マグマ大使 第9話 「謎の空飛ぶ円盤」 夜の部 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

ある夏の夜、世界中に謎の発光物体が落下
専門家はこれを火球と断定

 

マモルは母とプラネタリウムに行ったが
会場内にゴアの声が聞こえ、パニックになり
マモルとはぐれたママがゴアの手下に拉致されてしまう

 

一方ムラカミ記者は、同僚のヘレンと
発光体落下場所に向かうと、ゴアの小型円盤を発見
円盤は自爆するが、ヘレンの姿が消える

 

唖然とするムラカミ記者の前にひょっこり
そのヘレンが現れる

 

また拉致されたはずのマモルママも帰宅
その夜ママが不審な動きをする

 


マモルの部屋から笛を持ち出したママは
笛を吹き始めるピリピリ

 


「あっ、笛だ!
何だろうこんな夜中に・・・・汗

 


ガムが飛び立った後、今度はモルも呼ばれる
「あら?
私が呼ばれるなんて珍しいわね・・・」

 


なおもママは笛を吹きまくるピリピリ

 


「今度は私だ!
何があったというんだ!?」

 


ピロリロリーンピロリロリーン
ピロリロリーンピロリロリーン

「おいおい、わしにも来いというのか・・・
わしゃ行かんぞ・・・・タラー

 


「キャーーーーーッ叫び
ママの叫び声に目を覚ますマモル

 


「どうしたのママっアセアセ
「ふ・・・笛を吹いたら変なのが・・・・ガーン

 


「何言ってるんだよ、ガムにモルに
マグマ大使じゃないか」
「あ・・・そ・・・そうね
でもなんで・・・・・」

 


「そっちが呼んだから来たんだぜ!
それに変なのって何だよおばさんっむかっ

 


「も・・・もしかしてこの笛吹いたら
あんたたちが来るの?」

 


「あっ。僕の笛だ!
なんで勝手に持ち出すんだよムキー
「ゴ・・・ゴメンなさい・・・・・アセアセ

 


「なんだよ、イタズラで呼んだのかいおばさんっムカムカ
ここまで来るだけでもどれだけエネルギー
使うか知らないだろっ節分

 


「よしなさいガムっビックリマーク
「だ・・・・だってぇ~えー

 


「とにかく何もなくて良かった
何か大変な事があったのかと心配したよ」

 


「大変っていうか、最近空から変な
流れ星が次々落ちてるんだよ」
「流れ星?」

 


「いえ、なんだか火球って言うらしいです・・・
お騒がせしてすみません」

 


「流れ星なんて僕たちからしたら
珍しくもなんともないね!
それより笛はママの手の届かない所に保管しとけよなプンプン
「わ・・・わかったよ・・・ゴメン滝汗

 


翌朝、マモルは夜勤で戻らなかったムラカミ記者の
ところへ出向く

 


「えーっ、ママが笛を?」
「それだけじゃないんだ・・・なんだか
ママの様子もおかしいんだよ」

 


「ね・・・ねえ、この間ゴアの手下が
キダさんに化けてたよね?
もしかしてママも・・・・あせる

 


「うーん、本来ならそんなバカな事・・・・と
言うところだがパパも経験しちゃったしな・・・」

 


「実はな、パパも昨日変な事に遭遇したんだ」
「えっ、どんな事」

 


「例の発光体の落下現場にゴアの円盤があってな
一緒に行った女の記者が姿消したんだけど
急にフラッと現れて、それから様子が
おかしいんだ・・・」

 


「まさかとは思うが、ゴアが関係してるらしいし
彼女も偽物かも・・・・」

 


「実はね、家にテープレコーダー仕掛けて
きたんだ」
「テープレコーダーを?
パパが月賦で買ったやつか」

 


当時数十万はしたテープレコーダー
まだカセットテープが普及する前のやつだ

 


「ゴア様に報告
ルゴス2号です・・・・
マモルとマグマの関係がわかりました」

 


『マモルはマグマを特殊な音波が出る笛で
呼び出しており、マグマはそれを聞いて
やって来るようです・・・
なおマグマ基地の場所は不明です』

 


「そうか、よくやったぞルゴス2号合格

 


『マモルの笛を奪えば、マグマは呼び出せません
マグマを基地にくぎ付けにできますが?』
「いや、笛はそのままでいい
ヘタに動くとお前の正体がバレてしまう」

 


「よーし、次の作戦はフレニックス作戦だ!
やつならマグマをくぎ付けにできる」

 


「その間にルゴス星から人間もどきを
次々に地球に送り込むのだニヒヒ

 


帰宅したムラカミ記者
「おかえりなさいあなた
お仕事ご苦労様」
「ああ・・・・・」

 


「あら?マモルちゃん
学校はもう終わったの?」
「へへ、サボっちゃったてへぺろ

 


「それは何?」
「テープレコーダーだよ
知らないの?
この間パパが月賦で買ったやつ」

 


「てーぷれこーだぁ・・・・・真顔

 


「・・・・・・・・・・キョロキョロ

 


「・・・・・・・・・・タラー

 


「これ何する機械なの?
セロハンテープを貼るのかしら・・・・」

 


こいつママじゃないっ!
お前は誰だっ!?」
「まあ・・・何を言い出すの?」

 


「お前ゴアの送り込んだ偽物だろ
こっちに来るなっ!!
「わけわかんないわ・・・あなた
何とか言ってやってください悲しい

 


「そのテープレコーダーはな、なんか不良品で
ボタンに触ると感電するから暫く
使わなかったんだ!
人間ならビリッとして、びっくりするはずなんだ雷

 


「なんとか言えよ、この偽物めっムキー
「・・・・・・・・・」

 


「コノヤローっ、友子をどこへやったっむかっむかっ

 


「パパぁ、早くこいつやっつけてよ」
「よ・・・よーしあせる

 


「たーーーーっピリピリ

 


偽ママの不思議な術に怯む二人

 


偽ママの顔がどんどん変化していく
このシーンがトラウマなのだ、、、、ガーン

 


「はふっはふっはふっニヤ
こいつの笑い方も気色悪い。。。
バキューンバキューン

 


ルゴス2号、念力でマモルたちを吹っ飛ばす

 


そのまま外へ逃走
ちなみに中の人は、帰って来たウルトラマンの
きくち英一さんだ

 


車でルゴス2号を追いかけるムラカミ記者
「くそっ、轢き殺してやるっムカムカ

 


だが車はルゴス2号をすり抜けてしまう、、、、

 


「なっ・・・なんだあのバケモノはっアセアセあせる
唖然とするムラカミ記者

 


そのままルゴス2号は消えてしまった

 


「マモルっビックリマーク
「パパぁ笑い泣き

 


「ねえ、本物のママはっ?」
「わからん・・・やつらにさらわれて
もしかしたら殺されてしまったかも、、、、ガーン

 


ガムを呼ぼうとするマモル
しかしここで完全に無音状態に・・・

 


この瞬間視聴者は放送事故と思っただろう
何の前触れもなく完全に音がなくなるのだ
今ならこの演出はダメだろうな(苦笑)

 


しかしこの演出が、その前のルゴス2号出現の
後だけに、余計に不気味さを与えるドクロ

 


どうやらラジオもテレビも使えなくなったようだ

 


ムラカミ記者、筆談でマモルと会話

 


音波も電波も使えないと
マグマ大使すら呼び出せない

 


それをパパに筆談で伝えるマモル

 


この状況で街中がパニックになった

 


あちこちで事故が続発
交通手段も、電話や無線も全て使用不能に
陥ったのだ

 


こいつが怪獣フレニックス
世界中の電波や音波を吸収してエネルギーに
しているのだ

 


「ガハハハハ、地球人どもよ
これで日頃うるさい騒音に苦しむ事もないだろうゲラゲラ

 


「世界中の電波と音波は全て俺が制圧した
この無音地獄にどこまで耐えられるかな?
ハッハッハッハニヒヒニヒヒニヒヒ
つづく