新魔球、大リーグボール2号完成まであとわずかに
迫った飛雄馬
その頃姉明子と花形の交際を知る
姉明子の幸せを願う飛雄馬だったが、大リーグボール
2号に敗れた花形は、明子を捨てて飛雄馬打倒に走り
破局するのではないかと危惧する
それ以降飛雄馬は大リーグボール2号の練習を
サボるようになった
異変に気付いた伴は、明子に相談
飛雄馬の異変の原因を知る
一方明子も、飛雄馬が大リーグボール2号完成を
自分のために中断した事に気付き
ついに飛雄馬のマンションから家出してしまった
「わ・・・悪いが後にしてくれ
ちょっとそれどころじゃないんだ」
「こっちもそれどころじゃないわい!
4日も練習サボりやがって
わしはその間多摩川で待ちぼうけ待ちぼうけじゃあ」
「その件は後で聞くからどいてくれ!
ねーちゃんが・・・・ねーちゃんが出て行ったんだ」
「ああ、俺の大リーグボール2号の妨げになるからと
置手紙残して消えちまったんだ」
「そ・・・そうか・・・・それであの時
星を嫌いにならんでくれと前田敦子みたいな事を・・・」
「そうはいかんのう!
今の理由を聞いたらなおさら通すわけにはいかんわい」
「殴られるのは貴様の方じゃ星ぃぃぃぃぃぃ」
「はあ?意味わかんねーぞ」
「じゃあ教えてやるわい
貴様がちゃんと大リーグボール2号の完成に
集中しちょったら、明子さんは家出なんかせん
かったわいっ!!」
「貴様がくだらん事考えてくよくよしとる事が
明子さんをどんだけ苦しめていたか
貴様にわかるのか」
「うるせー!
貴様こそ俺の気持なんか全然わかってねえじゃねえか」
「俺が野球に打ち込むたびに、どんどん俺から人が
離れていくっっっっ、、、、
父ちゃん、姉ちゃん・・・・・・み・・・美奈さんっっっ」
嫌になったぜ、、、、
何が大リーグボール2号だっっっっっ」
「とにかく、俺たち姉弟の事にいちいち口出しすんな!
貴様には関係ない事だ」
「明子さんを探し出しても、何の解決にもなりゃせんと
なんで気付かんっっっ」
お見舞いしてやるぜ」
「こちらのお嬢さんからご注文いただいた品が
やっと出来まして、日曜に御召しという事で
徹夜徹夜でやっと完成いたしました
夜分に申し訳ありません」
「くそぉぉぉぉぉーーーーーっ!
ねーちゃんのバカぁぁぁぁぁぁ」
この時明子はある場所に向かっていた
なんか昔のももクロのライブみたいな事やってるw
どっから持ってきたんだこのトラック
「たまたまそう見えたって事もあるからな・・・・
もう一度・・・・」
「か・・・完成だっ!
大リーグボール2号、ついに完成したぜ
ねーちゃん!!」
巨人の星(不死鳥編)第127話 「テストされる川上監督」
につづく