巨人の星(栄光の星編)第135話 「去りゆくオズマ」②-1 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

シーズンオフに入り、各球団にトレード等の動きが始まった中
中日のオズマの退団が決まった

 

オズマの突然の退団に驚く飛雄馬だったが、オズマの後釜
探しに父一徹が動く事で、親子対決はまだ終わらない

と悟る飛雄馬

 

そして迎えた1970年の元旦
帰国するオズマの元へ、一徹コーチが訪れる

 

厳しい言葉を最後まで投げつける一徹コーチだったが
その中に隠された優しさをヒシヒシと感じるオズマだった

 


ブゥゥゥゥゥゥゥン車DASH!DASH!DASH!DASH!
花形のスピード超過&荒い運転の車でオズマを見送りに向かう
飛雄馬たち

 


「ねえ牧場さん、さっき野球漫画って言ってましたけど
どんなの描くんです?」

 


「ふふっ、実は登場キャラは全て君たちがモデルなんだよニヤリ
「ええっ、俺たちがっびっくり

 


「そう、星君に花形君、左門君と・・・・・・
あと伴君も出すつもりさ」

 


「伴もっ!?」

 


「ああ、そういや伴君がいないね・・・・・
何か用事なのかな」
「・・・・・・・・汗

 


「それ・・・・・俺の口から言わすんですか・・・・ぼけー
「え?」

 


「今日の番組出演の話が来た時、テレビ局の人に伴も一緒にって
言ったら、有名じゃないからダメだって言われちゃった、、、
俺も断ろうかと思ったけど、球団系列のテレビ局だから
圧力かけられたんです。。。笑い泣き

 


「・・・・・・・・・・うーん

 


「あっ、それより花形君も左門君も消える魔球の
打倒策はあるのかな?」

 


「なんか去年は星君の一人舞台で、消える魔球の天下
だったけど、なんとかしてもらわないと
魔球にライバルがやられっ放しじゃ面白くないよ
ニヤニヤ
また余計な事言い出す牧場、、、、

 


この言葉に左門がまずイラつくむかっ

 


更にこの男はもっとブチギレたムカムカ

 


「そげん事はなかですけんっムキー
わしもわしなりに打倒消える魔球ば、対策は練っておりますたい
今年ば見てて欲しいですっっっ!!

 


「同感だっ!
牧場君、もし今のようなセリフを漫画の中で描いたら
僕はハナガタモータースの全力をかけて君を潰しに行くよムキーッ

 


『こいつ・・・・・・汗

 


「あわわわわわわわっ叫び
突然前にも増して荒い運転をしだす花形www

 


『こいつのこの雰囲気じゃあ、野球辞めて
姉ちゃんと結婚なんてあり得ないな、、、、、
あせる

 


『仮に結婚したとしても姉ちゃん泣かすだけだ・・・・
やっぱりダメだわこいつ・・・・しょんぼり

 


そしてやってきました羽田空港
まだ成田空港はできてません

 


花形の車の後ろに止まったタクシー

 


偶然にもオズマが乗ったタクシーだった

 


「オズマじゃないか」
「ふぁっと!?」

 


「お~、ひゅーま・ほし!
みすたーハナガタト、ミスター左門モイッショカ」

 


「みーヲ見送リニ来テクレタノカ笑い泣き

 


空港のロビー

 


「ひゅーま・ほし、さんきゅーべりーまっちデレデレ

 


「1年前ハ、ゆーとコンナ気持ニナレルナンテ
思ッテモイナカッタガ、今ハゆーガトテモべりーないすナ
ふれんどデースほっこり

 


「オズマ、俺もだ!
最初はお前の顔を見るたびに吐き気がしたが
今は、お前と別れるのがつらい・・・・えーん
いつか夢の日米ワールドシリーズで対戦しようぜ!!」

 


「さよーならー、オズマぁぁぁぁぁバイバイ

 


「ぐっばい、らいばるタチビックリマーク

 


『ひゅーま・ほし・・・・・・』

 


『オズマ・・・・君は俺の事を野球人形と言ったな・・・
お前は野球ロボットだった・・・・・
お互い少しはそれを脱却できたかな・・・・』

 


搭乗したオズマ
バッグの中に奇妙な物を発見する

 


「お~~ナンデスカコレハ・・・・・汗
怪しすぎる

 


中を開けて驚くオズマ

 


「コッ・・・・コレハッッッッッガーン

 


「大りーぐぼーる打倒ぎぶす・・・・!

 


この瞬間、オズマの脳裏に来日してからの事が
走馬灯のように駆け巡る

 


大リーグボール打倒ギブスを装着しての地獄の特訓

 


怒鳴りまくる一徹コーチ

 


そして大リーグボール1号との対決シーン

 


飛雄馬から満塁ホームランを放ってドヤ顔のオズマ

 


「お~~~~~~イッテツサン・・・・・・ぐすん

 


「ぼすぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっえーん

 


こうしてオズマは日本を去っていった

 


『俺のライバルが・・・・ひとり消えた・・・・』

 


『ふっ、ライバルがひとり減ったからと言って
安心するなよ星君っ!
僕にとっては目障りが一人減って、更に打倒
消える魔球に集中できるというものっメラメラ

 


「花形君っ、どっちが消える魔球ば先に打つか
これからあんさんと勝負ばいね炎

 


『これからこいつらとの新たな戦いの日々が続くのか・・・・
まあ父ちゃんに比べればまだカワイイもんだが汗

巨人の星(栄光の星編)第135話 「去りゆくオズマ」②-2
につづく