人間モドキが感染すれば、一気に体を侵食して
死に至らしめる細菌兵器G・G・H・9
その存在を知ったゴアは、地球に
スペクターという特殊部隊を送り込む
スペクターはG・G・H・9の強奪に成功
計画を指揮した山科博士のいた研究所も破壊した
ゴアは更にストップゴンという怪獣をも派遣
しかしスペクターの盗み出したG・G・H・9は偽物だった
本物のG・G・H・9を持った新倉博士も
スペクターによって拉致されるも、依然本物の
G・G・H・9は見つからず
スペクター1号は責任を取らされ処刑された
負傷したムラカミ記者に代わって
新倉博士捜索に乗り出すマモルとガム
ガタガタガタ))))))
「なっ・・・なんだよガム!?
どうしたんだ」
『い・・いや、人間モドキの出す微弱な電波を
探ってるから敏感になってるんだよ・・・・
その無線の電波が、ぼ・・・僕の敏感なとこを・・・・』
「敏感なとこってなんだよ?」
「えーっ、こちらマモル
パパ応答せよ、パパ応答せよ」
『うっ・・・僕のロケットノズルが勃起するぅ・・・』
重傷で入院中に喫煙するムラカミ記者w
まあ昭和の病院ってこんなもん
「ムラカミさん、病室は禁煙ですよ」
「き・・・貴様人間モドキっ」
「ちょっと一緒に来てもらおうか」
「重症患者だぞ・・・俺は」
「プカプカタバコ吸ってて何言ってやがる」
「くそ・・・・どこへ連れて行くつもりだ」
その頃マモルは何故か定期連絡の無線に
出なくなったムラカミ記者を不審に思う
「こちらマモル、こちらマモル
パパ応答せよ、パパ応答せよ!!」
『マ・・・マモル・・・またノズルが
勃起しちゃうよ、、、』
『いや、君のパパは移動してるよ
その無線と同じ周波数の電波でわかるんだ
レーダーを見てごらん』
「レーダー?」
「キダさんと一緒に新倉博士探してる・・・・
はずないよな・・・・という事は」
「大変だ、きっと拉致られたんだ
ガムっ、全速力で追跡だ」
『OK』
「ムラカミ、お前は仁科博士からG・G・H・9の
隠し場所を聞いてるはずだ
吐いてもらおうか」
「何言ってるんだ?
新倉博士が持ってるからお前たち博士を
さらったんだろうが?
なんで俺が知ってるって言うんだ」
「こいつはどこにも持ってない」
「持ってないだって・・・・・そんなバカな」
「ヘタな芝居はやめろ!
おとなしくG・G・H・9のありかを言えっ」
「言わなければ・・・・」
「お・・・おい待てよ
本当に知らないんだ」
「ふん、それならこいつを処刑する」
「しょ・・・・処刑って、、、、、」
「そんなに人間を殺したいならまず
俺から殺せ」
「貴様など殺しても意味がないわ」
「おまえら頭おかしいぞ
持ってない物は持ってないし
知らないものは知らないっ」
その様子をニヤリと笑いながら見守る
スペクター・・・
そういえばもうひとりはどこへ?
「ガハハハハハッ、バカな人間どもよ
どうぞロケットを発射してくださいだwww」
突然大山三佐という自衛官が割り込む
「まてまて、重要な方だから
私が検査しよう」
「凄いなぁ、あれのパワーはお父さんと
同じくらいだよ
人間の科学力もたいしたもんだね」
「当然さ!」
「全世界の地球人が協力すれば
ゴアにだって対抗できる科学力はあるのさ」
山科博士もやってくる
「山科博士、これで人間モドキも全滅ですね!」
「うむ、ムラカミ君たちのおかげだよ
ありがとうっ」
「それじゃあG・G・H・9をロケットに積み込み
ますんで・・・」
「ああ、そうだな」
「山科博士、ロケットに搭載のG・G・H・9用
カプセルをお持ちしました」
「ご苦労さん」
「この中にG・G・H・9を・・・・」
「うむ、わかった」
新倉博士、ポケットからG・G・H・9を取り出すが
新倉博士の靴の底に隠してあるはずだ
それに・・・・・』
「ムラカミ君、人間モドキ探知機の検査は受けたのかね?」
「ええ、ここに入る時自衛隊の隊長から・・・
それがどうかしましたか?」
「すまんが人間モドキ探知機を持ってきて
もう一度新倉博士を調べてくれ」
「えっ?
そ・・・それはどういう・・・・」
同じ頃、ストップゴンは特に何かするわけでもなく
その場を歩き回っていた
マグマ大使も現場に到着していたが
すぐに再生するストップゴンを倒す手立てがなく
見守るだけ
いよいよG・G・H・9を乗せたロケットが
発射されようといていた
新倉博士に不信感を抱く山科博士
その背後からそっと近寄るムラカミ記者
「いい事を教えてやろう
今ロケットに積み込まれたのは
人間など2秒で死滅させる宇宙細菌だ」
「何ッ」
「い・・・いかんっ、すぐロケットの発射を
止めないと・・・・」
「マグマ大使ーーーっ、あのロケットを止めてぇ
恐ろしいばい菌が入ってるんだ」