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高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、
北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。

2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。

全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも、全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。

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3月21日(木)

 

 

 

3月も残り10日ほどとなりました…

今週はなんだか風の強い日が続いています宇宙人くん

私は今日ももくもくと、

草哲学していました。ひらめき

 

そういえばこの間、こんな看板を見つけました。

 

 

あれなんか最近どこかで見たことあるな、このフォルム…
凝視りくろーおじさんだひらめき電球

 

 

大阪の旅からも

早いもので1か月が経ちました

 

あっという間、あっという間クマムシくん

 

 

 

 

さて、もう何度も繰り返し読んでいる、

永井玲衣さんの「水中の哲学者たち」。

 

その中でも、最も好きなところがあります。

 

この本はもともと、

雑誌等で連載していたものをぎゅっとまとめたもので、

この最も大好きな箇所も、

晶文社スクラップブックというサイトに掲載がありました。

 

 

(この*印も、晶文社さんのこのサイトの真似っこ)

 

今や日本でも、「哲学対話」というものはおそらく色んな所で実践されていて、

仙台市でもメディアテークで定期的に

「てつがくカフェ」なるものが開催されているみたいです。

 

哲学対話の中でも特に、

学校で子どもたち向けに行われる哲学対話は、

P4C(Philosophy for Children)と呼ばれています。

 

世界的にも様々な実践がありますが、

水中の哲学者たちを読んでいて、

ブラジルで活躍するウォルター・コーハンという哲学者の実践を知りました。

 

そして、彼のその実践の動機が、

私にとってはなんとも心震えるところで、

ここは、冒険の書の最終章で出てきた、

これもまたブラジルの教育者で社会活動家のパウロ・フレイレさんと

とても通ずるところがあります。

 

【冒険の書⑩】最後の最後、対話 とAKIU SCHOLĒ の話に着地して震えた。

 

・・・・・・

 

ブラジルで活躍するウォルター・コーハンという哲学者は、P4C実践の動機として、ラテンアメリカの「貧しくて公正さを欠いた社会」で、ひとびとが「みじめさの感情」を感じられなくなっているということを挙げている。

大人は公平さのない世界につぶやく。「そういうものだ(That’s the way it is)」「ずっとそうだった(It has always been like this)」と。

だからこそ、コーハンは子どもたちにまなざしを向ける。受け身で無抵抗で、生暖かい倦怠感の中で絶望し切らないように。自分たちの生きている環境に対して「問う」ことができるように。彼はスラム街の小学校で、子どもと共に哲学する。「自分たちの生きている世界がほかでもありえたたくさんの可能性のなかの一つにすぎず、それゆえ自分たちの世界は自分たちで変革することも可能だと気づかせる」ために

 

 

・・・・・・

 

永井玲衣さんは、

このコーハンさんの取り組みを、

 

“地道で静かでありながら、最もラディカルな彼の試みを、わたしは愛している。”

 

と言っています。

私も、120%、本当に、そう思います。

 

 

 

 

ブラジルのスラム街の小学校の子どもたちと

日本の小学校の子どもたちでは

全く訳が違うじゃないかと

そう思う人も居るかもしれません。

 

ブラジルのスラム街の小学校の子どもたちの目を、

現地に行ってまっすぐに見たことはないから、そこは私も、分かりません。

 

でも、日本の子どもたちを見ていると、

”受け身で無抵抗で、生暖かい倦怠感の中で絶望してる”のは、

むしろ日本の子どもたちの方ではないかと、思うんです。

 

自分たちの生きている環境に対して「問う」ことがもう、出来なくなってるのは、スラム街の小学校の子どもたちよりもよっぽど治安が良く豊かな環境に生きる、

日本の子どもたちなのではないかと、思うんです。

 

私はそんな気がして、それがどうしようもなく悲しかったから

退職して、今ここに居るんだろうなと

読んでいて心がざわざわしました。

 

2020年のプレゼン(https://www.youtube.com/watch?v=ieW27hLim5c)も、

去年のプレゼン(https://youtu.be/D1Squc4HvkI?t=7980s)も、

根っこにあるのは、この気持ちだったなと、思いました。

 

 

 

 

 

AKIU SCHOLĒ の実践もまた、

地道で静かでありながら、最もラディカル(根本的、根源的)な試みだと信じて

そして、AKIUSCHOLĒプラスの対話の実践に、踏み込んでいこうと思いました。ロケット

 

 

今日も、お読みいただきありがとうございました。

 

おやすみなさい!大あくび

 

 

 

 

 

今日も、

能登半島地震の被災地のみなさんが

少しでも安心してあたたかく過ごせますように。

令和6年1月能登半島地震 災害緊急支援寄付

令和6年能登半島地震 緊急支援募金(Yahoo!基金)

 

 

 

 

 

メディア掲載情報

 

2021年6月 仙台サポセン「パレット6月号」

「仙台市市民活動サポートセンター通信 ぱれっと 6月号」に掲載していただきました。

 

2020年10月28日 毎日新聞朝刊

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