巨人の星(雄飛編)第88話「野球ロボット・オズマ②-1」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

1968年米ナショナル・リーグの覇者
セントルイス・カージナルスが来日

 

日米試合の初戦は巨人との試合となった
最初は余裕を見せていたカージナルスだが
巨人先発飛雄馬は、大リーグボール1号で
カージナルスをノーヒットに抑える

 

さすがのカージナルスも追い詰められ、代打に
アームストロング・オズマという長身の黒人若手
選手を起用

 

飛雄馬がずっと感じていた鋭い視線の主は
このオズマだと気付く



これはまだ少年だった頃のオズマ
スーパーでパンをひったくる

 


しかしすぐに店主に見つかってしまう
「×××××め、ここはお前が来るとこじゃないっ
ゴーホームだ!」
今なら抗議殺到しそうな差別用語滝汗

 


隙を見て逃げ出すオズマ少年
「マテー!だれかそいつを捕まえてくれー」

 


目の前にいた白人男性の頭を、人間離れした
跳躍力で飛び越す

 


「オ~アンビリーバボーポーン
驚く白人男性

 


「この子だ!ついに見つけたぞニヤリ

 


オズマ少年の後を追う

 


だがオズマ少年、高さ4メートルはありそうな塀を
ジャンプで飛び越えた

 


「うむむ、凄いぞ!
これは必ずモノになる」

 


バサッ!
積み上げられる札束だが、よく見るとみんな1ドル札
一束が100ドルとして500ドルくらいか
当時は1ドル360円だったが、それでも日本円で
18万程度

 


この2人はオズマの両親である

 


差し出される契約書

 


このおっさん、実はカージナルスのスカウトで
優秀な黒人少年を集めていた
街でオズマを見かけ、身元を突きとめて家にやって来たのだ

 


おっさん、内ポケットからペンを取り出すと

 


契約書へのサインを求める

 


この間の台詞はないが、要は「おたくのオズマ君を
売ってくれ」
と言ってるのである
ここまで来ると契約書というよりは、人身売買の
同意書だな

 


親父、目先の金に目がくらんでついに書類にサイン

 


そして強制的に連れて行かれるオズマ少年

 


オズマはその日から連日野球選手になるための
訓練を強いられる

 


なんだかタイガーマスクの虎の穴みたいだ

 


この電流必要なのか・・・・・汗
腹筋1000回やらされて、「明日から1500だ」とか
言われてるし

 


更にクイズ方式で野球のルールも叩きこまれる
学校とかは行かされてないっぽい

 


なんじゃこのマシンは・・・・

 


選球眼を鍛える訓練らしいが、よくわからん
バットが何かの装置とつながってるようだが
何故かそれで、オズマの眼球の動き(?)
測ってるようだ

 


更にわからんのがこれ

 


目の前の銃みたいなのが火を吹くと

 


飛び出したボールをマジックハンドがキャッチ
このマジックハンドはオズマの脳波と連動して
恐怖を感じるとマジッハンドがボールを掴むらしいが
何のためにやってるんだこれ・・・・!?

 


こうして野球ロボットオズマが出来上がって行く

 


最後の卒検がこのサイコショックとかいう
謎の試験

 


この訓練施設にどこから情報を得たのか
オズマの母親がやって来た

 


それに気付いたオズマ
「ティーチャー!ティーチャー!!
ママが来てるんだ、ちょっと中断してくれないか?」

 


「バカか、今走るの止めたらお前死ぬぞ
え・・・・・・死ぬの?

 


「ちょっとだけでいいんだ、後でまたやり直すから・・・」

 


「ふざけてんのかお前!
お前にいくらの金がかかってるのか知ってんのか
お前の体はカージナルスが買ったんだ
勝手な真似は許さん」

 


これ当時カージナルスの関係者が見てたら
訴えられるぞ、、、、笑い泣き

 


この母親、どうやら親父が死んだ事を知らせに来たようだ

 


だがガン無視のオズマ

 


『許してくれママ、俺にはもうこの生き方しか・・・
野球しかないんだ・・・そもそも俺を売ったの
あんたらじゃないかぁぁぁえーん

 


『あの時の涙が、人間オズマ最後の

涙だった・・・
今の俺は野球ロボットオズマだ!
ゴーホームと言われて帰れるか
真顔

巨人の星(雄飛編)第88話「野球ロボット・オズマ②-2」
につづく