打倒大リーグボールのために来日したオズマだったが
自分専門のコーチが、宿敵飛雄馬の父一徹である事に
まず驚愕
更に打倒に執念を燃やしていた飛雄馬が自分の言葉が
きっかけで腑抜けになり、大リーグボール1号も
投球不能になった事実を始めて知り大激怒
中日との契約を一方的に反故にし、アメリカに帰ると
言い出した
そんなオズマに一徹コーチは勝負を挑む
それは投手3人とオズマの3球勝負だったが、守るのは
外野手ひとりというオズマ完全有利な内容
しかし一徹コーチはすでに勝利を確信していた
二番手は山中巽投手
この人、今はそんなに名前は知られていないと思うが
権藤博投手の後の中日のエースにもなった人だ
まあ酷使が祟って、実働期間は短かったが・・・
あわやフェンス越えしそうだったが、野手がフェンスに
登ってこれをキャッチ
「ガッディーーーム
このクソバットぉぉぉぉ、こいつだっっっ
こいつが悪いんだぁぁぁぁ」
『何故だっっっ、この程度の球
俺なら軽くスタンド・・・いや場外のはずなのにっっっ』
「野手、最後はセンターとセカンドベースの中ほどだ!」
また一徹が野手に指示
「ま・・・待てよおいっ!
俺はまだバッターボックスに入ってもいないのに
何故そこまでピンポイントの指示が出せるのだっ!?」
「ふっ、打球がそこにしか行かんからだよ」
「だからそれは何故、、、、、」
「そんな事を考えてる暇があるのかな?
もう後がなくなったぞ、オズマ」
『うっ・・・・し・・・しかし俺のフォームを見て
指示を出してるわけじゃない事はわかった・・・
だが、そうでないとわかると余計不気味だ、、、』
「オズマ!
この1球もし打てなかったら約束通りわしの指示に
したがってもらうからな
男の約束だぞ」
『うむむむ、偶然が二度重なったのかもしれん・・・
いや、きっとそうだ』
『あっ、しもた
抑えたら2億円くれいうの忘れてたわ、、、、
ばんどぉえーじでぇーーーーす』
「へへっ」
画像には写ってないがこの人背番号5番だ
葛城隆雄さんかよ
クソ、また字数オーバーか・・・
後編につづく