バロムとは正義と友情のエネルギーを表わし
ドルゲとは地球の平和を乱す悪を言う
超人バロム1はバロムクロスで変身するのだ!
はかくうのもので
じっさいのひととは
かんけいありません」
しかし作業員のひとりが変な事に気付く
「おいっ、今日は1台も車通んねーな・・・」
「そういえば・・・・それに
資材積んだトラックもこねー・・・・
何かあったのかな?」
すると突然男の叫び声が聞こえて来た
「な・・・・何だいありゃ?」
だが何故か乗っていた人たちは
ソープランドでもないのに泡まみれ・・・
「ちょ・・・こいつらなんか溶けてねーか、、、」
「えーっ、そんなバカな」
「ヂョキーーーーーン」
「うげげげげーーーーーっ」
作業員のひとりにも泡が吹きかけられる
「ヂョキーーーーーン、お前も溶けてしまえー」
マンホールから現れるドルゲ魔人
ハサミルゲ
「ひっ、バ・・・バケモノっ」
「オデはカニの化身ハサミルゲだヂョキーーーン」
こいつ横にしか歩けないらしい(笑)
「魔人ハサミルゲが
待ちぶせて切る!!」
怪事件の一方は木戸刑事の元にも知らされた
「なにっ、泡で人が溶けただとっ」
急いで健太郎を呼び出す
「おいっ、泡で人が溶けたってよ」
「泡で?
これはドルゲだなっ!」
現場に向かうとすでに木戸刑事は来ていた
「親父のやつさっきまで家にいたのに・・・」
「やっぱ敏腕記者となると違うな」
「いやぁ、お前の親父さんも敏腕刑事さ」
やけに親父を褒め合う二人
「実はこの近くの多摩川でバケモノが出たって
騒ぎがあってね・・・・」
「バケモノ?
それがこの事件と関係あるっていうのか」
「この分厚い鉄製のマンホールの蓋が真っ二つ・・・
人間技とは思えない」
「うむ・・・しかしなぁ・・・
まさかお前も猛がいうドルゲとかの仕業って
言うんじゃないだろうな」
「聞いたか?」
「ああ、多摩川のバケモノ・・・きっと
ドルゲ魔人だ」
「ルロロロロロロロ~ド~ルゲ~
ハサミルゲよ、残り話数もあと5回しかないっ
こうなれば、悪だくみはどっちでもいい
とにかくバロム1を殺せっ」
「ヂョキーーーーン
どんな手を使ってでもバロム1をこのハサミで
ちょん切ります」
こいつの使命はバロム1抹殺らしい
この日はどこかわからない小学校の
楽しい写生会
しかし来たところはよりにもよって多摩川だw
写生の場所を求めて、ゴンとサチという
少年少女が近くの神社の境内にやってきた
「お・・・おいサッちゃん、ここの大木変だぞ
なんかデカイ穴がある」
「よーし、ちょっと入ってみようぜ」
「よしなさいよ。。。なんか怖いわ」
しかし2人は結局穴に入ってしまう・・・・
その下は大きな洞窟になっていた
勿論これはハサミルゲの仕掛けた罠だ
「ヂョキーーーン、バロム1の餌が来たーーーっ」
「あらっ?
ゴンちゃんとサッちゃんが見当たらないわね・・・
どこまで行ったのかしら」
心配する三谷先生
一応あの神社の境内まで捜しに来るも
大木の前で引き返してしまう・・・
「テンテー、ゴンちゃんとサッちゃんみつかった?」
「それがどこを捜してもいないのよ。。。」
「キャァァァァーーーーッ」
「みんなっ、逃げるのよっ」
「逃がすか~ヂョキーーーーン」
「オデはハサミルゲだヂョキーーーーン
お前たちにはバロム1をおびき出す餌に
なってもらう」
「わ・・・私たちバロム1とは関係ないわよ、、、」
「待てっ、ドルゲ魔人っ」
「ムッ、バロム1
早くも嗅ぎつけてきたか、ヂョキジョキヂョキーン」
「オデはハサミルゲ、貴様を殺すために
派遣されたのダ~~~」
襲い掛かるアントマン
しかしいきなり同士討ち。。。
「何をやってるヂョキーーーーン、、、、」
「えーい、これでも食らえ
ジョキーーーン」
ハサミルゲ、泡を噴き出す
「マズイ、この泡に触れると溶けてしまいますっ
早く子供たちを安全な場所へ」
「は・・・はいっ」
しかしハサミルゲ、意外と早い横歩ぎで
三谷先生たちを追いかける
「いやぁーーーっ、来ないで~」
「逃がさんヂョキーーーーン」
「ヂョキーーーーーーン」
バロム1、ついにハサミルゲのハサミに
捉えられてしまう
「早くっ・・・早く逃げなさいっ」
「いゃああああん」
「ガハハハハ、捕まえたジョキーーーーン」
ハサミルゲ、そのまま大木の穴へ逃亡
「しっ・・・しまったっ」
一方先に穴に入ったゴンとサチ
「あっ光だ、きっと出口に違いない」
中にはドルゲ魔人の人形が並んでいた
「うわっ、ヒャクメルゲだ・・・オコゼルゲに
ウデゲルゲもいるぜ・・・」
やけにドルゲ魔人に詳しいゴン
「ねえ、これ何ゲルゲ?」
「さあ・・・こんなやつ知らないなぁ・・・・」
「オデはハサミルゲダ~
ドルゲ博物館によく来たな~
入場料はただダ、しかし家には帰れんがな」
「見ろ~お前の友達も一緒だジョキーーーーン」
「タスケテータスケテー」
一方三谷先生と合流した子供達
「えっ、4人だけ?
他の子たちは??」
「クルクルのおじさんたちに捕まっちゃったの~、、、」
「ど・・・どうしよう・・・このままじゃクビになるわ。。。」
「三谷先生っ」
「バ・・・・バロム1・・・・」
「とりあえず、松五郎という男の所へ行ってください
なんとか匿ってくれるはずです」
「さらわれた子供たちはこの私が
命に代えても助けだしますっ」