オーロラ三人娘のひとり、立花ルミと交際する飛雄馬
それを苦々しく思う一徹だが、そこに川上監督が
やってくる
川上は一徹に巨人コーチ就任を要請するのだが
なんと一徹はその申し出を断るのであった
「おい、今星の親父断るっていったよな?」
「俺もそう聞こえたけど、耳鼻科行かないとダメかな、、、」
「いや、断るって言ったよ・・・頭おかしいぜ」
「お父さんっ、自分が何言ってるかわかってるの?」
「断る、そう言ったのだ」
「な・・・何故だ星君っ!?
二軍というのが気に入らないのか
それでも君にとってはいい話だと思うが・・・」
「わしの情熱は飛雄馬一人を育てる事で燃え尽きましたわい
わしの役目はもう終了しました
よって他の選手を育てる気力はありません」
後にこれが大嘘と判明するのだが・・・
「燃え尽きた?
そんな事は絶対ないっ、この川上の目に狂いはないはずだが」
「川上さん・・・アンタわしの性格を知っておるはずだ
一度決めた事をひるがえす事などあり得ない」
「そうか・・・残念だ」
もはやさすがの川上監督も断念するしかない
「うっ・・・うるさいっ
ド〇タド〇タと言うなっ
母さんならこんな時でしゃばらなかったぞ」
『なっ・・・なんなのこの頑固オヤジ、、、、
前からおかしいと思ってたけど・・・・』
「じゃわしはこれで帰ります」
「す・・・すみません、わざわざ来ていただいたのに」
「あたしは、お父さんが巨人のコーチになったら自慢できるとか
生活が楽になるから言ってるんじゃないの!」
「お父さんは・・・飛雄馬を見捨ててしまった・・・
それが許せないのよ」
会ってもただ怒るだけ
怒鳴り散らすだけ・・・以前もそうだったけど
もっと愛情があった気がするわ」
「今のお父さんは、自分が一番嫌ってた口先だけの
人間になってしまったわ」
「うへっ、アッコちゃん怒ると怖い、、、」
「いや、今までよく我慢してたよ・・・」
「お父さん、川上さんにはまだマンション決まってないと
言ったけど、本当は飛雄馬から連絡があって
赤坂の方に良いマンション見つけたと言ってきたの」
「それでもまだ行くかどうか決めかねてたけど、今
やっと決心がつきました!」
「これから運送屋さんに連絡してきます」
「ア・・・アッコちゃん、マジかよ。。。。」
「みなさん、長い間お世話になりました
あんな父ですけど、どうかよろしくお願いします」
『大リーグボール養成キブスも置いて行きおった・・・』
それもいらんし
「この家もひとつの時代が終わったわい・・・・
これからは新しい時代が来るのだ」
『明子、飛雄馬、お前ら絶対ゆるさんっっっ
いつまでも穏やかな日が続くと思うなよ』
『雨が降らなければ、わしが大嵐となってお前らの前に
立ちはだかり、親が飛ばされるか子が飛ばされるか
血みどろの時代がやってくるのじゃあ』
なんなんだこの親父。。。。
巨人の星(雄飛編)第95話「手さぐりの青春」
につづく
さて、今年もオープン戦いつもより早く始まりましたが
ドラフトで一番に狙った選手ハズしまくり
勝ち頭のドスコイはメジャー流出
FAも全滅、補強は外国人のみと心配された
2020年原巨人ですが、なんか思ったより良いスタートですな
ナカジが妙に好調ですし、今日は亀ちゃんがホームラン
育成のモタが頭角表してますし、新外国人パーラーや
ビエイラもまずまず、少しは期待していいのかな(苦笑)
そういや菅野フォームかなり変わったよね