巨人の星(雄飛編)第95話「手さぐりの青春②-1」 | 野球侍SAKIのブログ

野球侍SAKIのブログ

ももクロの夢はモノノフの夢

川上監督からの二軍コーチ就任要請を、一徹が
断った事で、姉明子は実家を飛び出し
飛雄馬と共にマンションで暮らす事になった

 

その頃いまだ契約更改をせず、それどころか
アイドル歌手とデートを繰り返す飛雄馬に
親友伴の不安も増大していく

 

そして飛雄馬とルミの交際がマスコミにスッパ抜かれ
ついに伴が飛雄馬に早急に契約更改しろと忠告
するのだが

 

飛雄馬は、野球ロボットからの脱却のために
それに耳を貸そうとはしなかった

 


伴の忠告も契約更改も無視して、この日も飛雄馬は
ルミとスケート

 


「うふふふっ、3度目にしてもうこんなに上手く
なるなんて、さすが星君だわウインク

 


「ふっ、やるからにはとことんやらないと気が済まない
タチなんでねニヤリ
ドヤ顔の飛雄馬だが・・・・

 


「あら、またあの記者たち付いてきてるわ汗

 


先日の雪の中で飛雄馬とルミを激写した記者たちだ

 


「チエッ、こうも堂々とデートしてたんじゃ
面白みがないな、、、ショボーン
「いいさ、とにかくどんどん撮ってくれ
記事の書き方でなんとでもなるからさニヒヒ
って、それ捏造じゃん

 


「キャッゲロー
ルミがバランスを崩して倒れそうになった

 


「おっ、こりゃいただきだぜニヤニヤ

 


バシャッドンッ

 


まるで抱き合うような写真が掲載される

 


だが記事の方は、さすがに捏造は拙いと思ったか
かなり控えめw

 


しかしその後も記者たちは飛雄馬とルミを
執拗に追い続ける

 


それにしてもルミのこのスキーウェアー
当時としてもかなりダサいぞ滝汗

 


選手たちの間にも飛雄馬とルミの交際は話題に
なっていた
「おいおい、あいつまたフライデーされてるぜゲラゲラ

 


「伴先生よぉ、どうなってんだお前の相棒は・・・」

 


「・・・・・・・・」
やけ食いの伴

 


「しっかし星のやつ、よく寮を出る事許可されたよな」
「この分だとあいつ自主トレにも来ないぜ・・・多分」

 


「バカな事を言わんでくださいっ!
自主トレには来るに決まってるじゃないですかぁむかっ

 


ズズズ
『星よぉ・・・わしはお前を信じとるからなビックリマーク

 


そして始まった合同自主トレ

 


そこに飛雄馬の姿はなかった・・・・

 


「よう伴センセ、星クンの姿見当たらないんです
けどねえニヤリ

 


「うぬぬぬ、これには・・・これにはきっと
何か事情があるんですわ!」

 


『そうだよな星ぃ・・・・新魔球開発の
特訓とか・・・・汗

 


ゴーゴーの特訓でした笑い泣き

 


「星君、こんな短い間にすごく上手くなったわ
最初の頃は全くダメだったのに」
「ま、俺が本気出せばこんなもんなのさニヤリ

 


「あらっ?」
その時ルミが何かに気付く

 


街の売店に貼りだされている新聞記事の見出しだ
今は見かける事なくなったが、昔はよくあった

 


このシーンは原作にはなく、アニメオリジナルだが
ここで原作のルミにはなかった性格が出てくる
ちなみに原作のルミは、正真正銘根性ババ色だったが(笑)

 


「ね・・・ねえ星君・・・ジシュトレって何?」
「・・・いいんだよ、あんなの書かせとけば」
「そっちじゃなくて、ジシュトレの事よ」
「ん?簡単に言えば練習の事さ」

 


「えーっ、じゃあ練習サボってゴーゴー行ったの?
それとも知らなかったとか・・・」

 


「行かない方がいいんだ!
それにそんなのルミさんには関係ない事じゃないか」

 


「まさか・・・あたしがゴーゴー誘ったからなの?」

 


「関係ないって言ってるだろ・・・・真顔
俺が行かない方がいいって決めたんだから」

 


キキキッドンッ
ルミの車でマンションまで送ってもらう飛雄馬

 


「今日は楽しかったよ、またねルミさん」
「え・・・ええ」
なんでデートの別れ際に握手?

 


「あっ、星君っ!」

 


「えっ、なんだい?」

 


「い・・・いえ、サヨナラ星君」

 


「あ、ああサヨナラバイバイ

 


「変わったわ・・・星君汗

 


ピーンポーン音譜
自宅の呼び鈴を押す飛雄馬

 


ガチャ
「ただいま、ねーちゃ・・・・ああっ!」

 


そこに立っていたのは伴だった節分
「貴様っ、なんで自主トレに来なかったムカムカ

 


「・・・・・・・・」
無言のまま部屋に入る飛雄馬

 


「おいっ、貴様ツ〇ボになったのかぁムキー

 


「聞こえてるさ!」
「じゃあなんで来なかったか答えろムキーッ

 


「契約未更改のまま練習に参加するくらいなら
自分の好きな事をやった方がいいと思ったからさ」

 


「なんじゃとーっ!?

 


「俺にも人並みの青春があるって事を、確かめるためさ!!

 


「お前バカか!バカなのか!?
そんな事のために大切な球団との話し合いも
スッポかしたと言うのか!

 


「球団との話し合い?
何のことを言ってるんだ・・・・汗

 


「貴様ぁ、前に電話でも言ったろ!
わしは球団に話し合いの場を設けてもらったのに
大恥をかいたわいムキー
それに球団から呼び出し状も来てたはずじゃあむかっむかっ

 


「よ…呼び出し状だって!」

 


飛雄馬、自宅に届いた手紙の束を確認しはじめる

 


「みんなファンレターばっかりだぞ・・・」

 


「あっ、これだ!」

 


「話し合いの日にちと時間が書いてある・・・・
でも、普通重要とかなんとか赤字で封筒に書いてるだろ・・・汗

 


「ごめんなさい・・・あたしがちゃんと確認しとけば
よかったんだわ。。。ショボーン

 


「いや、明子さんに責任はないですわい
たとえ姉弟でも、個人あての封書を勝手に開封するのは
プライバシーの侵害ですからな」

 


「悪いのはバカなデートにうつつを抜かして
勝手な事ばっかりやっとるこのバカですわムキームカムカ

 


「な・・・なんて事だ、、、えーん
伴・・・・俺どうすればいいんだ。。。叫び

 


「そりゃお前、今からでも謝って球団に会ってもらうしか
あるまい・・・・
このままだとお前、人間らしくなれた時には
巨人をクビになってるぞいえー?

 


「わ・・・わかった、球団事務所に行こう!」
ようやく自分が置かれている危うい立場に気付いた
飛雄馬だったが・・・

巨人の星(雄飛編)第95話「手さぐりの青春②-2」
につづく