巨人の星(不死鳥編)第118話「吼えろ若獅子①-2」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

甲子園での阪神戦、飛雄馬はこのシーズン初の花形との
対決を迎えたが、そこで花形は奇妙な打法を見せた

 

途中で一旦バットをハーフスイングで止め
改めて振り直すという謎のバッティング
それを見た飛雄馬は激しく動揺してしまう

 

そして迎えた宿敵オズ徹コンビのいる中日戦
なんと飛雄馬は川上監督に自分を登板させないでくれと
申し出る

 

飛雄馬は自分の大リーグボールは80%の確率で
オズマに打たれるというのだ

 


試合前のノックが終わり、ベンチに引き揚げる
一徹コーチのもとに、早速記者が群がる

 


質問は勿論、息子飛雄馬との対決についてだが
「そんなもんわしには何の感情もない!
ここに立ち、違うユニフォームを着ている以上
誰であろうと敵だ!!」

とつれない返事

 


「はははっ、そんな事言って本当は気になってるんでしょ?
我が子を谷底に落とすライオンの心境ってとこですかねニヤニヤ

 


「くだらん事を言うなっ
そんな甘い気持ちなど

さらさらないわ!」

 


「確かに、そんな心境だった事も遠い昔にはあった」

 


一徹コーチ、幼い頃の飛雄馬を鍛えた時の事を
思い起こすが・・・・

 


「今は違うっっっ!」

 


「えっ・・・と言うと?」

 


「やつはもはやライオンの子供ではないっ!
大きく成長した若獅子じゃしし座

 


「父と子ではなく、オスライオン同士の
殺るか殺られるかの勢力争いだ!」

 


グァォォォォォォォォォォォッしし座
突然ライオンに変身する一徹コーチ

 


「ぬぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっビックリマーク

 


「ウガガガガガガガーーーーッゲロー

 


飛雄馬もライオンに変身w
狼男か(笑)

 


しし座睨みあう一徹ライオンと飛雄馬ライオンしし座

 


妄想の父子対決

 


「わしは青二才に黙ってその座を譲り渡すなどせん!
バカ息子がプロの選手になってうれちいなどと
バカな事も思わんっっっ節分
いわば王の座を狙うバカ息子から王座を守る
老ライオンの心境よ!!」

 


「うへぇぇぇ、このおっさん
妄想ですら息子に負ける気がないらしいぜ・・・滝汗

 


「王座が欲しければ自分で奪い取れっ!
親を乗り超えていかんと一人前とは言えんっっっ!!
これは人間界でも自然界でも同じ事よ」

 


「したがってわしの王座を

奪おうとする者は
たとえ実の子であっても

叩き殺すっっっっ!
飛雄馬よ、そのつもりで

来るがよいっっっっ節分

 


そしていよいよスターティングラインナップの発表

 


讀賣ジャイアンツは
1番レフト高田、2番セカンド土井、3番ファースト王
4番サード長嶋、5番センター柴田、6番ライト国松
7番キャッチャー森
・・・というV9メンバー

 


『頼む・・・・俺の名前は呼ばないでくれ・・・汗

 


『来いっ、ヒューマ・ホシっっっっ!』

 


「・・・・・・・・・」

 


『8番ピッチャー堀内、

背番号18!』

 


「ヒューマ・ホシじゃないっっっっっ!!」

 


「むっ、逃げたか飛雄馬っっっっ!!」

 


「ぐぉぉぉぉぉぉぉっ、卑怯だぞーーーーっ
ヒューマ・ホシぃぃぃぃぃぃぃぃぃっムカムカ

 


バキッドンッ
試合前から自軍のフランチャイズ球場のベンチを
破壊するオズマ

 


「堀内ってなんだぎゃぁぁぁぁぁぁぁっ!?
星をだせーーーーーっ星をっっっっっムキー
そのために来たがやーーーーーっむかっ
金返せーーーーーっミャーミャーミャームキーッムキーッムキーッ

 


「・・・・・・・・」

 


「おっと、オズマ対星の対決を期待していた観客が
それを裏切られて大ブーイングですっあせる

 


『名古屋のファンには悪いが、これで一安心だぜ・・・』

 


『くそっ、先発が星じゃないのは
最初からオズマを抑えて中日ファンをガックリさせるのが
申し訳ないからじゃーーーーーっムキー
後で星が出てきてオズマがコテンパンに抑えられても
泣き言いうなよっっっっ!!

 


一方中日のスタメン
オズマは5番ではなく、初回からオズマに打順が
回るように3番に入れてきた

 


「むっ!?」

 


「うぬぬぬぬ、オズマを3番にっっっっ!?

 


「今日はオズマ3番に打順を上げてきましたねえ・・・」

 


「ええ、以前星コーチは星投手が先発の時は
なるべく打順が早く回るよう3番に入れると
公言してましたからな」

 


「いやぁ、しかし星コーチ
こりゃ完全にフェイントかけられましたねw」
「まあ予告先発じゃなく、先発はメンバー発表まで
わかりませんからなニヤリ

 


「がはははははは、星君
こりゃ哲ちゃんに見事一杯喰わされたなぁ、ははははグラサン

 


「笑い事ではありませんわいっっっっムカムカ

 


『甲子園での花形のバッティングは、オズマも
あのおっさんも見てないはずだからな・・・』

 


『もし見ていたら、俺の先発はないかもと予想は
していただろう・・・・』

 


『まああのおっさん、今頃俺が逃げたとさぞかし
怒り狂っているだろうな・・・悪いがこれも
チームの勝利のためなんだ、勘弁してくれ』

 


『飛雄馬めっ、こんな情けないやつだとは思わんかったぞ
なぜ正々堂々勝負に来ないのだっムキー
やっぱり怒ってた一徹コーチw

 


だがもっと怒りが収まらないのはこの男だった

 


「ボスっ!
ヒューマ・ホシは本当にボスの息子なのかっ!?
タマが付いてるか確かめたのかっっっ
むかっ

 


「オズマ・・・少しは落ち着け」

 


「落ち着けだとっ!
俺はヒューマ・ホシが出て来ると思ったから
3番に上がったんだぞ
これじゃあ3番の意味がないじゃないかっっっムキー

 


「オズマ、星が出ようと出まいとうちの3番にしたのは
名誉な事だぞ
なあに、お前が打ちまくればそのうち嫌でも
星は出て来るさニヤニヤ

 


そしていよいよプレイボール

 


中日の先発は打倒巨人に燃える星野仙一

 


バシッハッ
「スターーーーーーーーーイクビックリマーク

 


初回の巨人の攻撃はあっという間に三者凡退に終わった

 


一方巨人先発堀内も巨人の星では影薄いが
一応エースらしいピッチング

 


1番一枝、2番高木守道を連続三振

 


そしていよいよオズマが登場

 


バッ

 


『あ・・・あいつギブスを付けてたのか・・・・あせる
それであのおっさんのノックを。。。。。ガーン

 


ビシュンビシュンビシュンDASH!
またはじまった見えないスイングの素振り

 


「うげっ、なんかますますパワーアップしちょるぞ、、、滝汗

 


これには飛雄馬も唖然とするしかなかった

 


『なにあいつ・・・・バットどころか上半身消えてるし、、、あせる
さすがの悪太郎もビビる

 


「はっはっはっは、こりゃ星が先発してないんで
かなりブチギレとりますな」

 


そして打席に立ったオズマ

 


「ヘイ!ヒューマ・ホシ、ファ〇クユー
アスホー〇!マザーフ〇ッカーねムカムカ

 


「え・・・・・あせる

 


「おおっと、いきなり打席で放送禁止用語連発だぁ!」

 


「ヒューマ・ホシ・・・キルユー・・・・ドクロ
ギラッキラキラ

 


「い・・・・意味はわからんが
なんか怒ってるのはわかるぜ・・・・
でもそんなに怒る事したのか・・・・俺滝汗あせる


巨人の星(不死鳥編)第118話「吼えろ若獅子②-1」
につづく