巨人の星(雄飛編)第55話「王・長嶋への挑戦①」 | 野球侍SAKIのブログ

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巨人の寮に入る事になった飛雄馬だが、入寮
一日目からプロの世界の厳しさを思い知らされる
和気藹藹な甘い世界ではなく、一人一人が
一軍昇格を賭ける弱肉強食の世界
飛雄馬もさすがにその状況を手紙で伴に
書き綴るのであった

 


今回は第55話「王・長嶋への挑戦」
そのサブタイトル通り、飛雄馬が王さん長嶋さんと
勝負します!

 


入寮初日からのシゴキに疲れ果て
伴に手紙を書いてる最中に寝てしまった飛雄馬

 


気が付くと朝になっており、ランニングシャツ1枚で
肩を冷やしたのではないかと肝を冷やす飛雄馬
だったが、何故か毛布が掛けられていた

 


見ると、同室の先輩らしき長身の選手が・・・

 


「あ、毛布掛けてくれたの先輩ですか?」

 


「ああ、ベッドまで運んでやりたかったんだが
俺も疲れててね・・・」

 


「すみません、挨拶が遅れて・・・・俺新人の
星飛雄馬です」

 


「ああ、そんな丁寧な挨拶はいいよ」

 


「俺は大内山左右太郎
左右に太郎でそうたろうだ!よろしくなビックリマーク

 


「ご覧の通り、俺はノッポでお前はチビ
チビデカコンビも悪かぁないな、はっはっは」

 


「さて、そろそろ朝飯に行くか」
「えっ、もうそんな時間なんですか!?
最初から起床時間も破っちゃったな、、、、汗

 


「起床時間なんてないよ!
一応朝食は8時からになっているが、就寝時間も
起床時間もここでは決まってない
朝食時間までに間に合うなら、何時に寝て何時に
起きようが自由さ」

 


「えっ、そうなんですか∑ヾ( ̄0 ̄;」

 


「ふふふ、最初はみんな驚くよ」

 


「朝食の後はグラウンドで練習、昼飯は弁当か
寮に戻って取って、またグラウンドで練習
夕食は6時で、その後は門限の10時までどこに行こうが
何をしようが自由なのさ」

 


「まあ俺も最初は驚いたけどね・・・」

 


「ただ自由というものほど怖いものはないと
後々思い知らされる( ̄_ ̄ i)」

 


「えっ!?それはどういう事ですか・・・」
「表を見ればわかるよ」

 


見ると寮の庭先では何人もの選手が自主練をしている

 


「ああっ∑(゚Д゚)」

 


「みんないつからやってるんだ・・・・滝汗

 


「早い選手はまだ薄暗いうちから始めてるよ
これでわかったろ、自由というのは自己管理能力が
試される・・・一から十まで誰かに言われて
やるようなやつはここではダメなんだよ」

 


「俺みたいにね・・・・」
「え、でも先輩は見たところ恵まれた体格してる
じゃないですか!」

 


「君はプロレスの
ジャイアント馬場さんを知ってるかい?」

 


「身長2メートル9センチ、体重135キロの
世界の巨人と言われたプロレス界では
超有名な選手だが・・・」

 


「あの人も元は巨人軍のピッチャーだった」

 


「しかし一軍出場はわずか3試合
7イニングを投げて、0勝1敗で終ってしまったショボーン

 


『あ・・・あのジャイアント馬場さんですら
通用しない世界なのか。。。。あせる
衝撃を受ける飛雄馬

 


ここでまた練習に出かけるのだが
これは、数日後の話なのかな・・・・?

 


速水は相変わらず荷物運びを独占w

 


「おおっ速水!よく頑張ってるな
雑用なんか何もしない新人もいるのによぉニヤリ
すっかり先輩選手に気に入られてる速水

 


「へっへっへ、何にもしない新人だってよ!
誰の事言ってるんだろうな
お偉い甲子園組さん
ニヒヒ

 


『ふざけんなよ速水むかっ
やらせろと言っても拒否、その反面
俺が風呂掃除してる時は顔すら出さないクセ
しやがって!』

 


『あいつは人目に付く仕事、俺は人目に付かない
仕事・・・これで差を付けられるなんて、、、ショック
理不尽さに憤る飛雄馬
このシーン見るとやはり入寮後何日か経ってるのか?

 


この日は逆立ちでグラウンド1周

 


逆立ちには慣れてる飛雄馬だったが、連日
人目に付かない雑用などやらされて、しかも
早いペースの逆立ち歩きで少々グロッキー気味、、、

 


そこに2台の車がやって来た

 


降りてきたのは、王さん長嶋さんと川上監督だ!!

 


『一軍選手は歩きだって父ちゃん言ってたのに・・・
まあ王さん長嶋さんは別格か・・・』

 


ONは日本シリーズに向けての調整のために
多摩川に来たらしい
二軍選手たちに、守備に着くよう号令がかかる

 


天下のONの練習お手伝いとあっては、二軍欄手
たちにも気合が入る

 


『王さん長嶋さんの前ならアピールするのに
絶好のチャンスというわけか・・・』

 


『まてよ・・・川上監督は俺に背番号16を
譲ってくれたんだ・・・もしかしてONの調子を
見ると同時に俺の様子も見に来てくれたんじゃあ・・・』

 


「ちょっとまて!俺にとってメチャクチャ有利な
展開じゃないかニヒヒ

 

『王さん長嶋さんは知らない間柄じゃない』

 

『長嶋さんには入団会見の時、ガキの俺は魔送球

投げちゃったし・・・』

 

『王さんとは早実時代に対決した事もあったな』

 

『よ・・・よし!

とりあえずは挨拶しておこう!!

 

「あ・・・あのぅ・・・ご無沙汰してます

星飛雄馬です・・・(*^o^*)」

 

しかしONに何の反応もなし、、、

 

聞こえなかったと思った飛雄馬

「し・・・新人の

星飛雄馬ですっ!

長嶋さん、王さん、

お久しぶりです爆  笑

 

長嶋・王「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「あ・・・・・あの、いつぞやは失礼しましたちゅー

 

「う~んどうでしょう、他の選手はいわゆるひとつの

みんな守備に着いてますよ~ええ!」

 

「危ないな君っ!

ナボナはお菓子のホームラン王だよむかっ

 

思わずしりもちをつく飛雄馬

 

「おい貴様っムキーッ

新人の分際で王さん長嶋さんと

口を聞ける立場だと

思ってるのかむかっむかっ

 

『くそ・・・俺と王さん長嶋さんは知らない

仲じゃないのにっっっ』

 

そこに川上監督

「おい、誰か王長嶋のバッティングピッチャー

やってくれんか?

コントロールに自信あるやつがいいな!」

 

『コントロールに自信だと・・・

俺じゃないか!!

 

「よ・・・よし

ここは俺が名乗り出るしかないメラメラ

 

「王さん、長嶋さんに

俺の成長を見せる

チャンスだぜ(`・ω・´)」

 

巨人の星(雄飛編)第55話「王・長嶋への挑戦②」

につづく