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高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。
2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。
全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも、全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。
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5月13日(月)
今日は朝から大雨☔!
傘をさして雨の日用の靴を履いて散歩☔
5月もあっという間に中旬、はえぇ~。
そんな今日は、部活のはなし。
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ブラック部活、という言葉が流行り、実際に部活動が地域移管する流れがあります。勝利至上主義の部活動において心を病んでしまう生徒たちや、土日祝日も含む部活動の指導で滅入ってしまう先生方が居て、生徒も先生も疲弊している。のであれば、部活動を学校から地域に移そう、ということです。
そういった側面も確かにあって、それは変えていかないといけないということも確かだと思います。勝つことだけに重きを置いた厳しい部活動の中で、生徒が命を落としたケースもあります。個人よりも集団の為に、という空気が異常に強くなることはとても危険なことです。
中学高校と、学校での部活動は年々肩身が狭くなっていっているように思います。部活動における教育的価値を最大化させてきた素敵な先生方もまた、この時代の潮流の中で、どこかやりすぎないようにと、意欲をしぼませているようにも思います。
部活動の地域移管と文科省が現場にガイドラインを出す前に、各学校、各部活動で、生徒も先生も含めてどうしていきたいかを話したうえで、双方にとってどうしていくべきかを話し合うことが大事なのではないかと思います。
全体に同じガイドラインで、というのでは不十分な気がします。
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実は週末、生徒に声をかけてもらって、管弦楽部の定期演奏会に行ってきました。高校3年生、高校の部活動の集大成となる発表会です。🎷📯
私は楽器のことも音楽のことも分からないけど、知っている曲の演奏もあって、演奏する人と音が重なる感じが楽しくて、全員が演奏するからこの全体の音が出来るんだなーーーと、すごく感動しました。👏((T_T))
何より、声をかけてくれた生徒の演奏する姿を見れたことは本当に嬉しい時間でした。話には聞いていても、やっぱり実際に見るのとでは、全然違います。部活動には、生徒の違う顔を生み出すという価値もあります。
色々な生徒が集まっているから一概には言えないけれど、部活動があったから、楽器に触れられて、音楽の楽しさを知って、みんなで作ることの楽しさを知ることができた、そういった生徒は少なくないと思います。
部活動なんてなくても、楽器を買ってもらえて、習い事に通ってそこの仲間と合奏ができるなんて家庭はほんの一握りです。
経済的な面から考えれば、これからの時代こそ、公立学校の部活動は生徒たちにとって大切な成長の場として欠かせない場所になっていくのではないかと思います。
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色々な情報を見ると、生徒も先生も「もうあまり部活したくない」と思われがちですが、そんな白黒はっきりしたものではなくて、部活の中で飛び切り良い顔を見せる生徒もたくさん居るし、部活動を通して生徒たちの力を引き出す素敵な先生方も大勢います。
ただその反対も然りで、それは別に部活動に限った話ではなくて、たくさんの人が集まれば、どちらかだけなんてありえないよね、という当然の結果です。その中で何が大事って、やっぱり、生徒の成長を真ん中に置いて、話し合うことです。
教員の働き方の改善を真ん中に置くのではなくて、生徒の成長を真ん中に置いた上で、寄り添う教員の働き方やメンタルヘルスも大事にできる方法はないかな、を考えることだと思います。
優先順位の話をしてるのではなく、みんなが目指し大事にしたいことをよく見て、そこへ向かうための最善の策をみんなで考えるべきだと思います。
部活動の地域移管は、何を真ん中に置いてるのか。
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ということで、私は現場の声がもう分からなくなってきているので、現場の先生と対話する機会をやっぱりつくりたいな、と書きながら思ったのでした。
落ち込むこともあるけど、生徒や生徒の親御さんの言葉に励まされて今日もがんばった!
おやすみなさい。
今日も、
能登半島地震の被災地のみなさんが
少しでも安心してあたたかく過ごせますように。
メディア掲載情報
「仙台市市民活動サポートセンター通信 ぱれっと 6月号」に掲載していただきました。
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電子マネーに変えて、コンビニでのちょっとの買い物はこれで済んじゃうよ