

仙台発花火対話する学校

(オルタナティブスクール)

公式HP:

🏠AKIU SCHOLĒ🏠

公式LINE:

__________________

伊藤真結を応援するページ。

🎪 MAYU’s SCHOLĒ 🎪

先生時代、毎週書いていた学級通信の連載。

Mayu|note

__________________

買い物、クレジットカード発行、サイト登録をここ経由でやるとポイントに。

電子マネーに変えて、コンビニでのちょっとの買い物はこれで済んじゃうよ

モッピー!お金がたまるポイントサイト