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高校数学教師（宮城県）を退職し、全国のデモクラティックスクール、北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。
２０２０年４月からAKIU SCHOLĒ（アキウスコレー）という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。
全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも、全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。
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５月１９日（日）
思い内にあれば色外に現る
ＳＣＨＯＬĒ通信２１５号 R6.5.19.Sun.
あっという間に5月も下旬に差し掛かってきました。この季節は色んなところに花が咲いて、いつもの散歩道もとても綺麗に色づいています。
今日は、自分は何に意識を向けているか？という話をしようと思います。
散歩をしていて、散歩道が綺麗に色づいていることに気づけるのは、目で見たことに意識が向いたからです。
同じ道を歩いても、
鼻、嗅覚に意識を向けようと思って歩けば、
パン屋さんから香ってくる美味しそうなパンの匂い、
飲食店の仕込みの匂い、
すれ違った人の柔軟剤の匂いと、
綺麗な花々とはまた違う
色んなことに気づけると思います。
同じように、同じ道でも、
今度は耳に意識を向けてみれば、
元気な小学生の声、
色んな鳥の鳴き声、
今の時期なんかだと、
田んぼからはカエルの鳴き声も聞こえてきます。
同じ道を歩いていても、
何に意識を向けたかで、
気づけることがこんなにも違います。
こんなに簡単に気づけることが沢山あるはずなのに、
散歩中もずっと頭に集中して考え事をしていたり、
スマホを眺めていれば、
何一つ気付きません。
朝の通学時、
五感に少し意識を向けてみるだけでも、
自分が普段、今ここにある物事をいかに感じないまま過ごしているのか、実感できると思います。
考えることから少し離れて、
今何が聞こえてくるか、
今自分が何を感じているかに意識を向けると、
正体不明の不安も、少し軽くなるかもしれません。
今日も、
能登半島地震の被災地のみなさんが
少しでも安心してあたたかく過ごせますように。
メディア掲載情報
「仙台市市民活動サポートセンター通信 ぱれっと ６月号」に掲載していただきました。
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仙台発
対話する学校
（オルタナティブスクール）
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先生時代、毎週書いていた学級通信の連載。
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電子マネーに変えて、コンビニでのちょっとの買い物はこれで済んじゃうよ
