巨人の星(雄飛編)第101話「美奈のひみつ①-1」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

宮崎で出会った日高美奈との連日のデートに

 

ウキウキ気分の飛雄馬

 

だが川上監督から「人並みの練習などお前には意味がない」
と二軍落ちを言い渡されてしまう

 

飛雄馬の二軍落ちを知った美奈は、自分を責めるが
その美奈自身も飛雄馬との出会いで、背負ている残酷な
宿命と戦う事を忘れていた事に気付く

 

そんな中飛雄馬はついに美奈との別れを決意
美奈を呼び出し日南海岸に向かうが・・・・

 


というわけで、今回は巨人の星雄飛編第101話
「美奈のひみつ」というエピソードの紹介です
ついに美奈の隠された秘密がわかります

 


珍しく冒頭は飛雄馬のナレーションで始まる

俺は今、その名を口にするだけでも胸が高鳴る美奈さんと
ここ日南海岸の浜辺で肩を並べながら座っている・・・・
聞こえるのは波の音ばかり
まるで広い世界に美奈さんと二人だけでいるような
気がする・・・

 


できるならば・・・いつまでもこうしていたい
美奈さんと二人っきりで・・・
だが・・・しかし・・・・

 


「私の耳は貝の殻、海の響を懐かしむ・・・」
また美奈のポエムがはじまった

 


「あたし、この詩が大好きなんです照れ

 


「・・・そんな事言われても・・・俺野球バカだし
そういう芸術とかポエムなんとかサッパリだよ。。。ぼけー
て・・・でも、
なんか美しい気がする
とりあえずそう言うしかない飛雄馬

 


「そ・・・それ一体どういう意味の詩なんだい?」

 


「これ、フランスの詩人ジャン・コクトーの詩よ・・・
意味はあたしにもよくわかんないわ・・・」

 


「多分自分の耳を貝殻に例えて、都会に生きていても
どこからか大自然の声が聞こえる・・・そんな意味じゃ
ないかしら」
「ふーん・・・なんかわかる気はする・・・キョロキョロあせる

 


『こうしてる間にも、楽しい時間はどんどん過ぎて行く・・・
このままずっとこうしていたい・・・しかし、俺は
それに溺れてるわけにはいかないのだ・・・』

 


『どんなに辛くても・・・言わねばならんのだ、、
別れの言葉をっ!』

 


「どうしたの、飛雄馬さん?」
「・・・!」

 


「美奈さんっ!
さっきも言った通り、俺は野球バカです・・・・!!

 


「たとえ近くの物をジッと見ていたいと願っても・・・
どうやっても上しか見る事のできない男なんだ!」

 


「・・・・・・・・」
ここまで聞いてると、美奈よりもいい女が現れる
はずだと言ってるように聞こえるが。。。。

 


「あの星しか!」

 


キラーーーーンキラキラ

 


「あの星は、巨人の星です!!」
「巨人の・・・・星?」

 


「俺は幼いころから、鬼のような親父にシゴキまくられ
野球だけを叩きこまれて育ったんだ・・・ショボーン

 


「子供の頃の楽しい思い出なんかありゃしない・・・
毎日野球野球また野球の人生を過ごしてきた
それは全て、あの夜空に輝く巨人の星座のひとつに
輝くためだった

 


「そして今やっと、巨人の星座に輝く巨人の星の
ひとつになる事ができた」

 


「・・・・・・・・」

 


「だが、今はまたその上・・・巨人の星座の中でも
ひと際でっかく輝く明星になる事!!」

 


「それはつまり・・・・第二のONになる事!

 


「その悲願が叶う日まで・・・俺は・・・俺はっ」

 


「そう・・・・でも・・・・おーえぬって何?」
「王長嶋さんの事だよ・・・・」

 


「わかったわ・・・今の若い人たちの中では珍しく
世の中の誘惑に目もくれないで、ただ何かにギラギラ燃えてる
何かを、飛雄馬さんの中に感じた理由・・・

 


「そ・・・そんなに褒められると、その先が言い難くなる・・・」
え、褒められてんの・・・それ?

 


「でも俺は今・・・天上の星より、もっと近くのモノを
見ていたくなった・・・」

 


「えっ!?」

 


「美奈さんっっっ!」
「は・・・はいびっくり

 


「俺は・・・・君だけを見ていたい!
何もかも忘れて・・・
ラブ
「ひゅ・・・飛雄馬さん・・・照れ

 


「美奈さんっっっっっっっ!

 


「俺は君をモーレツに

好きになったんだっ!!
モーレツにっっっっえーん

 


「美奈もよ!」

 


「ええっ滝汗ハッ

 


「美奈も飛雄馬さんの事・・・も・・・モーレツに・・・」

 


ザッパーーーーーン波

 


「ガチでっ!?ホントのホントにっ!??」

 


「ガチで・・ホントのホントに・・・照れ

 


「や・・・ヤッターちゅー

 


完全に本題を忘れてしまった飛雄馬

 


「い・・・いかんっ、これじゃいかんのだ!
しかし、今の言葉でせめて俺のはかない初恋は
報われたか・・・
ショボーン

 


「えっ、はかない初恋ってどういう意味なの?」

 


「もう・・・二度と会えないからだよ・・・・ぼけー

 


「ええっ!?
言ってる意味がわかんないわ・・・・あ・・・・ハッ
もしかしたら飛雄馬さんももうすぐ死・・・・ガーン

 


「さっきも言ったように・・・俺は上しか見られない
宿命の上に立ってるんだ・・・俺はっっっメラメラ

だからそれ言っちゃうと、美奈より上の女が現れるの
待つって言ってるようにしか聞こえないぞ。。。。
あせる

 


まあ要するに飛雄馬は、美奈との恋愛と野球が
両立できないから別れる
と言っているのだ
正直古臭く、時代錯誤な考え方だが・・・

 


カープの菊池よ・・・・よう聞いとけムカムカ
「軽い気持ち」で付き合ってすぐ肉体関係になるような
のはアカンいう事や!

そんなんやってるから後で痛い目見るんやで汗
1/100でもええから飛雄馬を見習え!
これは悪口ちゃうで

「何をやってるんやむかっと怒ってんねんムキーッ

 

巨人の星(雄飛編)第101話「美奈のひみつ①-2」
につづく