ついに念願の大会出場となった
鷹丘中柔道部
影丸のいる強敵花園学院戦に備え
岩鬼も打倒影丸に燃える
しかし岩鬼の兄の婚約者、影丸明子は
花園学院影丸隼人の実の姉だった
それを知った岩鬼の兄たちは、岩鬼に大会出場を
やめさせようとした
悩む岩鬼
だがついに大会は始まってしまった
「やっぱ花園学院は強いや、、、、
影丸も四天王も余裕だったぜ」
「ところで岩鬼は・・・・?」
「それがまだ来ないんだ。。。。」
「そうか丹下、ありがとう」
「で・・・でも足は平気なんですか?」
こうして始まった鷹丘中の一回戦
先鋒丹下、次鋒佐々木、中堅ワビ助
副将大丸、大将山田で始まった
「山田君、君が勝てば1回戦突破だ・・・
頼んだぞ」
「はいっ」
「あ・・・あいつ構える前にっっっっ」
「白山中って汚ねー柔道するなぁ、、、」
「くそっ、こいつ根が生えてんのか。。。
ビクともしねーーーーっ」
「やったねおにいちゃん!
初勝利だ」
「弁当なしになったら困るからね」
「というわけで、影丸総合開発との
このプロジェクトは、我岩鬼建設始まって
以来の一大事業である」
「このプロジェクトには我社の命運が
かかっていると言っても過言ではない」
「・・・・・・・・」
「アカン、お父様の事考えたら、、、、
しかしこのままではナツ子はんに顔向け
出来ん。。。。」
「うぐぐぐぐ・・・・影丸っっっ
あいつを殺すんはワイや、、、、」
ついに花園学院との試合が始まる
先鋒はワビ助、次鋒大丸、中堅佐々木
副将山田、対象は丹下だ
「足払いだと!
そんな技があるかっ」
「仕方あるまい、技が決まったと判定されれば
それまでだ・・・」
次鋒大丸はスライディング足払いを
かわされ、抑え込まれて1本負け
「これで1勝2敗、、、あと1本取られたら
敗退確定だ、、、、
山田君に賭けるしかない」
「畳10枚に比べたらあんなやつ
たいした事ないからね・・・」
「山田っ、何をしているっ
投げちまえばお前の1本勝ちだぞっ」
『うむ・・・あのまま投げられたら麻島は
大ケガだ・・・山田のやつめ・・・』
「そうか、麻島はすでに死に体だ
投げればケガの可能性あるから審判が
試合止めるの待ってるんだ」
「丹下、影丸には勝ちに行かなくていい
とにかく引き分けに持ち込め!
決定戦になれば山田君を出す」
「よーし、これで勝てるかもしれないっ」
「で・・・でも交代ってできるんですか?」
「大丈夫、こんな事もあろうかと
はじめの号令前なら代えてもよしと
抽選会の時に許可は得てる」
「そうか!」
「影丸ぅぅぅっ、わいがどんな思いで
この場に来たか・・・おんどれには
わからんやろなぁ」
「俺の裏投げは、相手が向かってこなくても
掛けられるんだよーーーっ」
『そうか、岩鬼のあの特訓は
バックドロップ投げ封じじゃなく
自分で掛けるためだったのか・・・・
さすが岩鬼だ』
「わかるよ・・・・わかるよ岩鬼っ
俺たちだって涙が出そうだ」
『ワイデビルマンになってもた、、、
さすらいの旅路だけになってもたんや。。。。』