巨人の星(栄光の星編)第152話 「対決!!星対伴」前編 | 野球侍SAKIのブログ

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オープン戦も全日程終了し、1970年の開幕も間近

 

そんな中中日一徹コーチは、打倒大リーグボール2号を宣言
その刺客はやはり伴だった

 

しかし伴は、親友飛雄馬、そしてその姉明子に
気兼ねして特訓に身が入らなくなってしまう

 

そんな中、東京に先乗りして明子を探す伴の元に
明子からの手紙が届けられる
それには気兼ねなく勝負に徹して欲しいという
明子の願いが

 

そしてライバル花形からも全力で真剣勝負に
徹しろというメッセージが・・・

 

伴はついにこれに奮起し、飛雄馬との対決に臨む

 


というわけで、今回は巨人の星栄光の星編第152話
「対決!!星対伴」というエピソードです

 


開幕前夜、投球は雷雨を伴う激しい雨となった雷雨

 


しかしマスコミは、消える魔球打倒予告をした
一徹コーチに煽られ、巨人中日戦、いや
飛雄馬対伴の対決を盛大に報じる

 


開幕を翌日に控え、巨人ナインは
それに向けての最後のミーティング

 


気を引き締めるナインの中、ひとり鬱な顔の男が・・・チーン

 


「あー諸君、ここまで来たからにはもはや
わしから言う事は何もない!
明日は全力で立ち向かってくれたまえ真顔

 


『全力で立ち向かえったって、打たれる事確実な俺に
どうしろってんだ、、、、汗

 


「では明日のベンチ入りメンバーを発表する!
まずピッチャーは・・・・

星飛雄馬!!

 


いの一番に呼ばれた飛雄馬は驚く
『い・・・・いきなり俺かよ、、、ゲローハッ

 


「か・・・監督、打倒予告までされてる星をベンチ入り
させたら向こうの思うつぼじゃないですか?」
中尾コーチが意見する

 


「わかっておるわい!
しかしこのまま星をベンチ入りメンバーから外せば
我が巨人軍は逃げたことになるっ節分

 


「諸君、これは星ひとりの問題ではない
王者である我が巨人軍への挑戦だ!
わしは真正面からそれを受けるつもりだ」

 


「向こうの星一徹は、まるで打つ前から星を打った気でおるが
わしもむざむざ打たれさせる気もない
ちゃんと策は考えてあるっ!

 


『さ・・・策って、何をするつもりなんだ監督は・・・アセアセ

 


「とにかく、これはわしとあのムカつく一徹の勝負
でもあるっムカムカ
諸君らもそう思い、怒りを持って戦ってほしい炎

 


その頃相手の中日も最後のミーティングを行っていた

 


「・・・わしからの言葉は以上だ
諸君らはわしの作戦通りにやってくれ!!

 


吹っ切れたとはいえ、まだ親友の飛雄馬を打ち砕くことに
心が晴れない伴

 


そこに中日の選手から質問が飛ぶ
「あ・・・あのぉ、消える魔球攻略はいいんですが
もし巨人が星をベンチ入りから外したり
もしくは入れても登板させなかったらどうするんです?」

 


『む!
もし巨人が星の登板回避をしてくれば、わしが星を
打ち砕かなくていいかもしれんが・・・・滝汗

 


しかし意外にもこの質問に一徹コーチも水原監督も
余裕の笑みを浮かべるニヤリ

 


「そんな心配は無用じゃ!
巨人は星をベンチに入れるし、そうなればこっちは
星をマウンドに引きずり出せるっ!

 


『引きずり出すって、そんな事ができるんかい・・・あせる

 


「星投手を引きずり出せるか出せないかは諸君らの力に
かかっとる!
そして刺客としてとどめを刺すのは伴っ、お前だ!!

 


「ガッハッハッハッハゲラゲラ

 


『ううっ、なんという余裕じゃあ
なんでもありか・・・・このオヤジガーン

 


『この雨永久に降り続かないかな・・・・汗

 


『この雨が止んだ時、大リーグボール2号も
伴との思い出も友情も、全て消えてしまうんだ、、、笑い泣き
とにかくマイナス思考の飛雄馬

 


しかしその思いは伴も同じだった
眠り切れず夜中に起き出してひとり素振りを続ける

 


『うむ・・・この一振り一振りがわしと星との友情を
少しずつ切り裂いて行くんじゃのう、、、、えーん

 


そして無情にもあれだけ降り続いた雨は夜明けには
すっかり止んでしまった。。。

 


開幕戦はデーゲーム
後楽園球場は飛雄馬対伴の対決を楽しみに来たファンで
超満員になった

 


「さあいよいよやってまいりました、昭和45年度の開幕戦
本日はゲスト解説者にやったるでーでおなじみの
金田正一さんをお迎えしておりますニコニコ

 


「えー放送席放送席、こちらは中日のブルペンです
今、今日先発が予想される星野仙一投手が入念に
投げ込みを行っております」
 


ちなみに原作での先発は小川健太郎という当時のエースだったが
オートレースの八百長容疑で逮捕されたうえ
黒い霧事件で金を受け取った事も発覚して永久追放になり
放送できない人になってしまった、、、、笑い泣き

 


受けるのは伴
『去年までは反対側のブルペンにおったのに
今では遠い昔に感じるわい、、、、、ぼけー

 


一方巨人側のブルペンでは、高橋一三、城之内
そして飛雄馬の三投手がピッチング練習

 


マスコミの予想では巨人の先発はエースの堀内だったが
堀内の姿はなかった

 


「先発は堀内だと思っていたが、これは予想外だな・・・
まさかいきなり星という事はあるまいが・・・」

 


「誰が来ようと同じです!
こっちは星を引きずり出し、消える魔球攻略を実行するのみ節分

 


「さすがの星コーチも堀内を温存させるとは予想外
だったでしょうなニヤリ
そうそうやっこさんの思い通りにされてたまるかって
もんですむかっ

 


「一徹には一度煮え湯を飲まされておるからなむかっ
今度はこっちがし返して、消える魔球打倒宣言をぶち壊し
恥をかかせてやらにゃ気が済まんよニヒヒ

 


「見ておれ一徹めっ、貴様の大口を屈辱という泥で
塞いでやるわい!
ふはははははははははははは爆  笑

 


『川上さん、あんたしてやったりのつもりだろうが
わしの中では全てお見通しじゃよグラサン
恥をかくのはアンタだ、ふっふっふっふっふゲラゲラ

 


『ううっ、ついにこの日が来てしまったか・・・・
開幕は緊張するが、今日はそれ以上に変な雰囲気だぜネガティブ

 


『ど・・・どうか俺の出番が来ませんように・・・・お願い

 


『うぬぬぬぬ・・・・とにかくわしは指示通りに動くまでよ!
こうなった以上星はわしの敵以外の何者でもないからのう炎

 


『伴よ、どんな秘策を持ってくるか知らないが
来るなら来いっ
返り討ちにしてやるぜっムキーメラメラ

 


『望むところよ星飛雄馬っ!
わしは鬼となってお前を叩き潰すだけよっ節分炎

後編につづく