巨人の星(不死鳥編)第118話「吼えろ若獅子①-1」 | 野球侍SAKIのブログ

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大リーグボール復活で、4連勝する飛雄馬

 

そんな中、ライバル花形のいる阪神と甲子園で激突
飛雄馬はベンチスタートだったが、先発の高橋一三が
8回裏につかまり、無死満塁の大ピンチで飛雄馬が登板
しかも相手は宿敵花形だ

 

オズマと一徹の大リーグボール攻略法を解明した
と言う花形に不安を感じる飛雄馬

 

その花形が仕掛けてきたのはバットをバスター気味に
出した後打ちなおすという奇妙はバッティングだった
この時飛雄馬は大リーグボールのサインに対し
何故かど真ん中の球を投げてしまう

 

飛雄馬はこの後大きく動揺してしまうが、川上監督の
気転でなんとか大リーグボールで阪神を下す

 

一方サインを無視して大リーグボールを投げなかった
飛雄馬に森捕手は激怒するが、飛雄馬は伴にこっそりと
告げた「あれは大リーグボールだったんだ・・・」

 


さあ今回は巨人の星不死鳥編の第118話
「吼えろ若獅子」という回です
ついに飛雄馬は、オズ徹コンビとの対決の時を迎えます!

 


この日の東京は土砂降りの雨雨

 


いよいよこの夜の中日球場の中日巨人戦で
飛雄馬とオズマが対決する可能性があった

 


「実の親子である星投手と、星一徹コーチの
骨肉の戦いが始まる・・・・・」

 


バサッ

 


「ああ、名古屋も土砂降りで試合なんか中止に
なればいいのに・・・・ショボーン

 


「いえ・・・でもたとえ今日が中止になってもいつかは
この日が来るんだわ、、、ガーン

 


「飛雄馬とお父さん・・・・何なのかしら・・・
あの親子。。。。ショボーン

 


「行くぞーーーーっ、オズマぁぁぁぁ!」
カキーーーンドンッ

 


ダダダダダダダ

 


バシッハッ

 


試合前のオズマのノックに名古屋のファンの歓声が飛ぶ
名古屋は何事もないかのように晴天だ晴れ

 


「東京地方の試合は、今夜は雨のために全て中止!
この中日球場の中日巨人戦に関東地方のファンの目が
注目しています!!」

 


「オズマ対星投手の対戦を期待して
ここ中日球場は早くも満員!
宿命の対決を今か今かと待ち受けるファンによって
埋め尽くされていますっ!!」

 


「ふっふっふっふ・・・・
まさにカモネギじゃわいニヤリ

 


「覚悟はできとるか?
飛雄馬よ」

 


『くっ、あのおっさん相変わらずイヤミな目で
こっちを見てやがるぜ。。。汗

 


『ヒューマ・ホシ!
この日が来るのを待ちわびていたぜ真顔

 


『ユーを打つ!
ただそれだけのために耐えてきた屈辱の日々・・・・
ユーにその気持ちがわかるか?』

 


『今日ユーに引導を渡してやれる・・・・
そう思うと今から先走り汁がほとばしりそうだぜ
フッフッフッフニヒヒ

 


「うぬぬぬぬっ、さすがに打ちまくっとるだけあって
オズマの野郎、調子が良さそうじゃわい。。。。
見てるだけで身震いがするわい・・・あせる

 


「ついに来てしまったんじゃのう・・・・この日が」

 


だがそれ以上に飛雄馬には、伴が思いもしない不安を
感じていた

 


『甲子園で花形が見せたあの打法・・・・・』

 


『おそらくアレが花形の言うオズ徹コンビの
打倒大リーグボールの推理なんだろうが・・・・』

 


『もし本当にあの推理が正しいとすれば・・・・
大リーグボールは間違いなく・・・・死ぬっ!

 


「う・・・・うむ・・・・あせる

 


「星っ!
そう深刻に考えるな・・・・貴様の大リーグボールは
絶対に打たれやせんって!
自信を持て、なっ!!」

 


と、その時
飛雄馬の目にある光景が飛び込んでくる
「ああっガーン

 


それはメンバー票を書きこむ川上監督の姿だった

 


ご丁寧にも先発投手の欄が空欄になっている
ちなみにV9巨人は、投手を8番に入れる事が多かった
最近では横浜のラミレス監督がたまにそういう打順
組んでるけどね

 


「あの・・・・か・・・・監督っ!」

 


「なんだ?」

 


「か・・・勝手なお願いですが
この中日3連戦に限っては、俺を出さないで欲しいんですっ!

 


これを聞いた伴は驚くハッ

 


「ほっ・・・星ぃぃぃぃぃっっっっビックリマーク

 


「貴様、怖気づいたのかっっっっムカムカ
敵を目の前にして逃げるとは何事じゃああああっっっムキーッ

 


「落ち着けっ伴っ!」

 


「し・・・しかしこのバカはっ・・・・ムキー

 


「オラーーーーーー、江藤っ、高木っっっっ
行くぞーーーーーーーっ、このクソ共がぁぁぁぁっ
!
グラウンドに一徹コーチのノックの怒号が響く

 


「・・・・・・・・・・・汗

 


「星・・・・怖いのか?
親父さんとオズマが・・・・・・・」

 


違いますっ!
たとえ大リーグボールを打たれようと
あんなやつらにビビったりはしませんっっっっ!」

 


『あーん?
さっきは登板したくないと弱気だったクセに怖くないとは
矛盾しとるぞい・・・・えー

 


「あの2人との個人的な対決ならいつでも勝負します
例え負けても悔いはありませんっ!」

 


「ん?
どういう事だ!?」

 


「言いたくないですが、この勝負俺には分が悪い、、、
もし俺が打たれて負けてしまったら・・・・現在2位の
中日とのゲーム差がヤバくなり、チームに迷惑
かけるのが怖いんです、、、、、
えーん

 


「分が悪いという事は大リーグボールが打たれる
という事か?」

 


「はい・・・・正確にはわかりませんけど
おそらく約80%の確率で打たれると思います・・・・」

 


「は・・・・80%打たれるじゃとっっっっっ!?
そんなの聞いとらんぞいっっっ滝汗

 


「うむ・・・・80%か・・・・・
それはチームにとってもマズイ確率だな・・・・」

 


「ですから、俺をこの中日戦では出さないでくださいっ!」

 


「出す出さないは監督であるわしが決める事だ!
とりあえず参考にはさせてもらうがな・・・・」

 


「とにかく、お前は向こう行ってピッチング練習でも
していろ!」
「は・・・・はい・・・・汗

 


『あれだけ言ったんだ・・・・
さすがに監督も俺を出したりはしないだろう・・・ぼけー

巨人の星(不死鳥編)第118話「吼えろ若獅子①-2」
につづく