新巨人の星Ⅱ第18話 「飛雄馬の恋」 Aパート | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

蜃気楼ボールで無双の飛雄馬の元に
ゴスマンと名乗る怪人が現れた

 

ゴスマンは飛雄馬の蜃気楼ボールに挑戦
試合を妨害して、一気にお尋ね者となり
球場を厳戒態勢になってしまう

 

飛雄馬と勝負できなかったゴスマンはその腹いせに
巨人二軍選手を襲い飛雄馬を脅迫

 

その後飛雄馬と対決したらしいが、これについて
飛雄馬も丸目も口を閉ざし、ゴスマンの行方を
知る者もいないという・・・

 


第18話 
「飛雄馬の恋」

 


『というわけで、今夜も最後は星が登板・・・』

 


『堀内をリリーフした星は中日打線を
蜃気楼ボールで抑え、6-3で巨人が勝ちました』

 


「へへっ、プロ野球ニュースも終わったし・・・照れ

 


「いよいよ俺のラジオタ~イム♪」
パチッハッ

 


「まーた深夜放送か?
そんなの聴いてるから朝練遅刻するんだぞ・・・」

 


「いや、いくら星先輩の言葉でも
これだけは譲れませんよ・・・なんたって
今超人気のDJ咲坂洋子ちゃんのヤングヤング
聴かないと眠れねーんっスデレデレ

 


「サキサカヨーコ?
誰だそれ・・・」

 


「へへっ、咲坂洋子も知らないんじゃなぁ・・・
星先輩朝練には早いけど、流行には
遅刻しまくりだぜ」

 


「みなさんこんばんは
咲坂洋子のヤングヤングの時間がやって
まいりました」

 


「へへっ、この人の声聞くと何故か
メーテルぅぅぅって叫びたくなっちゃうん
だよなチュー

 


「この放送は今夜から伴重工業の提供で
お送りします」

 


「えーーーーっマジかぁぁぁーーーっ
ヤッホーーーーッ音譜

 


「なっ・・・なんだ!?」

 


「い・・・いや、洋子ちゃんの放送伴先輩の
会社がスポンサーやるって・・・」

 


「ひひひひ、こうなりゃ伴先輩に頼んで
洋子ちゃんのサインもらっちゃおーーーっ爆  笑

 


「くだらんっ!
俺は寝るっ、お前もさっさと寝ろっムカムカ

 


翌日
「なんだ丸目か・・・今仕事中なんじゃ
用があるならさっさと言え」

 


「へへ・・・実はですねえ
先輩の会社がスポンサーの咲坂洋子ちゃんの
番組ありますよね?
できれば洋子ちゃんのサインもらってくれない
っスか」


「バカもんっ節分
お前は事実上一軍半の選手なんじゃぞっ
女にうつつ抜かしてる暇があったら練習しろ
ヴォケっムカムカムカムカ

 


「お前そんな事で伴に電話を?
そりゃ怒るよ・・・」
「いや、でもこっちは必死だったんですよ、、、えー?

 


「そのサキサカって女の事そんなに好きなのか?
俺にはよくわからんが・・・」

 


「女に興味ないみたいな事言ってますけど
星先輩も昔日高美奈って人元カノいたんでしょ?
伴先輩から聞きましたよ」

 


「み・・・美奈さんっっっタラー
丸目、飛雄馬の前で言ってはいけない名前を。。。


ああ・・・飛雄馬の病気が再発した、、、


『その美奈さんはもうこの世にはいない、、、』

 


『星飛雄馬の恋愛もその時死んだ・・・・えーん

 


「彼女以上の女性はいないっ
俺が愛したのは美奈さんひとりなんだっえーん
「ほ・・・星先輩?」



「ねえ、星さんから伴先輩に頼んでくださいよ
できれば洋子ちゃんに会わせてもらえると
ありがたいんですが・・・」
「え?」

 


「俺は知らんっ
お前が勝手にやれ真顔



翌日の中日戦の試合前

 


「ああ星君、ちょっといいかな?」

 


「急ですまないんだけど、これからちょっと
インタビュー受けてくれないか?
咲坂洋子って人が君にインタビューしたいって
来てるんだよ」

 


「えーーーっ咲坂洋子っラブ
「丸目?」

 


「星先輩っ、洋子ちゃんのサインこれに
お願いしますっ」
「タ・・・タオル汗

 


「星さんですか?
私、咲坂洋子です」

 


「実は私のラジオのコーナーで
洋子の突撃インタビューというのやってまして
リスナーさんからのリクエストに応えて
有名人にアポなしでインタビューする企画
なんですニコニコ

 


「ほう・・・でも僕は野球以外の質問は答えませんよ
それ以外の質問はNGですからねキョロキョロ

 

「まあ・・・それは困ったわ・・・・ショボーン
星さんの好きな女性のタイプとか聞かなきゃ
ならないのに・・・」

 


「知りませんねむかっ
だいたい僕は今試合前なんだ
気が張ってるとこにいきなり押しかけて
常識ってもんがないんですかムキー

 


「ご・・・ごめんなさい・・・実は私
野球の事全然しらないんです爆笑
「なんだってっ!?」

 


「気が張るって、そうなんですか?
興奮するって事なのかしら・・・・」
「ふざけてるんですかムカムカ

 


「俺忙しいんで帰ります」
「ほ・・・星さん・・・タラー



『野球知らないで野球選手にインタビュー
なんてバカなのかあの女っ・・・・ムキーッ
少しは勉強してから来いってんだむかっ

 


「あっ、星先輩サインは?」
「そんなものはないっ真顔

 


「丸目、好きになるならもうちょい
マシな女選べ!」
「え・・・・・びっくりガーン

 


「ちょっ・・・俺の洋子ちゃんの
悪口言わないでくださいっむかっむかっ

 


「クソー、星飛雄馬のドーテー野郎めっムキーッ

 


「なにもあんな言い方ないだろうがっ
せっかく洋子ちゃんがインタビューに
来てくれたのにっムキー

 


「今日は門限やぶりだっ
朝まで焼け寿司食うぞっ寿司

 


「丸目のやつまだ戻ってこない・・・・」

 


「ラジオのニュースでも聞くか・・・」

 


『こんばんは、咲坂洋子です』
「あ・・・・タラー

 


「実はお詫びがあります
先日予告した巨人の星投手への
突撃インタビュー失敗してしまいました・・・・ショボーン

 


「会えたんですけど、なんか怒られちゃって、、、」

 


「でも勝負の世界に生きる人だなぁって
感じました・・・とても厳しい目をしてて
さすがの私も圧倒されちゃいました」

 


『私と生きる世界が違うんだなぁって・・・』
「そう・・・生きる世界か違うのさ・・・」

 


「ホント生きる世界が違うんだよむかっ
あいつは永遠のドーテー野郎さえー
「丸目さん・・・いい加減にしときなよあせる

 


「ちょっと丸目っむかつき
「お、なんだよサッちゃん」

 


「さっきから聞いてりゃ随分飛雄馬君の事
ディスってるじゃないっムカムカ
飛雄馬君に言いつけてやるわよ!!

 


「うへっ・・・・そりゃ勘弁、、、、滝汗
オフレコって事で。。。。」

 


「あれっ、何よこの手紙?」

 


「えーと、わが愛しの咲坂洋子様・・・・
なんだいこりゃ?」

 


「ゲッ、それおれのファンレターじゃんっガーン

 


「なんでもないよ・・・・これ
子供が見るもんじゃないから、、、、」

 


「へーっ、丸目咲坂洋子のファンなんだ
ファンレターって、お前ミーハーか」

 


「うるせーよ、おりゃ帰るっムカムカ
勘定は星先輩にツケといてくれっ!

 


「あ・・・あのぅ、伴常務・・・・」
「なんじゃ宣伝課長?」

 


「実はうちが提供してるラジオ番組の
咲坂洋子が、星投手のインタビューさせて
ほしいと・・・」
「そんなのなんでわしに言うんじゃ
星に言えよムキー

 


「それがですね・・・星投手が咲坂洋子は
NGだと強硬に拒否られまして
星投手とお知り合いの常務なら・・・・」

 


「星が嫌だというなら仕方なかろう・・・
あいつは一旦決めたらわしの言う事も聞かんほど
頑固なやつじゃしな」

 


「常務っ、これは我社のためでもあるんですっビックリマーク
それに常務の巨人戦チケット購入にうちの
課も協力したはずです
これを会長に・・・・」
「ああ、それ言うか、、、、滝汗
わかった・・・わかったよあせる

 


「というわけなんじゃ・・・・頼むよ星ぃお願い
「・・・・・・・・」

 


「重役のお前がわざわざそんな事を・・・
会社勤めも大変なんだな」
「ま・・まあいろいろあってな
宣伝課長のやつがうるさいんじゃ笑い泣き

 


「おい丸目っ、この間のタオル持ってこい
咲坂洋子のサイン貰ってきてやる」

 


「えーっ、マジっスかぁデレデレ

 


「これでいいだろ?」
「ははっ、スマン感謝するぞいっ」

 


「急に何があったんですか?」
「いいじゃないか、サイン欲しいんだろウインク
「ガハハハ、お前は会わせてやらんがな」

 


Bパートにつづく