巨人の星(雄飛編)第90話「ロボット対人形①-1」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

日米野球で来日したセントルイス・カージナルスは
第一戦で巨人と対決

 

巨人先発の飛雄馬は大リーグボールを駆使して
カージナルスを封じ込めるが、あわや完全試合達成かと
思われた時にカージナルスは代打にオズマを起用

 

オズマは幼いころから野球の英才教育を叩きこまれた
野球ロボットだった

 

飛雄馬は大リーグボールを一時は破られながらも
なんとかオズマを抑えたが、その直後精神的疲労で
倒れてしまう

 


というわけで、今回は巨人の星雄飛編
第90話「ロボット対人形」というエピソードです

 


試合は何故か9回表のカージナルスの攻撃終了と
同時に引き分けで終了
その直後にぶっ倒れた飛雄馬

 


その様子はテレビでも映されていた
「お・・・お父さんっ飛雄馬がガーン

 


「うむ、2人とも死力を尽くした良い対決だったぞ
これぞまさしく野球一筋の男の勝負!感動したわい真顔
「な・・・何言ってるのお父さんっ
飛雄馬が倒れたのよ
汗

 


「もういいわ、あたしちょっと行ってくる」
立ちあがる明子ねーちゃん

 


「おいっ、どこに行こうと

いうのだ!?」

 


「決まってるでしょ!飛雄馬のいる病院よビックリマーク

 


「やめとけ、お前が行ったらあいつお前に甘えて
腑抜けになるだけだ」

「お・・・お父さん、こんな時に何言ってるのむかっ

 


「お前が行かなくても、医者がなんとかしてくれるわい」

 


「お父さんはどうしても飛雄馬をオズマと同じ
操り人形にしたいのね・・・ショボーン

 


「飛雄馬も人間なのよ!
お父さんのオモチャじゃないわ」

 


「くだらん事を言うなバカモノっムキー

 


「操り人形ならそれでもかまわんだろ
野球にそれだけ真剣だという事だ!
美しい男の生き様じゃないか」

 


「お父さん・・・・それ本気で言ってるの?」

 


「くどいっ!
飛雄馬はただ野球のためだけに生きとればいいんじゃ
わしの言う通りになニヤリ

 


「ひ・・・酷いわお父さんっ!
飛雄馬・・・力のないあたしを許してちょうだい照れあせる
今はまだこのクソ親父に刃向う勇気が完全ではない
明子ねーちゃんだった・・・

 


その頃病院に搬送された飛雄馬
まだ意識は戻らないらしい
ただ疲れて寝てるだけという説もあるが・・・

 


「ああ、伴くん!
どうなの星君の容体は・・・」
「って言うか、なんで急に倒れちゃったの?」
病院に駆け付けたマスゴミが伴を質問攻めにする

 


「ね・・・ねえ伴君答えてよ~」
「もしかしてなんか悪い病気とか・・・・」

 


「あんたらなぁ・・・・・ま・・まあ好きに書い
ちょればいいわ・・・
実のところわしにもどうなっちょるかようわからん!」

 


「ただひとつ言えるのは、星が元気になった頃には
カージナルスもオズマも、もう帰っちょるという現実だけじゃ」

 


さて、そのカージナルス
飛雄馬の大リーグボールには苦戦したものの、その後は
実力を発揮

 


日米野球初期の頃みたいにダブルスコアで
負ける事こそ少なくなったものの

 


やはりパワーやスピード、細かい技術等は
かなりの差があったようで・・・

 


実際の結果は18戦やって日本は5勝13敗0分

 


打者でОN、投手で江夏堀内等を擁しながらも
結局は惨敗で終ってしまった、、、えーん

 


しかし飛雄馬、ただ疲労で気絶しただけなのに
3週間近くも入院って、現実なら大きな故障してるんじゃ
ないかとか、勘ぐられてもおかしくない状況だよね

 


まあ病室でも毎日寝てる状態
ちなみにこの看護師は、後に飛雄馬が憧れる
美奈さんじゃありません

 


「なんだよ・・・日本負けてばかりじゃないか・・・汗
やっぱ俺がいないと勝てないんだなぼけー

 


そんな中、オズマの生い立ちを書いた記事を見つける

 


『8歳の頃からカージナルスに引き取られ、野球の
英才教育を叩きこまれた・・・・ガーン

 


飛雄馬、ここで初めてオズマの過去を知る

 


「野球以外何も教えられず、ただ毎日が野球漬け
・・・・・か」

 


「なんだか俺によく似てるぜ、、、、、
もしこの事を試合前に聞かされていたら・・・・」

 


「俺はあいつに同情して真剣になれず
バット飛ばしにやられてたかもしれないな。。。。」

 


「やあ星君、調子はどうかね?」
「はい、もうすっかり元気になりましたよ」

 


「ほほう、オズマ選手の記事を読んどるのか」
「は・・・はい」

 


「強敵でしたが、それだからこそ試合が終わったら
好敵手、昨日の敵は今日の友です
できれば一度会って話してみたいですね」
この時の飛雄馬はまだオズマの性格を知らなかった

 


そこに雑誌の記者という2人組がやってくる
「オズマ選手に会いたいって今言ったよね?」

 


「さあどうぞ!」
なんとオズマを連れてきやがった、、、

 


「あっ、オ・・・オズマ選手滝汗
このサプライズに驚く飛雄馬

 


カージナルスが帰国する前に、飛雄馬とオズマの
対談を記事にしたいと企画してやって来たようだ

 


「バット飛ばしとか過激な戦法してきたのに
こころよく会いたいって、さすがスポーツマンだよね」
「いや、グラウンド離れたら勝負の事は関係ないですから」

 


ここでオズマとの握手を要求される飛雄馬

 


「え・・・改まって握手とか、ちょっとテレますねデレデレ

 


たがそんな飛雄馬の浮かれ気分はオズマの
冷たい態度と言葉が叩き潰す
いきなり飛雄馬との握手を拒否したオズマ

 


「ヘイ、ヒュウマ・ホシ!
お前はたまたま勝負に1度勝っただけのクソ野郎の癖に
好敵手とか昨日の敵は今日の友とか笑わせるぜ
お前も野球ロボットじゃないか、何イッチョ前に
人間みたいな事言いやがる
真顔

 


えっ・・・お前、日本語おかしいぞ・・・・
まだ日本語勉強したてとかか、、、、
いや、それよりお前も野球ロボットって?
野球ロボットはお前の事じゃないか汗
唖然とする飛雄馬だった

巨人の星(雄飛編)第90話「ロボット対人形①-2」
につづく