新巨人の星Ⅱ第3話 「吼えろ!南米の虎」 Aパート | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

開幕から好調をキープの飛雄馬

 

宿敵花形とのシーズン初対決にいどんだ
ヤクルト戦はリリーフ登板

 

打倒飛雄馬のための秘密特訓で左打席に立った
花形

 

勝負は花形の計算通り、飛雄馬の豪速球を
見事打ち返したのだが

 

飛雄馬の球威が花形のバットをへし折り
なんとか初対決は飛雄馬が勝利した

 


第3話 「吼えろ!南米の虎」

 


ここは、巨人寿司という寿司屋寿司

 


サチコは実はここの一人娘なのである

 


「おいサチコ、今時分までどこほっつき歩いてたんだむかっ
店の手伝いがあるから早くけえれって
言ってただろ」ムキー
「ゴメン・・・野球の試合がね・・・アセアセ

 


「ったく、女の子のクセにまーた野球かえー
んで、勿論勝ったんだろうなキョロキョロ

 


「2点リードで9回表、先頭打者三振
次の打者も連続三振っニコニコ

 


「うんうん、ツーアウト・・・・にやり
あとひとりだな」

 


「で、その後は?」
「次のバッターはセンターフライ、ところが
センターのミノルがまたエラー、、、
でも次の打者はショートゴロ・・・ところがこれが
悪送球。。。」

 


「ま・・・まあエラーは仕方ねーや
しかしツーアウト、あとひとりだ上差し

 


「こいつが阪神のロメオに似た嫌なやつでね・・・
スイッチヒッターなのよ・・・・」

 


「気が付いたら、頭の上に球が飛んでて・・・」

 


「場外に消えちゃった、、、、ガーン

 


「えーっ、、、逆転スリーランかよ。。。。ガーン
なんだいそりゃ、、、ショック
なーんか嫌な予感してきたぞ」

 


その夜の後楽園、巨人阪神戦も
2-0で巨人リードの9回表

 


マウンド上は飛雄馬
すでに連続三振でツーアウト
完封まであとひとりまで来た

 


「今日の星は完璧です!
阪神打線を寄せ付けず、完封目前!」

 


『バッターは3番カケフっ』

 


カコーーーーーンドンッ
『カケフ打ったーーーーっ!!

 


平凡なセンターフライだったが
照明灯が目に入り、これを落球、、、

 


続くは四番のタブチ

 


しかしこれは平凡なショートゴロ

 


ショート河埜、これを裁いて
ジャンピングスローでファーストに送球

 


だがこれが高く、ファーストの王さん捕れず
連続失策でツーアウトランナー一三塁

 


後楽園のレフトスタンドから六甲おろしの
大合唱が始まったトラピリピリ

 


「おいおい・・・なんかサチコの試合と似て来たぞ滝汗
「次ロメオだ・・・・なんかヤバイ驚き

 


ここでベンチから長嶋監督
勿論ピッチャー交代ではなく、指示を与えに
来たのだが・・・

 


「星、ランナー二人はエラーのランナーだ
普通に投げてれば必ず打ち取れるっ真顔
「はいっ!

 


だがこの日のロメオは何故か飛雄馬に
タイミングが合っており、打席にも余裕の
表情で立った

 


♪レッツゴー♪レッツゴー
♪レッツゴ~ロ~メ~オ~
♪チャンスだ振り抜け~か~ぁとばせ~

 


だがロメオの頭の中では別の曲が流れていた
ブラジルのサンバの曲が音譜

 


ポンポコポンコポンポコ.......

 


勿論そんなもの周りに聞こえるはずもなく
見えるのは妙なリズムを取って打席で構える
ロメオだ

 


「な・・・なんだあいつ?
あんなに体揺すって打つやつだったかな・・・・」

 


『フフーン、カモンヒューマ・ホシっ炎

 


飛雄馬の初球

 


「もらったーーーーーっゲラゲラ

 


パコーーーーーンドンッ
完璧なタイミングで飛雄馬の豪速球を捉えた

 


打球はグングン急上昇

 


なんと外野の照明灯を直撃した花火

 


『行ったーーーーーっ
ロメオ、打った瞬間確信歩きの
逆転スリーランっっっっ!!

 


「・・・・・マジかよ。。。。ガーン
「、、、、、、、汗うさぎ

 


「星君が・・・・星君がロメオなんかに
打たれるなんて。。。。ネガティブ

 


このロメオの逆転スリーランでこの試合は
阪神が勝利
ヒロインは勿論ロメオだった

 


「俺はヒューマ・ホシの球を見切ったぜニヤリ
今後やつが投げたら1億%打つっ!
ガハハハハハゲラゲラ

 


一方完封目前から、負け投手という
天国から地獄に叩き落された飛雄馬は
モーレツにヘコむ。。。。ガーン

 


そこに長嶋監督が声をかけた
「うーん星ぃ、残念でした・・・・
あの球はミステイクですね。。。。ハイ」

 


「いえ・・・失投ではありません
俺の今日一番の球でした汗
「ファット?」

 


「俺は・・・俺は一番自身のある球を
スタンドまで打たれたんですっっっえーん
最悪ですっっっっドクロ
「ほ・・・星・・・・アセアセ

 


「まあ星はここのところ先発とリリーフ両方
任せて酷使でしたからねえ・・・ええ
明日はベンチ外です
ゆっくりほりでーをえんじょいしなさいニヤニヤあせる

 


ガツッハッ

 


カーーーーーーーン

 


『そんなっ、俺の自慢の豪速球がじ・・・場外にっタラー

 


『ガハハハハ、ヒューマ・ホシ
ユーの球は見切った
もうジエンドだぜニヒヒ

 


「ハッハッ

 


「くそーーーっ、いつもの事だが、今日のは
3倍ムカつくし悔しい悪夢だぜっっっムカムカ

 


飛雄馬、そのまま深夜に練習しはじめる

 


「あの時の俺の球は完璧だったはずだっ
あの花形をも打ち取った球と同じかそれ以上だった」

 


「しっ・・・・しかし」

 


「なんでロメオなんかに打たれるっっっっっムキーッ
あんなバカにっ・・・あんなバカにぃぃぃぃぃっアセアセ

 


ポコッ

 


「何故なんだーーーーーーっえーん

 


「チックショーーーーーーッムカムカ
Bパートにつづく