クリスマスイプの街に突然現れた
謎のサンタのサンドイッチマン
この男は子供たちに無料でクリスマスプレゼントを
配っていたが、それはゴアからのメッセージボード
だった
ゴアは地球にダコーダという怪獣を送り込むと
予告してきた
その予告通り羽田沖にダコーダ出現
しかしダコーダは何故かマグマ大使と戦おう
ともせず黒煙をまき散らして逃走
しかしこの黒煙こそがゴアの新たな戦略
ミクロン人間作戦だった
マモルはムラカミ記者とクリスマスパーティーの
準備をしていたが・・・
「ゴメン・・・去年のパーティーの事
思い出しちゃった・・・」
「謝る事はないよ・・・パパだって
ママの事思い出してたんだ・・・・」
「マモル、僕からのクリスマスプレゼントが
あるんだ、ちょっと目をつぶってよ」
「え・・・こうかい」
「それはアース様がお作りになった
熱線銃だ!
それならゴアの手下くらいなら一撃で
やっつけられるぜ」
「ありがとうガム!」
中から現れたのは、例のバカ男をはじめ
オモチャ屋のオヤジなど、ミクロン人間に
憑依された男たちだ
「こんなのオモチャ屋には売ってないよね?
マモルがこしらえたのかい」
「い・・・いや、僕の買ったドレミハマーチは
どこ行ったんだ・・・・・」
「でもよくできてるなぁ・・・本物そっくりだ」
「ありがとうマモル
お父さんも喜ぶと思うよ」
「でも変だなぁ・・・・・・」
たちまちガムが氷漬けにされてしまった
「ガ・・・ガム君っ!?」
「ど・・・どうしちゃったんだガムぅぅぅぅ」
「なっ・・・なんだ君たちは!?」
「おとなしくしてもらおうか」
男たちの車は郊外に逃亡
道も舗装してないのが昭和だねえ・・・
「仕方ない、マモルっ飛び降りるんだ」
「と・・・飛び降りるってかなり高く浮かんでるよ
死んじゃうよ、、、、」
「モルのおばさん・・・ゴメン・・・
ガムがさらわれちゃった、、、」
「えっ、ガムがっ!?」
「違うよ、僕がプレゼントに買った
ドレミハマーチがマグマ大使のフィギュアに
変わって、口から泡を噴き出してガムが
人形にされて・・・それから・・・・」
そこに司祭からのお言葉
「みなさん、今地球は嘆かわしい事に
なっています」
「ダコーダ、テロ等、もはや終末を迎えようと
しています・・・しかしそれは自業自得なのです」
「宇宙の帝王ゴア様に逆らった罰なのです」
「な・・何言ってるんだあいつ・・・」
「ガハハハハハッ、哀れな地球人どもよ
宇宙の帝王であり宇宙の神でもあるこの
ゴア様に逆らえばどうなるか、思い知るがいいっ」
「みなさん落ち着いてください
地球はゴアの思い通りにはさせませんっ
私たちがゴアから必ず守って見せます」
「ゴアっ、そこに隠れているのはわかってるのよ」
ビビビビーーーッ
しかしゴアの手下は無限に湧いてくる
「パパっ助けてーーーーッ」
負けじとムラカミ記者も熱線銃で反撃
「パパ・・・それ僕の・・・・」
「とも子っ」
「ママァ、ずっと心配してたんだよ」
「夢を見てたわ・・・女だけの保険調査員に
なってオネエと一緒に戦う夢を・・・・」
こうしてやっとマモルのママは戻ったが
ガムをさらわれたモルはそれどころ
ではなかった・・・
「ダコーダに逃げられてしまった・・・・」
「マグマっ、そんな事よりガムが。。。。」
「大丈夫だモルっ、ガムは私たちの子だ
ゴアにやられるわけがないっ」