新巨人の星Ⅱ最終回 「新たなる出発(たびだち)」 Aパート | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

打倒蜃気楼ボールに燃える花形

 

星一徹の協力もあり、ついに必殺の
ツバメ返し打法を完成させた

 

しかし肉体を極限にまで酷使するこの打法は
禁断の魔打法でもあった

 

飛雄馬との最後の対決に挑んだ花形は
ついに蜃気楼ボールをとらえ、ホームランを放つ

 

しかし直後に花形は倒れ、野球生命は
終わってしまった

 


最終回 

「新たなる出発(たびだち)」

 


前回ズタボロで倒れて、野球界から去った花形が
いきなりピンピンして登場(笑)

 


ただもはや野球選手としては無理らしい

 


破壊されたのは上半身だけだからね

 


『僕の野球は終わった・・・・
もはや何の悔いもない!』

 


花形に蜃気楼ボールは敗れたとはいえ
花形以外にはいまだ有効な蜃気楼ボール

 


そもそもいちいち野球生命を賭けなければ
打てない魔球だ・・・

 


左門をはじめ、花形以外には
どうしようもない本物の魔球となっていた

 


その頃一徹の住むアパートに救急車が・・・救急車

 


「あっ、伴さんっ
ほ・・・星さんがっあせる

 


「えっ、親父っさんがどうかしたんですかい?」

 


なんでも一徹親父はここのところ何回も
発作を起こして倒れる事があったらしく
この日も巨人戦見て白目をむいてたの
住民が発見して救急車呼んだらしい

 


一方巨人はマジック1で、最終戦の
カープ戦、そのマウンドには飛雄馬がいた

 


最後のバッターを蜃気楼ボールで
三振に打ち取り、実際にはなかった
巨人のリーグ優勝と飛雄馬の20勝が決まった(苦笑)

 


そして架空の長嶋監督の胴上げ
当時これ見てて「ええんかこんなん・・・滝汗
と思っていた
まだ江川事件のほとぼりも冷めてない時
だったんで、今なら大炎上だな・・・ガーン

 


「世話をかけたな・・・伴」
「いや、ちょっと疲れがたまってたようですな
医者は心配ないと言ってました・・・汗

 


「ふっ、お前は相変わらず嘘がヘタじゃな・・・ぼけー
わしはあとどのくらい生きられる?」

 


「お・・・親父っさん・・・・・・アセアセ

 


「伴、明子と飛雄馬には知らせるな!
これはわしの最後の命令じゃ節分

 


この日は日本シリーズを翌日に控えた日
だった

 


フラフラと伴がやってくる

 


「なんだ伴?」
「へへへへっ、星よ・・・・わしを笑ってくれ
わしゃ約束も守れん情けない男
なんじゃ・・・ヒック笑い泣き

 


「ついに会社クビですか?
まあいつかはこんな日来ると思ってましたけど
クビ祝いに巨人寿司で宴会でもしますかニヤリ

 


「うるせー丸目っムキーッ
妄想のリーグ優勝で浮かれとるお前に用はないっ!!
そもそもお前なんぞ原作にはおらんわムカムカ
とっととここから去れっムカムカムカムカ

 


「チ・・・チェッ、わかりましたよ消えますよ!
バーカえー
「伴・・・お前酒飲んでるのか?」

 


「ああ・・・飲んじょるわ・・・・・
この番組も江川のせいで打ち切りだしのう」

 


「わけのわからん事言うな・・・何かあったのか?」
「・・・・親父っさん、スマン
わしは今から約束破りますっっっっえーん

 


「星よ・・・親父っさんな・・・
もってあと数日の命らしい、、、、ガーン

 


「ええっ!?」

 


「そ・・・・そうか・・・・」

 


「星っ、これからすぐ親父っさんのとこに行こう!
こうなりゃ日本シリーズなど関係ないわっ
どーせ架空だし・・・・・」

 


「そうはいかん・・・・」

 


「な・・・なんで?
お前親父っさんの死に目に会いたくないのか」

 


「そりゃ会いたいさ・・・俺たち親子が普通の
親子ならな・・・・」

 


「でも俺と父ちゃんは野球という宿命の元に
生きる親子なんだ・・・野球という言葉の前には
一切の私情は持ち込めないんだよ。。。」

 


「生まれた時からただ巨人の星を目指すために
育てられ、野球のためだけに生きて来た
俺たちだ」

 


「伴・・・父ちゃんに伝えてくれ・・・・
巨人が日本一になり、俺がMVPを獲得した時
その報告に行くとな・・・」

 


そして始まった架空の日本シリーズ
巨人は阪急相手にいきなり3連勝

 


なんと飛雄馬は3連投していた

 


もはやスタッフヤケクソである(笑)
ちなみに放送時の長嶋巨人は5位に低迷
江川の初登板で、再炎上してた頃だ

 


一徹親父の家に慌ててやって来る伴

 


なんと一徹親父、家に戻っていた

 


「お・・・親父っさんっ!
絶対安静な身なのに、病院脱走なんてっタラー

 


「治らん病で病院なぞ用はないわ」

 


「わしの死に場所はわしが決めるっメラメラ

 


『日本シリーズ第四戦、なんと今日も
先発は星ですっ!
4連投ですっっっっ!!!!

 


『父ちゃん・・・見ててくれ
この試合が俺からのはなむけだよ・・・』

 


『俺は再び、あの巨人の星に駆け上るっ星

 


『それまで死ぬなっ!

 


『飛雄馬・・・なるべく早く頼むぞ・・・』

 


ビシュッ

 


コーーーーンハッ

 


なんと初球は大リーグボール1号
先頭福本はキャッチャーフライ

 


そして2番打者には・・・・

 


消える魔球だおばけ

 


これで三振を奪い
あっという間にツーアウト

 


3人目加藤英司には
禁断の大リーグボール3号

 


阪急打線、初回はあっさり三者凡退

 


「驚きました、星投手
かつて編み出した旧魔球をここで連発!
阪急打線手も足も出ませんっっっ!!

 


試合はそのまま飛雄馬のひとり舞台

 


巨人リードのまま試合は8回を終わって
飛雄馬は完全試合を続けていた

 


『星投手、圧巻のピッチングっ!
ここまでパーフェクトに抑えているうえ
三振は16個を奪っていますっびっくり

 


『あいつめ・・・・わしに見せるためだけに
投げとる・・・・』

 


「ううっ、ゴホッゴホッ」
「お・・・親父っさんっ、横になってください
今布団を敷きますっあせる

 


「余計な事をするなっ!
飛雄馬の一世一代のピッチングを寝ながら
見るなどできんわっムカムカ

 


「おおっ」

 


「不死鳥じゃ・・・・わしには見えるぞ飛雄馬っ!

 


ついに日本一まであと1球
日本シリーズ初の完全試合もあと1球となった

 


『父ちゃん・・・見てるよな?』

 


『死ぬのはこの1球の後にしてくれっメラメラ

 


『わかっとるっ節分

 


バシッハッ

 


『やりましたっ、長嶋巨人初の日本一っ
星投手史上初の日本シリーズパーフェクト
達成ですっ!
「フッにやり

 


『見せてもろうたぞ・・・飛雄馬・・・・』

 


例の死ぬ前の走馬灯・・・・

 


この瞬間星一徹の生涯は幕を降ろしたチーン

 


Bパートにつづく