巨人の星(不死鳥編)第129話 「一徹の秘策」①-2 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

大リーグボール2号、消える魔球を完成させた飛雄馬は
早速中日戦でリリーフ登板

 

復帰後最初のバッターは、大リーグボール1号を打ち砕いた
オズマとの対決だったが
自分の予想をはるかに上回る大リーグボール2号に
恐れをなしたオズマはすっかり戦意喪失してしまう

 

同じ頃花形は試合が雨天中止になり、明子に恋文を
書いていたが、大リーグボール2号の出現を知らされ
明子の事などすっかり頭から消えてしまう

 


4回表、この回の先頭バッターはオズマだが
なかなか打席に入らない

 


「おや、オズマなかなかバッターボックスに入りませんね」
「そりゃそうでしょう、あんな魔球見せられて
すっかり闘争心なくしたんですよ・・・まあ気持ちは
わかりますけどねぼけー

 


「ぼ・・・・ぼすっ、策ハ・・・・・策ハドウシタ?
ぼすぅーーーーーーーーーっえーん

 


「ターーーーーーーイム!」

 


「む!?」

 


『ついに動き出したか・・・・・汗

 


聞き耳を立てる森耳

 


「星コーチ・・・・・何を言ってるんだ?」

 


「・・・・・・今言った事がわしの策だ」

 


「・・・・・・・・・・滝汗

 


「そんな顔をするな!
それしか今はできんっ!!
とにかく、わしの指示通りに

やれっ!!

 


「お・・・おーけーぼすっあせる
「うむっ!」

 


打席のオズマ、心なしか少し立ち直る

 


キラッキラキラ

 


「・・・・・・・・!」

 


「ふふっニヤ

 


『・・・・・・何をするつもりだ?
父ちゃん・・・・・アセアセ汗

 


「・・・・・・・・・」

 


「まあいい、何をやってくるかは知らんが
一打席や二打席で打てるほど大リーグボール2号は
チャチじゃないぜメラメラ

 


「プレーっ!」

 


「見えないスイング相手では普通の球じゃ打たれる」

 


「したがって大リーグボール2号を投げるのみっ!

 


ビシューーーーーーーーーーッ炎

 


すると突然オズマ、打席で見えないスイングで
バットを振りまくるうずまき

 


「なっ・・・・なんだとっガーン

 


「あ・・・・あいつっ!
ストライクゾーン全てに見えないスイングで
バットをぶん回すつもりか!?」

 


どうやらストライクゾーンに見えないスイングの
を作り、マグレ当たりを狙う作戦らしい・・・・・
しかしこれ反則じゃないの?

 


『こ・・・・こいつ・・・・ふざけんなむかっ

 


ヒュワンヒュワンヒュワンおばけくん

 


ガシッドンッ

 


「ああっ!?」

 


「うぐぐぐぐ・・・・・・汗

 


「ぐあああああああああっゲロー

 


なんと見えないスイングが森のミットを直撃

 


審判は当然打撃妨害を宣告するのだが
それ以前に何度も空振りしまくってるんだから
その時点で空振りでしょ・・・・

 


「なんだかイヤな音がしましたが、あれは森捕手の
ミットにオズマのバットが直撃した音、、、
ベテラン森捕手にしては考えられないミスです!」

 


「バ・・・・バカヤロー・・・・・・むかっ
1球でバット振れるのはい・・・・・一回だけだぞ、、、、あせる
二度振りは反則じゃないかっっっっっ。。。。えーん

 


「おやぁ?
オズマ一塁へ行きません・・・・どうしたんでしょうか」

 


「ふぁ〇くゆ~~~~~~ムキーッ

 


「打タレソウニナッタカラ、わざトみっとヲ出シタナ
卑怯モノメ!」

 


「へい森ッ!
ナントカイエ、まざーふ〇っかームカムカ

 


しかし悶絶して倒れ込む森捕手

 


「も・・・・・森さんっ滝汗

 


「だ・・・・・大丈夫ですか森さんっ」

 


「も・・・・森っあせる
巨人ナインも川上監督も森に駆け寄る

 


「・・・・・・・・・・」

 


「森のやつどうしたんだ・・・・・
なんであんな初歩的なミスを・・・・星君」

 


「あーぁ、ありゃ痛いでぇアセアセ
「見えへんスイングモロやもんな・・・骨折ちゃうか汗

 


「それにしても自業自得やろ」
「せやな、あれはヘタクソすぎるでニヤリ

 


「アホぉ、森はそんなマヌケなキャッチャーちゃうわ
なんかわけがあるんや!」

 


「僕もヒゲ辻さんと同じ意見です!
これには何か重大な理由があるはずだ真顔

巨人の星(不死鳥編)第129話 「一徹の秘策」②-1
につづく