一軍復帰を目指して二軍で千本投球を始めた飛雄馬
そのかいあって、飛雄馬の速球は元の威力を取り戻した
だが肝心の大リーグボールの復活はならない
そんな中飛雄馬は二軍戦に先発
3回までは速球だけでなんとか抑えたが、二順目から
直球しかないと気付いたアトムズの反撃を喰らう
もはや抑えるには大リーグボールしかない
飛雄馬は迷いながらも大リーグボールを投げ
見事トリプルプレーを完成させた
しかし大リーグボールに見えたのは、迷った末投げた
暴投が偶然バットに当たったにすぎなかった
さて、今回は巨人の星第113話
「大リーグボール復活」という回です
ほぼ10話、リアルタイムで2ヶ月ちょっとぶりの
大リーグボール1号復活です!
乗っているのは明子ねーちゃんだ
「あの・・・後楽園まであとどのくらいですか?」
「もうすぐですよ
でもお客さん、後楽園は今日試合やってるんですか?」
「ええ・・・イースタンリーグが・・・・」
「イースタンリーグ!?
それわざわざ見に行くとは、お客さん相当の通ですね」
「もしかしてジャイ子さんですか」
「え・・・いえ・・・その・・・」
なんか返答に困る明子ねーちゃん
後楽園到着!
だが車のナンバーがさっきと違うぞ
明子ねーちゃん、恥ずかしいので車乗り換えたか?
『飛雄馬・・・アンタは見に来るなと言ったけど
姉ちゃんは心配で心配で、とても家でじっとなんか
してられないわ!』
明子ねーちゃんは知るよしもないが、飛雄馬はこの前の回
一応大リーグボールらしいものは投げたが、それは
本当はただ偶然暴投が大リーグボール1号っぽく
なっただけだった
『星・・・・どっちにしろ本当の大リーグボールを
投げん限り、二軍戦でもストレートだけでは
通用せんぞ。。。。』
5回表の先頭打者は四番ライト高山
スコアーボードではレフトになっているが・・・
「高山忠克、かつては一軍でクリーンアップも打ってた
男ですな・・・大リーグボールなしでこいつを
抑えられるかどうか・・・・」
と藤田ピッチングコーチ
「とにかくいつになったら大リーグボールが
復活するのか、、、この藤田も気が気じゃありませんよ」
「・・・・」
ちなみにこの高山選手(画像は本人ですが)、実は現在は
無期限失格選手(永久追放の次に重い処分)である
その理由は借金踏み倒して失踪したからという。。。
しかもその数年後詐欺で逮捕されている
『ふふっ、星・・・・さっきの大リーグボール1号は
マグレだとわかってるぜ
ストレートだけとわかってたら軽いもんさ』
『むっ、この余裕・・・・・
さてはさっきの大リーグボールはマグレだと
見抜いておるな・・・・』
「星のやつ、案の定大リーグボールを投げられん
ショックでコントロール乱してますな、、、」
「いや、これは伴の計算だな!
少しでも大リーグボールを投げやすいようにな」
「えっ・・・・!?」
「ワンスリーになった
これは全て予定の行動だよ!」
「・・・・と言うと?」
「このカウントはバッターにとっては絶好の
バッティングカウントだ!
当然打ち気が全体に出て、バットには当てやすくなる」
川上監督の予想通り高山は打つ気満々で
バットをせり出して構える
『な・・・なんだ、早く投げろやヴォケ』
ちょっとイラつく高山
『何をしちょる星ぃぃぃぃぃぃ
投げろっ、投げるんじゃあああああ
大リーグボールをっ』
『だ・・・・だがここでしくじったら俺はもう
一生大リーグボールを投げられない気がするぜっっっ』
『伴っっっ、スマン。。。。。
大リーグボールを投げると思って構えているだろうが
ここは違う球投げるぜっっっっ』
『な・・・内角ギリギリのストレートだっ、、、、
と・・・捕ってくれよ』
巨人の星(不死鳥編)第113話「大リーグボール復活①-2」
につづく