巨人の星(栄光の星編)第139話 「花形・左門の執念」②-1 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

伴のトレード問題は解決したかと思われたが、中日
星コーチは諦めておらず、飛雄馬の不安はつのる

 

もし大リーグボール2号が打たれたら、戦力としての価値を
認めていない巨人から伴が放出される恐れが残るからだ

 

実際花形左門は、打倒消える魔球の秘策を編み出しつつあった

 

飛雄馬は伴を打者として鍛えるため、鬼の特訓を開始

 

しかし二代目一徹と新聞に書きたてられたのを見て
一徹コーチは「わしのために伴をわざわざ鍛えてくれておるわ」
とほくそ笑む

 

だがその頃、中日はオズマの手紙から新外国人選手
獲得を決断

 

それに激怒した一徹コーチは球団事務所に乗り込み
伴を3日間の間に獲得すると言い放った

 


ここは花形のいる六甲山山中

 


花形は早速打倒消える魔球の特訓を始めていた

 


ビュンビュンビュンDASH!DASH!DASH!

 


「何の目的か知らんけど、まあ天才花形の手伝い
できるっちゅうのは光栄やでニヤリ

 


花形は二軍選手に雪玉をこしらえさせ
中に野球の球を入れさせた

 


「さっきも言いましたが、球は必ずしも雪玉の真ん中じゃ
なくて結構です!
むしろ芯を外して、偏ってた方が好都合です」

 


「あと雪玉はガチガチに固めず、やや柔らかめに
フワフワな感じでお願いします!!

 


「ヘイ毎度!
すし職人になった気分やで寿司

 


「では始めてくださいっ!

 


「ほな行くでぇ」

 


「げっ滝汗ハッ

 


ボォォォォォォォォッメラメラ

 


「来いっ節分

 


花形の目にはすでに二軍選手が飛雄馬に写っていた

 


「おらぁっビックリマーク

 


ビューーーーーーーン

 


「でやっ!!
ピュッうずまき
バコーンドンッ

 


バコッドンッ

 


「クッ、しくじったか、、、、あせる

 


「難しいとは予想していたが、想像以上だ・・・えー?

 


「しかしほぐれた雪の煙幕の中のボールを
ミートしなければならんのだっ!

 


「次っ、来いっっっっ炎

 


ビシュッ

 


バシャッドンッ

 


「・・・・・・・・またしくじった、、、ぼけー

 


延々この練習を続ける花形

 


一日目は成果が出なかったらしい

 


「ふえええっ、今日は吹雪いとるがな、、、、笑い泣き
エライもん引き受けてもたわ。。。。。ガーン

 


「今日もよろしく頼みますよ」
「へいへい、、、、汗

 


「ほな行きまっせー」

 


ギューーーーーーーーン

 


バコッドンッ

 


ボコッボコッくるくる

 


「昨日まででなんとかボールに当てられるようにはなった
今日はジャストミートできるまでやるぞっ炎

 


「雪玉相手のバッティング練習か・・・・
なんだかよくわからんが、秘密特訓には間違いないな」

 


ちなみに原作では一徹親父が直々に偵察に来ていた

 


「なんとか打つコツはつかめてきたぞ!」

 


くわっムキー

 


カキーーーーンドンッ

 


ビューーーーーーーーーン流れ星

 


「ひえっガーン

 


ビュンDASH!

 


「おおっ、ついにジャストミートやびっくり

 


「ふふっ、当然です
僕は天才花形ですよウインク

 


「と言いたいところですが、今のは半分マグレ
そもそも球をミートする瞬間を見てる打者なんかいません
どこにボールが来るか、そこを見越してバットに当てるのは
勘でしかありません」

 


「なるほど、つまり雪玉のどこにボールがあるのか
それを見極めてジャストミートする勘を鍛えるのが
この特訓の目的いうわけか」

 


「まあ消える魔球打倒の第一段階ですよ」

 


「あ・・・やっぱりこれは消える魔球打つための
特訓やったんか・・・・汗

 


「そう!
そしてあの雪玉こそ、消える魔球の秘密の残り
20%というわけです」

 


「ほ・・・ほな消える魔球はもう攻略できるんやな」
「いやいや、まだ第二段階が残ってます」

 


「なんせ消える魔球は、消えた後落ちてホップするんだ・・・
そのホップしたときをジャストミートしなければ打てない
!

巨人の星(栄光の星編)第139話 「花形・左門の執念」②-2
につづく