巨人の星(不死鳥編)第120話 「飛雄馬への予告」①-1 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

大リーグボール1号対見えないスイングは
オズマの見えないスイングに軍配があがった

 

見えないスイングによる大リーグボール打倒とは
バットをストライクゾーンに構え、そこに投げ込まれた
大リーグボールを素早く見えないスイングで
打ち返す事だった

 

頼みの綱の大リーグボール1号を失った飛雄馬は
途方に暮れ、球場を後にする

 

向かう先は姉明子の待つ自宅マンションだった

 


というわけで再開1回目は
「飛雄馬への予告」というエピソードです
この回は、飛雄馬と一徹の狂気じみた親子関係が
たっぷり楽しめますニヤニヤ汗

 


大リーグボール敗れるのニュースは、翌日の
スポーツ紙をにぎわせた

 


大リーグボールを打たれた後球場から姿を消した
飛雄馬に、オールスター出場辞退の可能性も予測された
この年、飛雄馬は初めてオールスターに選出
されていたのだが・・・・ぼけー

 


飛雄馬にインタビューするため、自宅マンションに
マスゴミが駆けつける

 


今のマンションは、外からの客が勝手にマンション内に
入る事はできないのだが、この時代にそんなセキュリティー
などなく、マスゴミは容易に飛雄馬の部屋の前に行けたが
ドアにはこんな張り紙が

 


だがこの頃のマスゴミにこんな手は通用しない
ドンドンドンドンハッハッハッハッ
「星君っ、いるのはわかってるんだ
居留守なんか使わず出てこいやー
ムキー
お前ら借金取りか

 


案の定飛雄馬は自宅にいたのだが
貼り紙は飛雄馬がしたわけではなかった

 


明子ねーちゃんが、今飛雄馬をマスゴミの前に出したら
今度こそ本当に発狂して野球を辞めると懸念して
あの貼り紙をしたのだ

 


「こりゃダメだな・・・・ショック
さすがに諦めて引き上げるマスゴミだが
飛雄馬がダメなら伴の元へと言うわけだ

 


「なんじゃい、星がどうしたってむかっ

 


「いや、星君の家行ったら貼り紙がしてあってね
いないって書いてあったんですよ汗

 


「ああ、ありゃわしの発案じゃ
星は家におるわい

簡単に飛雄馬の居留守を認める伴ゲッソリ

 


「クソ、やっぱり居留守だったのか」
再び飛雄馬の家に引き返そうとするマスゴミだが

 


「やめとけ!
行ってもあいつからは何も聞けんわ」
「なんスか?箝口令っスか」

 


「あいつは死体と一緒・・・・いやそれ以上かのう
もはや火葬された後の灰じゃ、、、、
灰に何聞いても無駄じゃと言っとるんじゃ」

 


「新幹線で東京に帰る時も、わしが何聞いても
一言も口を聞かんかった・・・・」

 


「ありゃまさしく燃え尽きた、ただの灰じゃ笑い泣き

 


「じ・・・じゃあオールスターは・・・・汗
無理じゃな!
灰がマウンドに立ったところで何にもならんじゃろ
去年は惜しくも選に漏れて解説しちょったが
今年はそれより最悪じゃ」

 


「そんな・・・・それじゃあ今後星君はどうなるんです?」

 


「そんなもん知りたいのはこっちじゃムカムカ
中日の星コーチにでも聞けよヴォケムキーッ

 


「ほ・・・星コーチ・・・・・
そういや大リーグボール打たれた試合の後
水原監督がこんな事言ってましたよ」

 


「全ては星コーチの背番号、84が知ってると・・・」

 


「なら、なおさら星コーチに聞いてくれ!
わしも実の親父の星コーチがなぜ息子をああまで
痛めつけるのか聞いてみたいわいっっっえーん

 


結局飛雄馬はオールスター出場を辞退

 


そしてここは一徹親父が名古屋での宿舎に利用してる旅館

 


記者に囲まれる一徹コーチ
飛雄馬の球宴辞退の事を聞かれる

 


「飛雄馬が出なくともオズマがおるわい!
総合力ではパより上だ、問題ない!!」

 


「戦力の事じゃないですよ
なんだってアンタああまで実の子をいじめるんです?
世間ではアンタの事狂ったキ○○イ親父だって言ってますよ

 


「ふんっ!
世間が何と言おうと知るかっ
真顔

 


「勝負の世界では親も子も関係ないわい
そんな甘っちょろい理屈など通用せんのじゃビックリマーク

 


「血も涙もいらんっ
喰うか喰われるか、生か死か、それしか必要ない節分

 


バサッ

 


おもむろに自分のユニフォームにアイロンをかけだす
一徹親父

 


「その勝負でわしが勝ち、飛雄馬は死んだ・・・・
それだけの事じゃ・・・・フッフッフッフ」

 


「ああっ、それそれ、そのユニフォーム
全てを知ってるという、その背番号84!」

 


「一体その背番号にどういう意味があるんですか!?」

 


「それに答える義務はありませんな!」

 


「じゃあせめてヒント・・・・」
「ヒントもなしじゃっっっムキー

 


「とっとと帰れと

言っておるのですっムキー

 


「チェッ、なんだよあのキ○○イ親父は・・・・」
ブツブツ言いながら引き上げるマスゴミ
「・・・・・・真顔

 


そしてここは東京スタジアム
かつてロッテが本拠地にしていた球場で
オールスターが行われていた

 


『キャアー花形さーーーーん素敵ぃぃぃーーラブ
ファンの声援に応える花形ウインク

 


だが花形は飛雄馬の出場辞退を残念に思っていた
「星君っ、今年こそは君と一緒にオールスターに
出れると思っていたのに・・・」

 


「左門のやつは代打要員でベンチにいるが・・・」

 


つまらんっ!
君はなんとも感じないのか、星君っっっっプンプン

 


その思いは左門も同じだった
「星君っ、わしの終生のライバルの首をオズマみたいな
やつに取られたまま失うんですかのう?
わしゃあ信じとうなかですっっっメラメラ

巨人の星(不死鳥編)第120話 「飛雄馬への予告」①-2
につづく