巨人の星(雄飛編)第54話「ゆけ、多摩川グラウンド①」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

ハワイ遠征に出発する高校選抜チームの伴の
見送りに空港まで来た飛雄馬
そこで花形は阪神入り希望を宣言
左門もまた大洋入り希望を宣言するのであった
共に飛雄馬へのライバル心の現れだった
これに飛雄馬も闘志を燃やす

 


今回は第54話「ゆけ、多摩川グラウンド」
いよいよ飛雄馬が巨人軍の寮に入ります(^▽^;)

 


冒頭はまず伴の手紙から始まる
ハワイに出発した高校選抜チームの面々

 


これ昔はよくあったんだよねえ(笑)
ハワイの空港に着くと、ハワイアンダンスの衣装着た
おねいちゃんがキスして、レイをかけてくれるやつ
今もやってんのかな?

 


相手は特に全米代表チームというわけでもなく
地元の高校選抜チームらしい
それだけにレベルは低目

 


花形

 


左門が打ちまくるのは当然として

 


伴までもが、ホームランを連発!

 


第1戦から大勝してるようだ

 


『打ちまくって、13-4で圧勝
その4点もお前がいれば、無得点に抑えたのは
間違いない』と書いてある

 


「ふふっ、伴のやつ随分ご機嫌じゃないかw」

 


「俺もいよいよ今日から巨人の寮に入るんだ
がんばるぜ!」

 


「飛雄馬、寮までお父さんがタクシーで
送ってくれるって」
「えっ、タクシー?父ちゃんが??」

 


飛雄馬の入寮に長屋の住民たちも見送りに・・・

 


「何をしておる、さっさと乗らんか!」
「は・・・はいあせる

 


「あの、お客さんもしかして巨人の選手ですか?
アタシ巨人の選手乗せるの初めてで、なんか
感激です(*^o^*)」

 


「あ、そりゃどーも♪
今日から巨人にお世話になる星飛雄馬です、でへへちゅー

 


「そうですか
よろしければサインをしていただけませんかね?」

 


「よせっ!」

 


突然一徹親父がストップをかける

 


「こいつはまだそんな事のできる
身分ではありません!」

 


『ちえっ、サインくらいしてやってもいいじゃ
ないか・・・えー

 


「運転手さん、ここで止めてくれ」

 


「えっ、でも巨人軍の寮はもう少し先ですよ」

 


「構わん、ちょっと用があるんでな
しばらくここで待っててくれ」

 


「飛雄馬、降りろ!」

 


「ど・・・どうしたんだよ、父ちゃん?」

 


「このT字路の、あっちが巨人の寮じゃ!」

 


遠くに見える巨人の寮

 


「あ・・・あれが巨人の寮か!
俺今日からあそこで暮らすんだな・・・」

 


「そしてこっちの道・・・・」

 


「この先がどこに続いとるかわかるか!?」

 


「多摩川グラウンドじゃ!
二軍選手は、寮から多摩川グラウンドまでを
バスで移動する」

 


「へえ・・・二軍はバスで移動か・・・・
それじゃあやっぱり一軍なら車かな・・・?」

 


「そう思うだろうが、違うっ!
一軍は歩くのだ!!」

 


「あ・・・歩く?」
「一軍は、多摩川での練習が終わると元の道を歩いて
引き換えし、遠くの駅まで行ってそこから後楽園まで
電車で移動する、それが巨人軍の決まりなのだ!!」
間違ってもベンツで移動とかダメらしい(苦笑)

 


「一軍は二軍より厳しい
だから、少しでも足腰を鍛えるために駅まで
歩きで移動するのだ」

ま、そんな事したら出待ちのファンとか追いかけて
きそうだけどね、、、汗

 


『そ・・・そうか、そうでなければ連覇できる
チームにはなれないんだ!』
うむ・・・今の巨人の選手に聞かせたい(^▽^;)

 


「わかったよ父ちゃん!
俺ここから歩いて寮までいくぜ!!」

 


「そうか・・・・
ならわしは何も言う事はないっ!!」

 


「じゃあな、父ちゃん!」

 


「へぇ~厳しいもんなんスね、、、、滝汗

 


「厳しいか・・・・しかしこんなのはまだまだ序の口
あいつもすぐにそれがイヤと言うほどわかるじゃろう」

 


『寮に着いたら、今日は俺の歓迎会でも
してくれるかな?』

 


ここから飛雄馬、妄想モード突入(^o^;)

 


「えーっ、みんな!
今日から我が巨人軍に入団する星飛雄馬君だ!!」

 


「ほ・・・星飛雄馬ですっ!
皆さん、よ・・・よろしくお願いします(*^▽^*)」


「というわけだ、仲良くしてやってくれ!」

 


「おいおい、堅苦しい挨拶なんかいらねーよw
そうだ、いっちょ歌でも歌えや(* ̄Oノ ̄*)」

 


「えっ、う・・・歌ですか。。。。
で・・・でも俺オンチなんですよ、、、、笑い泣き

 


「ははははっ、まとにかく頑張ってくれよ!
君は期待のホープなんだから!!」

 


『歌えと言われたら、スズメの学校でも
チイチイパッパでも何でも歌ってやるさ(^o^;)』

 


「ここが巨人の寮か・・・思っていたよりも
立派だな」

 


そこに二軍の選手たちが走って来る

 


「あ、先輩!
俺今日からお世話になる星・・・・・」

 


「え!?」

 


「どけぇ!この野郎っっっ!!」
「うわっ!」

 


いきなり突き飛ばされる飛雄馬

 


しかしそんなのは無視して走り続ける二軍選手たち

 


「あ・・・あの・・・俺・・・滝汗

 


「じゃまだ貴様っむかっ
とっととどけっ!」

 


ザッザッザッザッザッ

 


行ってしまった二軍選手たち、、、、

 


「な・・・なんだありゃ・・・・ガーン

 


「まさかこれが巨人軍の新人歓迎の挨拶なのか?」

 


『飛雄馬のやつ、今頃戸惑っとるだろうな』

 


『だが、本当の地獄のはじまりはこれからだ!』

 


『わしは、知っとる・・・・
多摩川のあの地獄を・・・・』

 


突然バスに乗りはじめる二軍選手たち

 


「あ・・・あのぅ、皆さんどこへ?
俺の歓迎会は別の会場ですか・・・・」

 


「アホか、お前!
これから多摩川で練習に決まっとるだろうがむかっ
この当時の背番号75って白石勝巳ヘッドコーチだぞ。。。

 


「ああっ、ま・・・待ってくださいあせる

 


置き去りにされそうになる飛雄馬

 


ようやくバスに乗り込むと・・・・

 


座席には誰も座らない

 


「あ・・・あのぅ先輩・・・・
どうして誰も席に座らないんですか?」

 


「座りたいなら勝手に座れ!」
この背番号47は、宇佐美敏晴さんか?
堀内さんと同期のピッチャーなんだよね

 


「座れと言われても、先輩たちを差し置いて
座るわけには・・・」

 


「うわっ!」

 


「貴様っ、俺たちの練習の

じゃまをするな!」

 


「新米は椅子に座ってろ、ボケムキーッ

 


座席に突き飛ばされる飛雄馬

 


「ふっふっふっふ・・・座れと言われたんだから
さっさと座れよ、星君」

 


「は・・・速水っ!」
どうやら速水は一足早く入寮してたらしい

 


「どうして皆さん椅子に座らないか・・・・
先輩たちの足元見てみろよ」

 


「あっ、つま先立ち!」

 


「このバスでは、先輩が立って新米は仕方なく
座るしかないんだよ」

 


つま先立ちの練習の権利は先輩たちにある
ということさ!」

 


『そうか・・・・これがプロなんだびっくり

 


ようやく高校野球とは違うプロの厳しさの
一端を思い知らされた飛雄馬だった

巨人の星(雄飛編)第54話「ゆけ、多摩川グラウンド②」
につづく