第19話「さらば・函館の町よ」Bパート | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

九州の南半分が水没した直後、再び日本各地で
異常が起こり始めていた

 

次の異変は北海道の函館だ

 

ここに玲子がいる事を知っていた田所は、小野寺を
解雇し北海道に行くように仕向けた

 

函館に大異変が起きるまで3日しかない
だが救助に向かった船団は、何故か発生した氷山に
取り囲まれて身動きがとれなくなった

 

一方漸く玲子の元にたどり着いた小野寺だったが
再開直後に巨大な雹が二人を襲った

 


ガタガタガタガタピリピリ
異様な音を立てて雹が降り続く

 


「こうしちゃおれない!
二人を助けに行こうぜ」

 


なんとか二人を救助

 


玲子と共に、かつての教え子たちとも再会した小野寺w

 


「河野先生、久しぶりっスウインク
「え・・・俺小野寺だけど・・・・・汗
「そうっスか?
なんか俺の昔の担任にクリソツですねえ・・・キョロキョロ
「ああ、人違いだよ山本」
なんて会話はもちろんない(笑)

 


幸い雹はすぐに止んだ
いよいよ避難する事に
「みんな、もしはぐれても北に向かうんだよ」

 


しかしそんな中、函館を巨大地震が襲った

 


「バカなっ、予想より全然早いぞ、、、、、驚き
「こ・・・これではどうしようもありません。。。ガーン

 


函館の町はあっという間に水没アセアセ

 


五稜郭も海に消えて行く・・・

 


小野寺たちは、函館の北にある大沼という湖に
向かって避難を開始した

 


「玲子、小野寺さんと並んでお歩き
あたしゃひとりで歩けるから・・・・・」
「ダメよ、あの人リーダーなんだから・・・・
それにデートしてるんじゃないのよ」

 


その時玲子は、はな婆さんが高熱を出してる事に気付く
「おばあちゃん、すごい熱びっくり
待ってて、俊夫さんに知らせるから」
「いいんだよ、リーダーに余計な手間かけさせる・・・
このくらいの熱、あたしゃどーって事ないよ」

 


病弱の百合をソリに乗せて引っ張ってるんで
小野寺たちは、はなの異変には全く気付かず

 


玲子とはなは次第に遅れだす

 


「ちょ・・・・俊夫さー----んあせる
「ダメだよ、余計な心配させるだろ」

 


ついにはな婆さん、動けなくなってしまった。。。。

 


それ以外のメンバーは漸く大沼に到着
「おおっ、大沼凍ってるぜびっくり
「ラッキー♪氷の上を歩いて行こうぜ!」
だが小野寺は
「ダメだ、地震がきたらすぐに割れてしまう」と反対する

 


しかも百合が眠ってソリから落ちそうになる
「頑張るんだ!
ウカウカしてたらみんな沈んじまうぞ」

 


ここで初めて小野寺、玲子とはな婆さんがいない事に気付く

 


「俺は二人を捜して来る
絶対に氷の上は渡るんじゃないぞビックリマーク

 


小野寺単身で玲子とはなを捜しに行く

 


「おばあちゃん、しっかりして!」
「はあはあ、、、あたしは暫くここで休んでいくよ・・・
あんたは先にお行き」

 


「玲子ー----っ、おばあちゃー---ん!!
どこだー-------っ!

 


一方4人のバカと百合は徒歩で先を行くが・・・・

 


百合が途中でヘタリ始める

 


そこで4馬鹿はかまくらを作って休むことに

 


「おばあちゃん、しっかりして・・・・泣くうさぎ

 


その時上空に一機のセスナが飛行機

 


「おー------いっ!
おー--------いっ!!」

 


ソリ付きのセスナが雪原に着陸w

 


4バカたちは形は悪いがかまくらを完成

 


「百合さん、俺たちが見てるから少し眠っていいよ」

 


皮肉な事に遅れて置いていかれた玲子とはなは
セスナによって救助された
これが運命の分かれ道に・・・・

 


4バカのひとり、五郎が突然百合の写真がないと
騒ぎ出した

 


なんか揉めはじめる汗

 


「あの写真はな、百合さんがみんなには内緒でって
俺にくれたもんなんだよ」

 


それを聞いてガックリする3人
「マジかよ~。。。。。笑い泣き

 


そんな事になってるとは知らず眠る百合ぐぅぐぅ

 


その時地震が発生
それと同時に異様な音が聞こえた

 


かまくらの外に出ると氷に巨大な亀裂が・・・
「ゲッ、俺ら知らないうちに氷の上にいたんだっっっガーン

 


「や・・・やべえぞ、、、、早く逃げないとタラー

 


その頃小野寺も地震によって発生した雪崩に襲われていた

 


ドドドドドダッシュダッシュダッシュ

 


そこに玲子とはなを救助したセスナが戻って来た
どうやら玲子が小野寺たちの事を知らせたようだ

 


なんとか雪崩から逃れた小野寺

 


4馬鹿と百合は、無謀にも氷の上を渡って
大沼から脱出しようとしていたが・・・

 


氷が割れて百合が大沼に転落アセアセ

 


穂積ペペが飛び込んで助けようとするが・・・

 


今度は氷に挟まれて脱出不能に、、、、

 


セスナによって助けられた小野寺は、あの4馬鹿と百合の
事を知らせる
「4人の高校生はどっちでもいいですけど、病人だけは
助けたいんです」
←本当にこう言ってる(笑)

 


先生に見捨てられたペペたち
「も・・・もうダメだぁぁぁぁぁえーん

 


「な・・・・なあお前ら・・・・・もういいから
俺たち置いて行けや・・・・」

 


「百合さんには悪いが、俺たちここで死ぬわ」

 


「次地震きたら・・・お前らも助からねーぞ・・・・」
「・・・・・・・・・」

 


「ご・・・五郎・・・・おめえに謝らなきゃ
ならない事があるんだ・・・・」

 


百合の写真を盗んだのはペペだった

 


「え・・・だってお前・・・玲子さんを・・・・アセアセ

 


ありゃ嘘だよ・・・・本当は俺も百合さんが好き
だったんだ・・・ごめんな五郎・・・・
俺、どうしても百合さんの写真欲しかったんだ」

 


「写真は返すよ・・・・俺、本物と一緒に
死ねるんだから・・・・笑い泣き

 


「バカヤロー・・・・もういいよ・・・
写真お前が持ってろ」

 


「俺決めたぜ!
俺はここから動かねえ!

 


「俺も動かねえぜ、それにもし次に地震が来たら
もしかしたら氷が割れて助けられるかもしれねえしな」

 


「俺たちゃ劣等生だけどよ、友情だけは誰にも負けねえ!
死ぬときはみんな一緒だメラメラ

 


「バ・・・バカ・・・ヤロー・・・・・・笑い泣き
青春ドラマかよ・・・・まあ青春ドラマだけどなw」

 


その時突然百合が意識を取り戻す
「チッチ、チッチはどこ」

 


その頃小野寺を乗せたセスナは4バカと百合を捜索に
向かっていた

 


「できるだけ低く飛んでください」

 


百合はチッチを籠から出す
「ほら、もうあんたは自由よ」

 


籠から飛び出したチッチはそのまま飛んで行った

 


♪たとえ~小さな~命でも
♪籠から放して大空に~

日本沈没の主題歌のB面、「小鳥」という五木ひろしの
曲が流れ始める
ちなみにこの曲が流れたらほぼ死亡フラグドクロ

 


もはやこいつら逃げる気なし

 


しかしここで小野寺を乗せたセスナ機が漸くやって来た

 


「おいっ、飛行機だ!」
「助かるかもしれねーぞ笑い泣き

 


「いたっ!

 


その時また地震が発生
「よし、氷が緩むかもしれねーぞ」

 


「あの氷の上に着陸できますか?」
「や・・・・やってみましょう」

 


だが全員割れた氷の中に転落。。。。アセアセアセアセアセアセアセアセ

 


5人とも氷の下に消えて行った・・・・・

 


「嘘だろ・・・・普通は全員助かる流れじゃん・・・汗
唖然とする小野寺

 


嗚呼・・・・・・・えーん

 


『河野せんせー--------っおばけ

 


「すまんっ・・・・山本っ
今の俺は小野寺なんだ・・・・・ぼけー

 


ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーン飛行機
ちなみにこのセスナだと定員は4人ほど
どっちみち7人はとても乗れなかった、、、、

 


その時北海道駒ケ岳が大噴火炎

 


「駒ケ岳が噴火したぞ、、、、、叫び

 


北海道駒ケ岳、1929年以来の大規模噴火

 


これが更なる異変のはじまりだった・・・・
つづく