大リーグボール3号は完成した
しかしその魔球は存在する事すら世間や相手選手は
認識しない謎の魔球だった
アトムズ戦でのリリーフ登板に続き、次の大洋戦では
先発を任された飛雄馬は、大洋打線を大リーグボール3号で
次々と三振に打ち取っていく
そんな中、左門は大リーグボール3号が京子が投げた
リンゴをヒントに編み出された魔球と気付く
バットをかわす魔球に対し、左門はスロースイングで
対抗するも、最後は三振に倒れる
だが勝った飛雄馬の顔は、勝ち投手の顔とは思えないほど
疲弊していた
さて今回は巨人の星栄光の星編第171話
「かえってきたオズマ」をお送りします
タイトルの通り、あの野球ロボットが飛雄馬に前に
再び現れますが・・・・
マウンドには飛雄馬がいた
相手はカープだが、先発なのかリリーフなのかは不明
この作品では完全に雑魚扱いされる赤ヘルじゃないカープ
飛雄馬の大リーグボール3号の前に手も足も出ない
背番号28という事は、この選手は衣笠さんか
しかしスコアーボードがおかしいぞ・・・・
まずカープに点奪われてるが、それは別の先発投手が
取られた得点としても、なんで巨人が先攻なのだ?
しかも後楽園なのに電光掲示板じゃない・・・実はここ
広島市民球場か(笑)
9回最後のマウンドに立った飛雄馬だが・・・・・
『うっ、な・・・なんだ、この感覚っっっ!』
ジーーーーーーーーッ
まるで名探偵コナンの犯人みたいだなwwww
『まただ!
何なんだ、この物凄いプレッシャーはっっっっ』
うむ・・・さすがに後のニュータイプだ
というのは嘘で、軍服のオズマが立っていた
これはこれで十分怖いぞ、、、、
「オズマっ!
日本に来ていたのか・・・・しかしなんだその恰好は」
「召集サレテあーみーニ行ッテイタノダ!
久シブリダナ・・・ヒューマ・ホシ!!」
「ちょっと小耳に挟む程度だが、君のメジャーでの
大活躍は聞いているよ」
「ふふふっ、カンパイニじゅーすカ・・・・
相変ワラズマジメダナ、ヒューマ・ホシ」
グビグビグビ
この時わざとらしく胸のペンダントを蓋を開けて
ちらつかせるw
「お前・・・・彼女いたんだな・・・・・
俺以上に奥手なやつかと思ってたが・・・・・」
「そういやさっき戦場って言ってたな・・・・・
戦場ってベトナムかよ!?」
「アア、日本ノ新聞ニハみーノあーみー入リハ
にゅーすニナラナカッタノカ?」
ならねーよ
そのままバックスクリーンに突き刺さるという
あり得ない打球w
衝撃デビュー以降は、オズマの見えないスイングは
猛威をふるう
そしてついにメジャー史上初となる新人での三冠王達成!!
なのだが、これは時系列的におかしい
オズマは前年中日との1年という契約が切れて帰国
この時期が何月かは不明だが、さすがにメジャーのシーズンは
終わってないだろうし、謎の1年の記憶だ・・・
もしかしてこのオズマは1年後の未来から来たのか??
それはまあ置いていて(笑)
新人で三冠獲得のオズマは、生まれ故郷のスラム街に戻ると
子供たちの英雄だった
「今夜俺の三冠王獲得記念パーティーをやるんだ!
それを着て俺のうちに来てくれ
リバーサイド7番地だ!!」
よくわからんがビバリーヒルズみたいなとこらしい
ジェニーも高級ドレスなんか着るのはじめてで
最初はその気になったが・・・・
世界へようこそ」
みたいな豪邸で、取り囲まれるオズマ
「レディースアンドジェントルマン!
私はカージナルスのオーナーです
今日はここで、オズマに素敵なプレゼントを
持ってきました」
「ほれオズマ、受け取れ」
額は不明だが小切手らしい
「こっ・・・・こんなに貰えるのかっ」
ついでに余計なハゲが余計なものまで持ってきた
「オズマ、君に兵役カードが来た」
これに驚くオズマ
「へ・・・兵役って、俺に戦争に行けって言うのか」