巨人の星(雄飛編)第79話「オールスターのできごと②」 | 野球侍SAKIのブログ

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飛雄馬が出場できなかったオールスターが始まった

 

飛雄馬は、出場する選手たちを羨望の目で見つめながら
解説者として実況席に呼ばれる

 

ここで花形にアクシデントが起きる
開会式の時の風船飛ばしの際、紐が手に絡みついて
花形ひとりが飛ばす事ができない

 

だがこのアクシデントで花形は、打倒大リーグボールの
ヒントを得た

 

花形がオールスターを途中で投げ出し、帰ったと聞き
飛雄馬は嫌な予感を覚えた
そして一徹もまた、同じ事を感じていた

 


一徹から、飛雄馬の大リーグボール誕生のきっかけは
禅寺ではないと指摘された記者たち
「ではいつ大リーグボールを思いついたというのです!?
と一徹に質問する

 


春の台湾キャンプです
ノーコンの危険球投手と思われた頃の・・・・」

 


それは禅寺の一件より3ヶ月も前
柴田に投じたこの一球だったという

 


「この時は偶然の出来事だったが、飛雄馬の脳裏には
これが深く刻まれた」と指摘する
っていうか、一徹親父
どこでその情報を手に入れた!?

 


「禅寺での事は、ただの

呼び水にすぎん」
という一徹

 


「なるほど、大リーグボール誕生のきっかけは
禅寺ではない・・・・っと、こりゃ特ダネだデレデレ

 


「わしが言ってるのはその事ではないっっっムカムカ

 


まあ要するに一瞬一瞬を全力で生きてるから
花形も風船事件という他愛もない事から
大リーグボール打倒のヒントを得た
と言いたいらしい(回りくど
あせる)

 


そして「このヒントを元に、花形は
打倒大リーグボールを必ず実現するだろう」と
予言する

 


「ちょ・・・ちょっと!
なんかまるで息子さんが打たれるの楽しみに
してるようにしか聞こえませんが・・・滝汗

 


おおいに結構だ!
人間が人間の限界を突破するとこをわしは見たいのだ
息子や他人など、どうでもいい!

 


この言葉に唖然とする記者たち
漸くこいつらも星一徹とうおっさんがどういう男か
見えてきたようだ

 


「しかし恐ろしい男よ・・・・・汗
必ず飛雄馬の終生のライバルとなろう」

 


「花形満!」
最後は花形を褒めちぎる一徹親父
まあ将来の義理の息子だからね

 


そしてオールスター戦に場面は戻り
まだ2回表か・・・・と思ったら、なんとこれ
2戦目らしい

 


また飛雄馬が解説者として呼ばれるが、実況アナから
「また昨日みたいに途中からずっと無言はやめてくださいね」
と注意される

 


と言ってる間にセ・リーグが3点を先取

 


なおもチャンスに川上監督ここで代打に
花形を起用

 


スーパールーキーの登場にスタンドも湧く

 


中にはアンチも約1名いるようだが(笑)
しかし速水、わざわざスタンドで観戦かよ
なんか自分がオールスターに出られなかったのは
花形のせいと八つ当たりしてるらしい

 


だが打席の花形
なぜかいつものオーラがないガーン

 


この異変に飛雄馬が真っ先に気付く
『昨日途中で帰ったのはガチで病気だったのか?』

 


花形、甘い球を弾き返すも
平凡なレフトフライに終わってしまう

 


「う・・・嘘だろ、、、、
あんなド甘の球だったのにびっくり

 


打った瞬間「ホームランだ!」と絶叫した飛雄馬を
「ちゃうやんw」と笑う実況アナ

 


『今のがホームランにならないのは絶対おかしい』
疑問に思う飛雄馬

 


『これは、何かある・・・・・汗

 


放り出された花形のバット
「おい、それはよ片づけろや」とボヤくノムさんwww

 


花形のバット回収に来たのは、小学生くらいの
ガキンチョボールボーイだ
声は野沢雅子さん

 


と、グリップが血まみれなのに気付く

 


それに気付いた花形

 


慌ててベンチから飛び出す

 


これを見た速水
目ざとく「これはただ事じゃないぞ」と感づく

 


花形強引にガキンチョボールボーイから
バットをひったくる

 


「は・・・花形さん、そのバットに血が・・・」
「シッ!何も見なかった事にしてくれ!」

 


「せめて大リーグボールを打ち込む日まで・・・」
おい花形、それじゃ「僕は大リーグボール打倒の
猛特訓してます」
と言ってるようなもんじゃないか(^o^;)

 


ちなみに原作での花形は口を滑らせた事を後悔している

 


ガキンチョは花形のファンらしく
「絶対言わないと約束」

 


「そうか、ありがとう」
この時は口止め料なしの花形

 


試合はオールセントラルが圧勝した

 


あのボールボーイが帰ろうとしたところ・・・

 


ぐわしっ!

 


「へっへっへっへ、俺の顔は知ってるよな?」

 


「きょ・・・巨人の速水選手・・・」

 


「そうだ、巨人のスーパースター速水だよ
ね、坊や・・・俺のサイン欲しくねえか?」

 


「おおっと、ただとはいかないな」

 


「なぁ、さっき花形のバット見て何があった?
そいつを教えちゃくれねえか」
完全に怪しいおっさんである

 


「えっ!?
そっ・・・・それは・・・あせる

 


「隠す事はないだろ、な
話してくれよニヤニヤ

 


「ぼ・・・僕なにも知りません!」

 


「ウソつけ!
花形のバットに何があった!!
言えっっっっムキー
脅しに回る速水

 


「おい、坊や!」
花形が声を掛ける

 


「は・・・花形しゃん」
『チッ、余計な時に・・・・』

 


「ほら、これあげるよ」

 


「あっ、花形しゃんのサインボール」
出た、口止め料

 


「ありがとう花形しゃん
あの事は絶対しゃべりません」
「うん」

 


花形「よう速水君じゃないか、この間は失礼したな」
速水「こ・・・この間?」

 


「貴様がやったあのインチキプレーの事か、この野郎ムキーッ

 


「あれしきの事で姑息なマネやめたまえよ」

 


「うっ・・・うるせー!」

 


「じゃ、失礼するよ」
ブロロロロローーーーーーーン

 


ハンドルを握る花形の手から血が噴きだす

 


『クソ・・・また痛みが、、、、
事故りそうだ・・・・しかし今に見てろよ星っっっ』

 


なんと速水、タクシー拾って花形を尾行

 


『花形ぁ、俺は執念深いんだよぉぉぉ
絶対貴様の秘密を暴いてやるぜニヤリ

 


速水の執念はつづくのであった

巨人の星(雄飛編)第80話「魔の鉄バット」
につづく