鷹丘中柔道部は、二回戦で優勝候補
花園学院に勝利した
しかし花園学院主将影丸は、岩鬼の実家会社の
取引先の息子だったため、岩鬼の兄弟たちは激怒
家に帰れなくなった岩鬼は、山田の家に
居候する事になった
柔道部は準決勝も勝ち進み、決勝進出を
決めるも、会場に岩鬼の兄の姿が
岩鬼は、それを見て逃げ出してしまう
鷹丘中野球部もこの日決勝戦を迎え
試合は0-0のまま7回裏大江中の攻撃
「長島ぁーーーっ、今度は勝負しろよっ」
「4打席連続敬遠なんて男じゃねーぞっ」
「長島のやつっっっ、俺のサイン無視しやがってっ」
監督は大激怒
『山田がキャッチャーなら田淵は打ち取れた・・・
試合は負けたが、田淵には勝ったぜ』
「おいおい、決勝はこんなの相手にしなくちゃ
ならないのかよ、、、」
『武蔵中の賀間・・・・・これは大変な
決勝戦になりそうだ、、、』
「事情はわかりました・・・でも
岩鬼君を許してあげてください」
「そうはいかん!
あいつは岩鬼家の面汚しだ
影丸さんの前に連れて行って謝罪させるっ」
「岩鬼君を許すと言うまでこの手は放しませんっ」
「貴様っ、これはうちの問題だっ」
「おい君っ、こいつをなんとかしてくれ!
わけがわからん、、、、」
「岩鬼君は面汚しじゃありませんっ
それに僕たちの大切な仲間なんですっ」
「やーまだ。。。。おんどれ
何ワイを泣かせようとしとるんや、、、、」
「すみません、大会が終わったら僕が
責任をもっておうちに送り届けます
とにかく大会辞退だけはやめてくださいっ」
「仕方ない、この大会だけは許す!
しかし約束は守ってもらうぞ」
「そうか・・・あの人岩鬼のお兄さんだったのか・・・」
「あれっ、夏川さん」
「監督の敬遠策無視して勝負に行ったら
キャッチャーが後逸してサヨナラ負けよ、、、」
「か・・・監督の指示を無視って・・・」
「確か野球でそういうのやると造反行為で
大変な罰を食らうとか聞いた事あるぞ、、、」
「みんな山田君のせいよっ
あんなに長島さんが山田君を誘ったのに
なんで断ったのよーーーーっ」
『僕のせいなのか・・・・!?
いや、そういわれればそんな気も・・・・』
「ワビ助、今は決勝戦の方が大事だ
岩鬼が来なかったら、俺が出よう」
「丹下・・・・」
「大会に出るべきが出ないべきか・・・
ごっつ試練や、、、、」
「し・・・しかしワイは・・・僕はあんさんの
弟さんをケガさせたんでっせ」
「そんなの私と清彦さんの結婚とは関係
ありません」
「ほ・・・ほなお兄様のお嫁さんになって
くらはるんですか!?」
「勿論です!
そんな事で私と清彦さんの愛は崩れませんわ」
「それに弟は、真正面から正々堂々と戦って
くれたあなたは男の中の男と褒めてましたよ」
「ホンマでっかっ!
それは一番の誉め言葉ですっ」
「おいドブスチビ、お前もあの人見習えよ」
「ま・・まあ良い人だよね・・・美人だし」
「同じドブスでも心が綺麗やったらええんやで」
「お前どんな目ぇしとんねん、、、」
「当たり前やろが!
男岩鬼に逃げの文字なんかあるわけ
ないやろ」
千峰戦は、ワビ助対小島
次鋒戦は、佐々木対五衛門
中堅戦は、大丸対釜石
副将戦は、岩鬼対猿谷
大将戦は、山田対賀間だ
「ワイの頑張りに涙してはる・・・」
「ふふっ、よかったネ葉っぱ」
しかし次鋒佐々木は、足を負傷してる
釜石に油断して寝技に持ち込まれる
「あの釜石って野郎、痛めた足をあえて
使って寝技に・・・・なんて野郎だ」
「しかもあの締め技・・・・」
佐々木はそのまま締め上げられて落ちてしまい
30秒待たずに1本取られてしまった
「おい待てや、さっきから30秒もたたんのに
なんで負け宣告やねんっ」
「いいんだ岩鬼っ、あのままだと
2人とも失神してた」
「いよいよワイの出番や
見てておくんなはいや、ナツ子はんっ」
「猿谷・・・お前ではあの怪物には勝てん・・・
そこでビニョゴニョゴニョ」
「おいっ、何ヒソヒソ話しとんのや」
しかし漸く猿谷を捉えた岩鬼
「よっしゃ、捕まえたでぇ
逝てまえやーーーーーっ」
「そうか、読めたでっ
逃げまくって時間切れ引き分け狙ろとるんやな
この卑怯もんっ」
「なんとでも言え!
あと1分逃げ切れば引き分けだ
そうなれば優勝はうちのものよ」
「おいっエテ公、おんどれそれでも男かっ
チ〇コとキ〇タマ付いとるんかっ
お前サル以下やぞ」
「エテ公・・・お前のオカンは泣いてるで・・・
チ〇コとキ〇タマオカンに返して
詫び入れろや・・・・情けないっ」
「くっ・・・くそっ、俺を舐めんなっ」
「おおっ、エテ公やればできるやんけ」
「ガハハハハ、ナツ子はんっ
これが男岩鬼の花の一本背負いですっ」
「このバカ野郎っ!
指示を無視しやがってっ
もうお前なんかいらんっ、出ていけっ」
パシッ
「へへ、俺を倒すだとっ?
俺の辞書に負けって文字はねーんだよ」
プロ野球開幕したんで
続きはまた今オフに