新巨人の星Ⅱ第14話 「見えた!?蜃気楼ボール」 Aパート | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

蜃気楼ボールはセ・リーグで猛威を振るい
向かう所敵なしの驚異の魔球となった

 

一方打倒蜃気楼ボールに本腰を入れた花形は
飛雄馬のたどった道を推理する

 

だがそれをスパイを使った卑怯な手段と
疑う伴は花形に怒りを示す

 

しかし飛雄馬は花形を信じていた
そんな折、花形はレーシングカーで事故を起こし
病院に運び込まれる

 

病院に向かった飛雄馬だが、花形は病院を抜け出し
姿を消したと聞かされる

 

そしてその時の置手紙が紙飛行機を折ったものだと
気付き、羽田空港に向かうとそこに花形はいた
花形は推理だけでここにたどり着いたのだ

 


今日もド派手なスポーツカーで疾走する花形
これはBМWのМ1かな?

 


『巨人対広島の試合も大詰め9回表
なんと広島はここまで巨人先発星の前に
15三振を喫しています』

「・・・・・・・」

 


『最後の球もやはり決め球蜃気楼ボールか!?』

 


フワンフワンフワン🥎🥎🥎

 


『空振り三振っ、星投手完封勝利ですっ
しかも日本記録にあと1つ(当時)と迫る
16奪三振だぁ!

 


第14話

 「見えた!?蜃気楼ボール」

 


ヒロインは勿論完封勝利の飛雄馬だ

 


『いやぁ星さん、完封勝利おめでとう
ございますにやり
「はぁ、ありがとうございます
これもファンの皆さんの声援のおかげですビックリマーク

 


『しかし今日も蜃気楼ボールが冴えてましたね
もうこれ打てる選手いないんじゃないですか?』

 


「いや、永遠に打たれない魔球なんてないですよ・・・汗
いずれは誰かに打たれますぼけー

 


『そうですかねえ?
そんな選手見当たりませんが・・・・』

 


「いますよ・・・・ヤクルトの花形さんとか
大洋の左門さん・・・・・」

 


『ヤクルトの花形と言えば、今日はスタメン外れて
ベンチにもいなかったようですよ
調子崩してるのかもしれませんね』

 


「べ・・・・ベンチ外!?」

 


『やはり・・・・花形はすでに打倒蜃気楼ボールに
動き出したに違いない・・・・』

 


『蜃気楼ボールが打たれるとしたら
おそらく花形だタラー

 


『飛雄馬君っ、僕は必ず君の蜃気楼ボールを
打ってみせるぞ!
一度はダメでも次の打席には必ず打つっメラメラ

 


『望むところだ花形っ!
蜃気楼ボールはお前に勝ってこそ完成するんだっっ炎

 


その頃花形はテニスクラブに来ていた

 


『主砲花形を欠くヤクルト、今日も大洋に
苦戦しています・・・・
花形は体調不良という事ですが・・・・』
「体調不良だぁ!?」

 


「元気にここでテニスやってるよ!
ったく、どういうつもりなのかねえ・・・・えー

 


花形はテニスをしていた

 


野球のバットで(笑)

 


しかも相手は西岡というプロテニス
プレーヤーらしい

 


クンッハッ

 


「デェェェイッビックリマーク
パシッハッ

 


パーーーーンドンッ

 


「ひっ、野球のバットでテニスなんて
何考えてるんだ花形さん・・・・アセアセ

 


「あーあ、ボールがボロボロ・・・・
しかしテニスのスマッシュをバットで打ち返すなんて
信じられん・・・・」

 


「西岡さんっ、もう少しボールに変化付けて
ください」

 


「へ・・・変化って、テニスのボールの場合
ラケットでちょこっと打ち方変えるくらいで
蜃気楼ボールみたいな凄い変化は
できませんよ、、、えー?

 


「別に蜃気楼ボールみたいな変化つけろとは
言ってません!
これはテニスのスピードあるボールの変化に
目を慣らす特訓なんです」

 


「ああ、そうですか・・・・
じゃ行きますよ
そーれ!」

 


パコーーーーーンドンッ

 


「クッ、俺のスマッシュをバットで打ち返されちゃ
立場ないぜ、、、、あせる

 


バコッドンッ
花形の打球、ラケットのネットをぶち破る
そんなアホな・・・・タラー

 


「グェェェェェェェッショック

 


「くっ・・・くそぉぉぉーーーっえーん
西岡プロ、以後テニスは野球のバットで
やるようになったとか・・・・(嘘)

 


『テニスではここまでが限界か・・・・
これでは特訓にもならんっぼけー

 


ブンDASH!
ブンDASH!
ブンDASH!

 


「あなた、お茶が入りましたよ
休憩したらいかがです?」

 


「・・・・・・・・・真顔
ブーンDASH!
ブーンDASH!

 


「・・・・結局こうなるのね、、、、、
私が一番恐れてた状況だわ泣くうさぎ

 


「高いレースの車壊して、、、、
花形でなければ訴えられるところだった。。。ガーン

 


「ホント最悪だわ・・・・・ドクロ
花形がどんどん離れて行く気がするアセアセ

 


ピシュッ

 


「クソッむかっ

 


『わからん・・・・なぜひとつのボールが
いくつにも分裂して見えるんだ・・・・?』

 


『本物の蜃気楼は空気の温度差で見えるのだが
あの魔球は打者と審判とキャッチャーにしか
見えん・・・これも不思議だえー?

 


『おそらく目の錯覚であんなふうに見えるとは
思うが・・・なぜそんな錯覚を起こす?』

 


『消える魔球のように砂煙を利用してるわけ
でもない・・・そもそも蜃気楼ボールは
土のグラウンドも人工芝も関係なく分裂してる・・・
何故だっっっ??

 


ギラララーーーーン晴れキラキラキラキラ

 


「くっ、いかん・・・直射日光をモロに
見てしまった、、、、えーん

 


目を閉じた花形の瞼の裏には日光の
残像が写る

 


「ハッ!
も・・・もしかしてっっっひらめき電球

 


『あのいくつにも見えるボールは残像を
利用してるのかも・・・・』

 


『うむ、間違いない
あれは残像なんだ!!』

 


「ふっふっふっふ・・・・飛雄馬君
蜃気楼ボールの謎がひとつ解けたぞニヤリ

 


これで花形、また謎の秘密特訓を開始する

 


2つのマシンと、バッティングピッチャーが
同時に投球

 


この3つの球のうち、バッティングピッチャーが
投げたボールだけを狙い打ちする特訓だ

 


カツッハッ

 


1つの球を打てば他の2球が花形を
直撃する

 


「ぐあああっゲロー

 


「だ・・・大丈夫っスか・・・・花形さんアセアセ

 


「ううっ、気にするな・・・・どんどん投げろビックリマーク

 


「どんどん逃げろって言ったって、、、、、」
「そもそもボールに印付けてるわけじゃないから
お前のボール打ったなんて、こっちは
わかんねーしな・・・・アセアセ

 


「おいっ、無駄口してる暇はないぞっ
次は巨人戦なんだっむかっ

 


ビューーーーーン🥎🥎🥎

 


『・・・・たしかにボールは3つ・・・
蜃気楼ボールのシチュエーションだが・・・・・』

 


「クッあせる

 


花形、やがて1球だけを狙い打ちはできる
ようになった・・・・しかし

 


『無駄な特訓だった。。。。。ショックガーン

 


『蜃気楼ボールは1つの球が分裂する・・・
3つの球のひとつを打てたとしても、本物は
そのひとつの球が幻かもしれん・・・・』

 


『完全に手詰まりだ、、、、、タラー

 


その横でガチンチョたちが、水面石投げを
はじめる

 


パシャッアセアセパシャッアセアセパシャッアセアセ

 


『あれ僕も子供の頃よくやったな・・・・』

 


『多く水切りをするには、横か下から
投げるしかないんだ・・・・』

 


んっ!?
横か下からだとっ!!?」

 


『蜃気楼ボールのフォームはサイドスローだっ
上からはあの球は投げてないっ』

 


『蜃気楼ボールは・・・・水面石投げの原理を
応用してるんだっびっくり

 


Bパートにつづく