巨人の星(不死鳥編)第113話「大リーグボール復活①-1」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

一軍復帰を目指して二軍で千本投球を始めた飛雄馬
そのかいあって、飛雄馬の速球は元の威力を取り戻した
だが肝心の大リーグボールの復活はならない

 

そんな中飛雄馬は二軍戦に先発

 

3回までは速球だけでなんとか抑えたが、二順目から
直球しかないと気付いたアトムズの反撃を喰らう

 

もはや抑えるには大リーグボールしかない
飛雄馬は迷いながらも大リーグボールを投げ
見事トリプルプレーを完成させた

 

しかし大リーグボールに見えたのは、迷った末投げた
暴投が偶然バットに当たったにすぎなかった

 


さて、今回は巨人の星第113話
「大リーグボール復活」という回です
ほぼ10話、リアルタイムで2ヶ月ちょっとぶりの
大リーグボール1号復活です!

 


ブォォォォォォォォン車DASH!
街を疾走するタクシー

 


乗っているのは明子ねーちゃんだ
「あの・・・後楽園まであとどのくらいですか?」

 


「もうすぐですよ
でもお客さん、後楽園は今日試合やってるんですか?」

 


「ええ・・・イースタンリーグが・・・・キョロキョロ
「イースタンリーグ!?
それわざわざ見に行くとは、お客さん相当の通ですね」

 


「もしかしてジャイ子さんですかニヒヒ
「え・・・いえ・・・その・・・ショボーンあせる
なんか返答に困る明子ねーちゃん

 


後楽園到着!
だが車のナンバーがさっきと違うぞびっくり
明子ねーちゃん、恥ずかしいので車乗り換えたか?

 


タタタタタタタタランニング

 


『飛雄馬・・・アンタは見に来るなと言ったけど
姉ちゃんは心配で心配で、とても家でじっとなんか
してられないわ!』

 


ちょうどマウンドへ向かう飛雄馬

 


『よかった・・・炎上してなくて・・・・照れ

 


試合は四回まで行って0-0

 


四回裏の巨人の攻撃も無得点に終わっていた

 


明子ねーちゃんは知るよしもないが、飛雄馬はこの前の回
一応大リーグボールらしいものは投げたが、それは
本当はただ偶然暴投が大リーグボール1号っぽく
なっただけだった

 


したがって飛雄馬の表情は暗いチーン

 


『星・・・・どっちにしろ本当の大リーグボールを
投げん限り、二軍戦でもストレートだけでは
通用せんぞ。。。。汗

 


『・・・・・・・・・ぼけー

 


5回表の先頭打者は四番ライト高山
スコアーボードではレフトになっているが・・・

 


「高山忠克、かつては一軍でクリーンアップも打ってた
男ですな・・・大リーグボールなしでこいつを
抑えられるかどうか・・・・」
と藤田ピッチングコーチ

 


「とにかくいつになったら大リーグボールが
復活するのか、、、この藤田も気が気じゃありませんよ」
「・・・・」

 


ちなみにこの高山選手(画像は本人ですが)、実は現在は
無期限失格選手(永久追放の次に重い処分)である
その理由は借金踏み倒して失踪したからという。。。
しかもその数年後詐欺で逮捕されている

 


注目の第1球目

 


『ふふっ、星・・・・さっきの大リーグボール1号は
マグレだとわかってるぜニヤリ
ストレートだけとわかってたら軽いもんさビックリマーク

 


『むっ、この余裕・・・・・汗
さてはさっきの大リーグボールはマグレだと
見抜いておるな・・・・』

 


『こうなったらもう大リーグボールしかあるまい!』

 


『じゃがその前にお膳立てが必要じゃ』

 


『・・・・・・・』

 


飛雄馬の第1球は・・・・

 


外角に外れるボール

 


「ほほう・・・・」

 


2球目も同じ球でボール

 


「なるほどな・・・・」

 


3球目はインハイのボール
これでスリーボールだ

 


「星のやつ、案の定大リーグボールを投げられん
ショックでコントロール乱してますな、、、ショック

 


「いや、これは伴の計算だな!
少しでも大リーグボールを投げやすいようにな」
「えっ・・・・!?」

 


4球目

 


今度はほぼど真ん中でストライク

 


「ワンスリーになった
これは全て予定の行動だよ!」
「・・・・と言うと?」

 


「このカウントはバッターにとっては絶好の
バッティングカウントだ!
当然打ち気が全体に出て、バットには当てやすくなる」

 


「な・・・なるほど、そういう事ですか」

 


「むふふふふ音譜

 


川上監督の予想通り高山は打つ気満々で
バットをせり出して構える

 


『ふっ、よーし計算通りじゃ・・・・・後は!』

 


『頼むぞ星ぃ!

 


だが飛雄馬、なかなか投げないw
また始まったか・・・・

 


『な・・・なんだ、早く投げろやヴォケむかっ
ちょっとイラつく高山

 


「・・・・・・・・・・汗

 


『何をしちょる星ぃぃぃぃぃぃムカムカ
投げろっ、投げるんじゃあああああ
大リーグボールをっムキー

 


伴、もう一度サインを出す

 


『や・・・やはり投げろと言うのか・・・・・滝汗

 


『大リーグボール1号。。。。。あせる

 


『ほ・・・・他の球じゃダメか・・・・・?』

 


『・・・・ダメだよなっ笑い泣き

 


「くそぉぉぉぉぉ、投げてやるぜっっっっムキー

 


「もうヤケクソだーーーーーーっ!

 


『うっ!!
ま・・・・・またあの妄想がっっっっっっ叫び

 


ガギャーーーーーーンハッ

 


『だ・・・・だがここでしくじったら俺はもう
一生大リーグボールを投げられない気がするぜっっっえーん

 


『伴っっっ、スマン。。。。。お願い
大リーグボールを投げると思って構えているだろうが
ここは違う球投げるぜっっっっべーっだ!

 


『な・・・内角ギリギリのストレートだっ、、、、
と・・・捕ってくれよ汗

巨人の星(不死鳥編)第113話「大リーグボール復活①-2」
につづく